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《[データが破損しています]》
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「・・・バックアップ起動・・・ステータスチェックOK!
マスター、おはようございます!」
何が夢か、どこからが現実か。
『ふぇ……? おはよう……』
あたしは理解しきれないままだった。
「何寝ぼけているんですか、マスター! さあ、火星にGoです!!」
連れていかれた先は、“強襲揚陸艦”とかかれたドッグの前だった。
メモを読んだだけで慣れない手つきで宇宙船を操作する。
スクリーンに映るのは船の横側面、この画面ではあたし達は右に進んでいた。
『……ねえ、プロメテウス』戦闘中に気が逸れるのは悪いと知っていながら、メモに書いてあった情報を見て言った。
『現代の技術って、こんなに凄いんだね』弾やレーザー、爆発がテクスチャで表され、操作は対象をタッチしたりボタンを押すのみ。
「いやー、これでも遠い昔の技術には及びませんよ。」
遠い昔? 砲撃の音を聞きながらあたしは考えた。
「マスターは知らないんですか? 昔地球を大破壊という災害が襲って、地球の技術、歴史、記録はほとんど失われてしまったんですよ。もちろん人間も。」
『そっか……』
「マスターはどうやら・・・おっと、ここで回避は成功したようですね!」
『えへへ。こういうのには慣れてるから』
「だったらなんで前回撃沈したんでしょうかね・・・」
あたしたちが乗艦している艦と同じ形をした敵も、少してこずりさえしたが難なく撃破出来た。
敵軍の弾幕が少々厚くなって来たなと思った時だった。
「帝国軍の前線基地です!」
『え? 何あれ??』
画面に映っていたのは、黒い楕円の何とも言えない何かだった。
しかしそれが只のオブジェクトではない事は、それから放たれる弾幕で解る。
『くぅぅ、出てきておいてこんな遠くでこそこそしてるとは……』
目の前に立ちふさがるは、緑色の軽巡洋艦に、白い強襲艦、更には多数の小型機。
『片っ端から弾幕で蹴散らす!』
弾数に限りのある実弾兵器だったが、幸いにも残弾には余裕があった為牽制に利用する事にした。
「敵艦から弾薬のドロップがあったから良かったものの、切れたらどうするつもりだったんですかね。。。」
『良く分からないけど旗艦に攻撃だよ!』
放たれる2wayのロケットに気をつけつつ、敵基地に攻撃を加える。
「やりました! この宙域を制圧しました!」
残骸と虚空が支配するこの場所は、画面越しではあれど火薬の匂いまで漂ってきそうだ。
『これは……タブレット端末?』
「マスターが余りにも忘れっぽいので。
一応これ、接続可能なので忘れてもすぐに思い出せますよ。記録し忘れていなければですが。」
本当に良く出来たAIだなぁ。
『ありがとう、プロメテウス……』
やり込み系のゲームなせいで執筆の時間も奪われて行く……