何処にでも居る女の子、それはここじゃ通用しないらしいよ。   作:紫艶

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気がついたらいたんだもん、普通びっくりしますよねぇ。これで驚かない人ってどうなんだろ

普通ってなんでしょうか。

そう思うこと、度々あると思います。

でもね、そんな人たちでも言える、僕が住む世界は明らかに「普通じゃない」と。

でもね、今の世代これが普通なんですよ。困ったもんですよねぇ。

僕は普通の女の子、非否夜朝(ひび よあさ)。

 

 

………、前世持ちの、転生者なんだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ずはじめに一言、痛かった。 

何が痛いのかって言うと、実は僕にも分からないのです。気づいたら言葉の通り宙に飛んでて、頭を強打して、意識はフェードアウト、起きたら知らない世界だったんですよ。

嫌、確実に知らないとは言い切れませんが少なくとも小さい僕は戸惑いました。

一日くらい。幸いこの体がまだまともに口を聞ける状態じゃなかった事に感謝し、丸一日悩んだ気がします。数年前なんて覚えてませんよ。

1週間くらい黙って考え事してると流石に近くの大人…恐らく僕の母だと思われる人に心配されたので、とにかくなんとかなると割り切って(割り切ったつもりで)初めて口を聞かせました。あのときの母の喜びようは……

うん、すっかり忘れてますね。

 

そこは先ず(良くないけど)良いとして、問題はここからです。記憶がはっきりしてるのは幼稚園だか保育園のあたり。長らく忘れていた前世の記憶?のようなものもあって僕は礼儀正しい(と思われる)生活をしていた頃、どーっかで聞いたことあるなーって言う名字。名前を聞きました。

ばくごうくん。

喋ったことはないけれどかなり怖そうだった。ガキ大将とはまさにこのこと。怖いから関わらないようにしようと思ったんだけどね。ばくごうなんて名字滅多にないもんだからさ、あれっ、もしかしてここという嫌な予感を感じたらね、当時仲良しだった子がねぇ、笑顔で「こせー!こせー!」と叫んでいたんですよ。

 

 

そこで僕は確信した、

 

ここヒロアカの世界だぁい、と。

 

おかしいと思ったよ、鶏みたいなはねつけて空をパタパタしてる幼児なんて。

その後一日くらいずっと自室に閉じこもってた。

 

「げんちゃくみとけばよかたぁ………(原作見とけば良かった)」って。

 

 

 

 

 

 

 

まぁそんなこともあって。僕、非否夜朝は今受験シーズン真っ只中の中3です★

因みに前世でお陀仏した年齢教えてやろう。14だ。

どっかのトリップ小説みたいに大学生が車にはねられたりした訳じゃないからねぇ。受験シーズン入る手前でお亡くなりあそばせたからねぇ!!!良くも悪くもない点数が物語っているお、「お主は落ちる、諦めるんだぁい」と……

せめてっ!せめて記念でもいいから雄英受けてみたいっ!!落ちるの承知でヒーロー課行きたいっ!だって普通の授業ばっかりじゃつまんないもーん。前世にわか女子の俺でも主人公の近くにいればなんか起こるってしってるもーん!!!!まぁすべての高校に受かることを前提とした勉強は死ぬ気でやるけどな。

死亡書…オット間違えた、志望書にも独特の丸字で雄英って書いたからもうこりゃ頑張るしかないよね。

 

幼稚園(だっけ保育園だっけ)でヒロアカ発覚して以来一度も喋ったことのない爆豪さんも受けるみたいだし、何かのはずみで衝突しないよう心がけながら行っちゃいましょう。

 

 

 

 

 

彼女は知らなかった、後にこれが大きな間違いとなることを…

 

「フラグ立てるのやめてくれます?」

 

 

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