幼馴染、再会   作:AO.K

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23話 歪んでく

本庄side

 

あの大山とかいう奴、どれだけ碧を苦しめたら気が済むのよ!

それに音駒だって!碧を信じてあげるどころか避けてるってなによ!

混乱する気持ちは分かるけど信じてあげなきゃ碧がもっと追い詰められるのに!

こうなったら直談判よ…!そう思って体育館の隅にいる大山に声をかけた

 

本庄「大山さん!」

 

大山「えっと、…ユースの本庄さん?」

 

本庄「碧への嫌がらせ、やめてくれない?」

 

大山「…何のこと?」

 

本庄「とぼけないでよね!昨日夕ご飯で皆に何吹き込んだか知らないけど

碧をこれ以上を苦しめないでよ!」

 

大山「ど、どうして証拠もないのにそんなこと言うんですか…?」

 

本庄「証拠?じゃあアンタがやってない証拠はあるわけ?」

 

大山「……うるっさいわね、痛い目みたくなかったら首突っ込まないでくれる?」

 

本庄「碧のことを好き勝手言って…!碧がアンタになんかしたわけ!?

アンタが勝手に嫌って嫌がらせしてるだけでしょ!

碧はアンタより価値のある人間だわ!ガラスが割れた時腕や足にささってバレーが

出来なくなったらどうするつもりだったのよ!碧は女子ユースの主将なのよ!?」

 

大山「知らないわよそんなこと!アイツは皆を騙してるのよ!」

 

本庄「話にならないわ、皆にも話すし、監督にも話すわ。」

 

大山「誰も信じてくれないわよ!」

 

本庄「信じてくれるまで話すわ。証拠だって探してやる。」

 

大山「ッ、調子に乗らないでよね!!」どんっ!

 

本庄「っ、 いっ…!?」(足捻った……っ)

 

転んだ音がしたのか皆寄ってくる。

これ、結構痛いわね…っ、

 

春風「本庄先輩!どうしたんですか!?(キッ!)またアンタ!?」

 

大山「ち、違います!私仕事してたら急に本庄さんが、つかみかかって来て…!」

 

この女…っ、どこまでもシラを切るのね!

なんて奴なの…!?

 

今川「それで…?掴みかかってきたから私は正当防衛…?随分頭悪いんだね、

マネージャーの癖して選手の手当もないの?そもそも本庄先輩が理由もなく人に

掴みかかるわけないでしょ…そんなの碧先輩にくらいだから」

 

碧「え、柚季ちゃん?」←本庄手当中

 

今川「碧先輩に本庄先輩、2人のユース選手にケガさせたわけだけど…どう責任とんの?」

 

ゆ、柚季が怒ってる…め、珍しい。

ていうか何で私が理由もなく掴みかかるのが碧だけって分かるのよ←

 

大山「ほ、本庄さんは私の事が気に入らないからって…」

 

今川「さっきと言ってること違うよね、数分前の記憶すら曖昧なの…?

それマネージャーに向いてないよ。」

 

大山「ひ、酷いよ……」

 

碧「…あのさぁ、今回のことはどんなに言い合ったって

どっちが悪いとか分かんないんだからやめない?夏もそれでいいだろ?」

 

本庄「……えぇ。」

 

黒尾「じゃあこれを機にお前は大山さんに謝れば?」

 

碧「…まだその話?あたしは一切悪くないから。

そもそも何なの?あたしの過去教えないとか教えるとか言ってっけどさァ、

そっちだって聞かなかったじゃん。聞かれてもないことベラベラ喋るほど

オープンな性格じゃないんだよね。」

 

黒尾「幼馴染なんだから教えようとか思わなかったわけ?」

 

碧「幼馴染だからって何でも教えなきゃって?

夢にまで出てくるほどのトラウマをわざわざ思い出して言うのが幼馴染?」

 

黒尾「こっちが10年間どんな思いでいたかなんて知らねーだろ!!」

 

碧「それはそっちも同じでしょ!?いつまで過去にすがり付いてんだよ!

10年経ったあたし達はもう、幼馴染なんかじゃない!!」

 

黒尾「……ッ、そうかよ、分かった。俺たちはもう縁も何もないただの他人だ。」

 

研磨「く、クロ…」

 

及川「(碧のバカ……っ、たくもう…やっぱ意味分かってなかったし…)」

 

碧「及川、青城と音駒のマネ交換でいいよな。

大山が音駒、あたしが青城。」

 

黒尾「及川の許可とるまでもねーよ。願ってもねぇことだわ。」

 

 

 

 

 

大山「……フフ、」

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