その場合はサブタイトルの所に(※)とつけさせて頂きます
碧side
研磨を宥めてクロたちの所へ行かす。
指はバレないように絆創膏の上からテーピングをした。
及川も柚季も戻ってもらい、この場にはあたしと大山の2人。
碧「よくもまぁ、一応選手の手なんだけど?」
大山「碧ちゃんまで私を疑うの?」
碧「その名前呼びやめてくんね?吐き気しかしねぇから。
あたしはお前が大嫌い。お前もだろ?」
大山「……っち、アンタのその目ホントうざいわ」
碧「お前の存在もうぜぇよ?」
大山「待ってなさい、必ずアンタを地獄におとしてやるから」
碧「やってみろよクズ女」
黒尾side
黒尾「どーした研磨、むすっとして」
研磨「別に」
研磨の様子がおかしいと思ったら
戻ってきた碧の様子もおかしかった。
眉間に皺を寄せて舌打ちしてる。スケ番かよ。
黒尾「?おい碧、お前その手どーした。テーピングなんてしてなかったろ」
碧「あー、突き指防止的な?」
黒尾「ふーん……」
碧「あたしアッチにいるから、何かあったら呼んで。」
黒尾「おー」
そう言って指導を再開する碧は俺と1度も目を合わせなかった。
なんかあったのか……?
リエーフ「クロさーん!試合しましょー!」
黒尾「今行く」
碧side
ずっと考えても分からない。
あたしと大山が会ったのは今日が初めて。
だから手紙やカミソリを用意する暇なんて無かったはず。
けどアイツがやったのは確か。じゃあ他に誰がやったんだ…?
碧「そこ!レシーブ乱れてんぞ!」
この合宿に来てる誰か…?
でもそんなのは信じたくないし初対面ばっかだ。
本庄「碧、休憩。」
碧「おー」
体育館の端によけてタオルで顔を拭く。
夏はスポドリを取りに行き、隣では柚季がダルそうに立っている。
コイツいつも眠そうなんだよな…
今川「もー疲れた。休みたい」
碧「飯何にしようか」
今川「眠い」
碧「会話が成り立たねぇ」
それにしても今日は暑い。
ジリジリと音が聞こえるほどの暑さで恨めしく外を見る。
碧「……?」
人…?顔見えねぇな…
なんだ、不審者か?男だらけのココに?
碧「!!伏せろ柚季!!」がっ
今川「!?」
バリィイン!!
夜久「なんだ!?」
碧「い、ッて〜…、大丈夫か柚季」
今川「碧先輩…!血…」
外にいた奴はコッチに向かって石を投げてきた。
そして柚季を庇った時に割れたガラスをもろに食らった。
顔にはいくつか傷があると思う。
碧「大丈夫大丈夫。お前に怪我がなくて良かったよ。」
これでハッキリした。
大山は自分でやってんじゃない。誰かにやらせてんだ。
マジでクズじゃねぇか…
黒尾「碧!!顔見せろ!!」ばっ
碧「近っ!?」
黒尾「誰にやられた!」
碧「顔見えなかったし!耳元で怒鳴るな!」
リエーフ「え!?これ事故とかじゃないんすか!」
黒尾「バカかお前は。ポルターガイストじゃあるまいし。
それにそこに石あんだろ。投げてきた証拠だっつの。」
碧「言っとくけど大事にしなくていいから」
黒尾「お前怪我したんだぞ?おばさんとおじさんだって心配すんだろ!」
碧「……かすり傷だから。ホントに平気。お母さん達にはあたしから連絡しとくから。」
黒尾「……ちゃんと手当するな?」
碧「します!」
黒尾「…分かった」
大山愛菜…ここまでとはな。
あたしだけに攻撃してくんならまだしも他人も巻き込みやがって…ッ
『碧……ごめん、ね……』
碧「ギリッ……」
もう、誰も傷つけさせない。
こっちだって、反撃だ。