転生魔女さんの日常   作:やーなん

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案内について

 

 

 時刻表の時間通り、その日も電車はホームへと辿り着く。

 世間は夏休みであり、時刻も昼頃であるからか中から出てくる乗客は疎らだった。

 彼らは真夏の陽光と熱気に顔をしかめつつ、日陰へと足早に進む。

 ニュースでは今日も全国的に酷暑であると伝えていた。

 

 他の乗客たちからワンテンポ遅れて、この暑さの中に黒衣がホームに躍り出る。

 すらりとしたフォーマルな黒いイブニングドレスを身に纏った魔女だった。

 普段着として使えるスカートの丈が短めの代物で、正装と言うよりワンピースに近かった。

 

 彼女が普段よりオシャレをして実家から地元へと戻ってきたのは、勿論理由があった。

 

「お久しぶりでございます。

 そして、お帰りなさいませ──偉大なるグロースムッター(おばあさま)

 出迎えを頼んだわけでもないのに、駅の出入り口には彼女の待ち人がいた。

 魔女と同じように黒衣の女だった。目深にフードを被った彼女は、深々と魔女に頭を下げた。

 

「探させたかしら」

「てっきり、領地に戻っているものかと」

「そう、悪いわね。あの人の子孫は?」

「隠れ里を作り細々と我らが秘伝を伝えています。

 まあ尤も、我ら亡き後は口伝も失われ、見るに堪えませぬが」

「ふーん、まあしょうがないわ。私たち抜きでよくあの苛烈な時代を耐え抜けたと褒めるべきでしょう」

 二人の魔女の間に、挨拶など必要なかった。

 まるで死別と再会など、とっくに何度も繰り返しているとでも言うように。

 

「それよりあなた、私のお気に入りにちょっかい掛けたわね」

「ひっひっひ、私は貴女様に相応しいか、確かめようとしただけでございます」

 咎めるような魔女の追及に、悪びれもせずフードから覗く口元に女は笑みを深める。

 

「…………私の子供の頃、お母さんが再婚しようって男を連れてきたことが有るのよ」

「はぁ」

「水商売の女に近づく男なんて大抵が碌な男じゃないわ。

 だから私はその時に持てる手を使ってそいつを追い払った。

 ……あの時のお母さんもこんな気持ちだったのかもしれないわね」

 前髪をかき上げ、ばつが悪そうに魔女はそんなことを言った。

 もっとちゃんと話し合えばよかったかしら、とぼやく程だった。

 

「でも、そいつはどちらにせよダメだった」

「左様ですか。男の趣味の悪い貴女様がダメとはどんな男か一度見ておきたかったですね」

「わかってるくせに。

 そいつはお母さんを殴った。嫌いなのよ、暴力を振るう男って」

 憂いを帯びてどこかを見つめる魔女の姿を見て、もうひとりの魔女は小さく笑い声を漏らした。

 

 彼女は知っていた。この偉大なる魔女が取り入る相手はいろいろと最悪な相手ばかりなのは、後腐れなく財産を奪う為だ。

 それでも多少は割り切れない感情があるのか、時折相手に助言をすることもあった。

 ──そう、男尊女卑が当たり前の時代に。

 

 男の仕事に女が口を出すな、なんて怒鳴られるのはまだマシな方で、相手の手が出ることなんて毎度のごとくだった。彼女はそこそこの地位を持つ相手を選ぶので、無能なくせに仕事にプライドの有る者ばかりだったのも理由として大きい。

 ……そして、そんな相手の寿命こそ短かった。多くが毒殺と言う歴史の闇に消えた。

 

 例外は、それこそ一人しか記憶にないほどだった。

 

「あの坊やが、おじい様と似通ってるとは思えませんが」

「前にも言ったわよね。私の交友関係に口を出すな、って」

「これはこれは。失礼いたしました。ひひひ」

 偉大なる祖先にして師に睨まれ、女は肩を竦めた。

 

「それでは、わざわざご足労戴きどのような指図を?」

 永い時を同じくした二人に、偶然という言葉は無い。

 彼女にとって待っていればいずれ会える相手がわざわざ出向いてきたことには、必ず理由があるはずだった。

 それは勿論、彼女の“イタズラ”を咎める為ではない。両者の師弟関係は、そこまで気安くはない。

 

「まずは、場所を移しましょうか。

 イヴは覚えているわね、彼女の事よ」

「わかりました」

 それだけで人には聞かせられない話だと悟った女は、静かに頷いた。

 

「ところで、わざわざオシャレをしてその後あの坊やでも誘うのですか?」

 そしてわざとらしく悪戯っぽく問うと、一瞥だけが返ってきたので、彼女は含み笑いを浮かべるのだった。

 

 

 

 §§§

 

 

「それでさー、道端で会っていろいろ聞かれちゃったんだよね」

 スマホをぽちぽちと指でソシャゲをしている真冬がそんなことを口にする。

 

「あれでしょ、こないだ春美ちゃんたちの前に出てきた魔女さんもどきみたいな人」

「そうそう。あの人、前世じゃ魔女さんとは一言では表せない関係らしくてさ、今生で魔女さんがどんな生活とかしてるのか、教えてくれって言われちゃってさ。

 私も魔女さんの身内みたいだから多少は良いかなって」

「そういうの、良くないよ」

「わ、わかってるけどさ、お守りとかくれちゃって……」

「まったく」

 千秋に注意されて気まずそうにする真冬だったが、彼女はこんなことを言った。

 

「でも彼氏がいるって言ったら、興味津々で聞いてくるんだよ? 

 他人の恋バナほど面白い話はないでしょ?」

「あんた、魔女さんに呪われても知らないよ」

「や、やめてよー、そんなこと」

 涙目になる真冬に千秋は今度こそ呆れたように溜息を吐く。

 

「ああ、でも、魔女さんが普段どんな喋り方をするのかとかまで聞いてきてさ、そこまで聞くかなって思ったけど」

「これはあれだね。友好的に接しておいて実は敵だってパターン。

 悪の組織の悪役が正義の味方の弱点を探るって展開に違いないね」

「夏芽ちゃん、また病気が再発したの?」

「とっくに卒業してるっての!!」

 他の面々はダラダラしてるのに、一人だけ宿題を進めている夏芽が言い返す。

 

「一応聞いておくけど、真冬ちゃん、変な事されなかった?」

「うん、特には」

「まあ何かされてても気づけないと思うけど。

 あの人、もしかしたら師匠に並ぶ腕前かもしれないし」

「え、ホント!?」

 春美の言葉に、真冬は素で聞き返した。

 

「少なくとも、私じゃ相手にならない」

「あ、やっぱりすごい人なんだ」

「うん、多分前世は師匠の一番弟子だと思う。悔しいけど」

 などと硬い表情で春美は言うものだから、他の面々は本当に悔しいんだな、と察した。

 

「よし、それだけすごい人から貰ったこのお守りなら、ガチャで最高レアを引き当ててくれるはず!!」

 そして空気を換える為に真冬がそんなことを言い出す。

 彼女が手にしているのは、見慣れた植物の押し花だった。

 

「それ、ミント?」

 押し花と言うより、押し葉としか言えないそのお守りに千秋は首を傾げた。

 

「まあハッカだね、私も馴染み深いハーブとしてよく使うよ。

 昔のドイツじゃ、産婆さんも魔除けに使ってたから特に」

 そう言うだけあって、ハッカを扱う魔術を春美は幾つも知っている。

 それくらいハッカはポピュラーなアイテムだった。

 

「あ……」

「ほら、魔除けのお守りなんだから幸運が来るわけないでしょ」

 真冬があまりにも気の抜けた声を出すものだから勘違いした夏芽が彼女をからかったのだが。

 

「いや違う、来ちゃった……最高レア」

「うっそぉ」

 思わず彼女が真冬のスマホ画面を覗き込むと、そこには最高レアの演出と共に“New”の文字が。出るキャラが被ったというオチでもなかった。

 

「わッ、しかもドロテア夫人だ!! ピックアップ仕事した!!」

 ラッキーだと、にんまりと笑う真冬。

 

「誰よそれ」

 自分が宿題をしているのに目の前でゲームをされて面白くないのか、夏芽が不貞腐れたようにそう言った。

 

「世界史の教科書に……は載ってないか。

 神聖ローマ帝国時代のドイツ王国の伯爵夫人だよ」

「しらなーい」

「まあ、私もこのゲームに出てくるまで知らなかったけど」

 真冬が遊んでいるのはスマホゲームの定番である歴史上の人物の名前や経歴やらを借りて集結する人気ゲームだった。

 男でもとりあえず女体化しとけば売れるだろ、と言わんばかりなソシャゲ界隈でストーリー重視の硬派さが受けているシリーズである。

 ドロテア夫人も例に漏れず歴史上の人物だった。

 

「いやぁ、まさか引けるなんてなぁ。

 イベントストーリーで好きになったキャラだから嬉しいな!!」

 と、まあ真冬はレアキャラを引けて大喜びだった。

 

「いやね、このドロテア夫人の夫がダメ人間でさ、イベントの敵キャラとして出てくるのにピンチになると事あるごとに妻に頼って窮地を脱するんだけどさ。

 まあ、このゲームも何年も続いているしプレイヤーの勢力はとんでもないことになってるから勝って当然みたいなシナリオだったんだけどね、ドロテアさんもいろいろと魔法でプレイヤー達を妨害してくるんだよ。それが厄介で厄介で。

 イベントのラスボスに幾度の作戦失敗の責任に追及された後、夫と一緒に出てきてようやく真っ向勝負になるんだけど、その時の会話がエモくてさ。

 なんでそんなダメ夫に付いて行くんだ、って主人公に聞かれたら、『彼が夫としての責任を果たそうとしている限り自分は裏切らない』、って恰好良いよねぇ。

 夫の方もキャラが立っててさ、俺は妻が居ないと何もできないのだって堂々と主人公たちに言っちゃうコミカルな人で」

「あー、はいはい、わかったから。夏芽の勉強の邪魔しない」

 興奮して早口でまくし立て始めた真冬を部屋の隅っこに持っていく千秋である。

 

「師匠もハマるならそっちのゲームにすれば良かったのに……」

 春美は楽しそうにしている真冬を見てそうぼやかずにはいられなかった。

 彼女らがやっているソシャゲは苦行として有名なのである。

 

「でも、ドイツ王国時代の人物に魔女キャラはどうなのよ」

 そして魔女の一人としてゲームのキャラ設定ににツッコミを入れる春美だった。

 

「このゲーム、日本じゃマイナーな人物が人気キャラになって史実の方も有名になるってことがよくあるんだけど、ドロテアさんってどうにも曰く付きの人物らしいよ。

 なんでもオカルトに傾倒してたとか、出自がハッキリしてないのに本妻になったとか、夫が出陣する度に敵軍が混乱したりとか」

「へぇー、それを反映して魔女キャラなんだ」

「ドイツは魔女の本場だしね!! いつか魔女さんにもいろいろと聞いてみたいなぁ」

 ウキウキしている真冬を見ていると、春美も面白くて小さく笑っていた。

 

 そんな風に夏休みの日常を謳歌している四人に、その終わりを告げる鐘の音がなった。

 

 

 ぴんぽーん、とインターホンの機械音が夏芽の家に鳴り響く。

 

「はーい」

 夏芽は一旦勉強の手を止めて、玄関に向かっていく。

 そして。

 

「お邪魔しまーす」

 夏芽は、来訪者と共に自室まで戻ってきた。

 

「望海、何か用なの?」

 来訪者の顔を見て、少し不機嫌になった春美が言った。

 しかし、当の望海は室内を見渡し、千秋に向けてこう言い放った。

 

「千秋さん、先日相談された件について報告を持ってきましたよ」

 彼女の言葉に、他の三人の視線が千秋に向く。

 

「なんで、わざわざここに来て言いに来るのよ」

 千秋が顔を背けてそう呟く。その表情からは、その話を他の面々に知られたくなかったと書いてあった。

 

「いえ、千秋さんの家にお伺いしたら、こちらに来ていると聞いたので。

 特段手間と言うほど離れていませんし足を運んだ次第です」

 そう言って、望海はバッグから資料を取り出す。

 

「こちらが宗教法人『輪廻の扉』の資料になります」

 僅かな躊躇いの後、千秋はそれを受け取った。

 

 

 …………

 …………

 ………………

 

 

「お母さんがね、変な宗教にハマっちゃったの」

 本当に心苦しそうに、吐き出すようにして千秋はテーブルに座る他の四人にそう言った。

 

「あー、それはつまり、悪質な宗教ってこと? 

 うちのパパとママに相談しようか?」

「ううん、待って。まだ悪質かどうかわからないの。

 特に変なモノとか買わされてる訳じゃないみたいだし、会費も年間で三千円くらいらしいし」

 心配そうに親身になって話しかける夏芽に、千秋は首を振って答えた。

 

「ほら、この間の天狗の一件で知り合った木次さんって居たでしょう? 

 あの人から話を聞いてみたんですよ、そしたらいろいろとお話を聞かせてもらえましたよ」

 件の宗教法人について望海も興味が合ったのか、にやにやとしながら調査結果を見せびらかし始めた。

 

「あの人と連絡とりあってたのかよ」

「まあ、いろいろと面白いお話を出来ましたよ。こっちも体験談とか話したりしましたし」

 楽しそうにしている望海を夏芽はあきれ顔で見ていた。

 

「聞いた限りだと、約五年ほど前に日本で設立した宗教団体のようですね。

 創始者兼教祖は本名不明で、異能者であることを公表しているようです。

 規模は全国に三十か所ほど支部があり、海外にも進出して爆発的に数を増やしているそうです。

 信者の数は公式には二十万人ほどだそうですが、今も増え続けているでしょうね。創設五年でこれは大したものですよ。

 それにカルト、と言うほどには反社会的ではないようです。活動も大人しい部類だそうで」

 それで面白いのが、とニコニコ顔の望海が次に話を進める。

 

「ここの教祖、自らを転生者であると名乗り、死後も来世に生まれ変わる方法について語り、それが教義となっていることですね」

「う、うさんくさー」

 耐えきれないと言わんばかりに、夏芽がそう口にした。

 

「ここに教団のパンフレットがあるんですが、大雑把に転生の仕組みについて解説してあるんですよ。見ますか?」

 四人の沈黙を肯定と受け取ったのか、望海はテーブルにパンフレットを広げた。

 そこにはデフォルメされた三つの荘厳な門が図示されており、矢印が二つ目の門まで開けて通っている。

 

「えーと、死後には三つの扉があり、生前の修業によって開けられる門の数が違う?」

「第一の門は愚者の門、修行を経ない人間はこの門を開けられない。

 第二の門は死の門、厳しい修行をした者が超えられる門。教義ではこの門を超えることを目的としている、と」

 真冬と春美がなぜか順番に読み上げ始めた。

 

「ちょっと、春美ちゃん!! ここ、この文章!!」

 速読していたのか、先の文章について読んでいた千秋が次に読まれる文章を指差した。

 

「第三の門は世界の門、神の国への扉であり、神の座に至る資格の有る者が開けられる扉。

 彼方よりこの世界に魔術を齎した神々はこの門を開けてこの世界の礎となった──ッ!?」

 その一文を読んだ春美は、夏芽たちと顔を見合わせる。

 

「これ、もしかして、前にあのカルトヤクザのところで春美ちゃんが聞いてきたって言う奴じゃ!!」

「どういうことです?」

「似たような話を、前に春美ちゃんが聞いたみたいなのよ」

 声を荒げる夏芽に疑問を向けた望海が、千秋の説明を受けてなるほどと頷く。

 

「教祖は魔術の類などは見せないらしいですが、これでハッキリしましたね。

 これはホンモノの異能者が設立した、魔術教団だ」

 望海はそのように断言した。それを否定する人間は、この場にはいない。

 

「実はこの教団、無作為に人を選んで別室で修行を課すらしいんですよ。

 怪しげな儀式でもしてるんですかねぇ!!」

 その怪しげな儀式でもしているかもしれない宗教にハマっている人間が母親に居る者が目の前に居ると言うのに、望海は平常運転で楽しそうだった。

 

「しかも滅多に顔を出さない、ご神体なる人物も秘されているとか!! 

 なんだかワクワクしません!?」

 望海は本当に楽しそうだった。春美はこいつ殴ってやろうかと思った。

 

「それで、のぞき見。まさかあんた、また術を使ってのぞき見とかしてないでしょうね」

「私の名前は望海ですよ、春美さん。

 いい加減にしてくださいよ、私だってちゃんと学習するんですから」

 望海は胸を張って、春美にそう答えた。

 

「──それに、今回は何も起きませんでしたから!!」

「ちっとも反省してないじゃないのッ!!」

 ついに春美は望海をぶん殴った。

 げほッ、と見事な腹パンが望海に突き刺さり彼女はむせた。

 

「げほげほッ、へへ、実を言うと何も起こらなかったというのは語弊がありまして……」

「ええと、前に師匠にお仕置きされた時の仮死毒はどれだったかしら」

「これ、これを見てくださいって!!」

 姉弟子に折檻されても笑顔を崩さない望海は、ぷるぷると震えながらスマホを見せた。

 

「これは教団本部を見ようとしたんですけどね……」

 彼女のスマホの画像には、建物の内部などどこにも映っていなかった。

 

 ただ白い紙に、『教団本部内をご案内いたします。お友達もどうぞ』という文章と共に、日付と時刻や教団の電話番号が示されていた。

 

「それで教団の方に電話したら、当日六人でアポが取れているって言われまして」

「一人で行けば?」

「そんな殺生なこと言わないでくださいよぉ」

 笑みを浮かべたまま縋りついてくる望海を気持ち悪いモノのように引きはがそうとする春美を誰が責められるだろうか。

 

「てか、なんで人数まで指定されてるの?」

 得体の知れないその招待状に、ゾッと背筋を凍らせている千秋が口にする。

 

「予知とか、未来視か、こんな風に術をカウンターされるなんて舐められてるじゃないの」

 相手は望海を殺そうと思えば、念写の時点で殺せた筈である。

 それだけの技量が、この招待状を見せた相手にはあった。

 

「せっかく案内してくれるって言ってるんですから、行きましょうよ!!」

「なに真に受けてるのよバカ。

 私たちを誘い込んで実験材料にする魂胆かもしれないでしょ」

「こういう異教の専門家もいるじゃないですか、ね? ね? 

 千秋さんの為にも、この教団の実態を探ろうじゃありませんか!!」

 なおも春美にまとわりつこうとする望海。

 

「六人で、か」

 こうなるのなら望海に調査を頼まなければよかったと、千秋は後悔しながら彼女の言葉を反芻する。

 何だかんだで、自分たちは行くのだろう。初めからそうなるように。

 

 そんな予感めいたものを彼女は感じていた。

 

 

 

 

 

 




巨神を狩りながらぼちぼち書いてます。おかげで象が嫌いになりました。

それにしてもドロテア夫人……一体誰女さんなんだ!!
この方は実在しませんのであしからず。

それではまた、次回!!
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