オレコソガサイキョウノモッピーダッ!ナニイテンダ!?   作:嘘つき魔神

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 そんな重くはない。


モッピーの知らない過去

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「……にゃ、イッピー」

「あなたの過去に何があったか」

「詳しく聞かせてもらうわよ」

 

 授業が進み、お昼ごはぁんの時間。カツ丼を頼み、イッピーを尋問する準備は整えた。

 

「……」

「え、えっと……」

 

 デュアデュアが何か言いたげに口ごもる。が、関係ない。今、この場で発言を認められてるのは、イッピーだけだよ。

 

「……あれは、そうだな。第2回モンド・グロッソの日だった」

 

 そこから、イッピーは話し始めた……

 

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 第2回モンド・グロッソ。織斑千冬引退の原因となった大会と言われており、公式の記録も削除されてしまった大会である。

 

 モングロ大会当日、織斑一夏が誘拐される事件が起こった。しかし、あろうことか政府およびスタッフは、織斑千冬にこのことを伝えず、千冬は優勝してしまった。その後、ドイツ軍により一夏誘拐の情報が千冬に伝わり、彼女は無事一夏を救出……しかし、ここで政府はバカみたいな手段を使った。

 

 自分達はきちんと報連相したが、千冬がまともに取り合わなかったとした。無論、それは後に嘘であったことがバレ、内閣総辞職したりIS委員会に所属する日本人が総入れ換えになったりちくわ大明神がトレンドに乗ったりしたが、そんなことはどうでもいい、重要じゃあないんだ。

 

 これにより、しばらく千冬は、弟を大切にしていない冷徹な女だとした。SNSで彼女の悪口を書けば、多くのものが賛同し、書いたものを褒め称える。嫌がらせの電話や悪戯も増え、テレビでは弟殺しの名でも呼ばれた。

 

 ……はっきり言おう、この日本はアホである、と。こんなことしたら、何でこんな身内すら大切にしないような奴を代表にした?となり、日本の地位低下は免れないだろうに……

 

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「――――――てなことがあって、それでボーデヴィッヒさんは俺を憎んでんだと思う……」

 

 ……えぇ?この国、チッフーにそんなことしたの……?

 

「……滅さなきゃ、こんな世界」

「……お、おい!箒?」

 

 こんな世界は……こんな世界は……!存在してはいけないんだぁぁぁぁぁ!

 

「滅ぼす!こん世界は全て!」

 

 ウオォォォォォ!ユニコォォォォォン!」

「食事は静かに取れバカタレ……」

「うぅぅあぁおぉぉ……」

 

 あれ?意識が……薄れ……て……




 モッピーがいる限り。
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