幼馴染、再会   作:AO.K

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24話 後悔

黒尾side

 

俺は最低だと思った。

大山さんが碧の過去を話した時、本来なら大山さんを注意すべきだった。

誰だって自分の過去を簡単に話されたらムカつく。

けど俺はそれよりも碧が俺と研磨に教えてくれなかったにムカついてしまった。

何で言ってくれなかったのか。そんなに、俺は頼りないか。

そんな思いが先走ってアイツを殴ってしまった。

あの時の碧のが思ったことは顔を見ただけで分かった。

 

『どうして叩いたの、どうしてクロが。』

 

殴る前までは幼馴染としての信用、信頼はまだあった。

それを壊したのは、俺だ。

けど自分が思った以上に感情は止められなくて碧を責めた。2回も。

俺は知らないのに及川や他の奴は知ってる。それがどうしようもなく腹が立った。

 

研磨「クロは最低だよ」

 

黒尾「分かってる、」

 

研磨「分かってない…碧に酷いこと言ったのを最低って言ってるんじゃないよ

信じてあげなかったことに最低って言ってるんだよ」

 

俺は研磨の言ってることがよく分からなくて

研磨を凝視した。

 

研磨「クロは幼馴染なら教えてくれれば、って言ったよね、

じゃあ、幼馴染なら何で先に信じてあげなかったの…?覚えてない?

小さい頃にケンカとかあったら碧は話を聞かないでも

おれ達の味方してくれたよね。おれ達が間違ってたら、一緒に謝ってくれたよね…」

 

黒尾「……俺は、ホント…最低だな。」

 

俺は自分のことばかりで碧のこと何一つ見ていなかったし、信じてなかった。

こんなんで、なにが幼馴染だよ……

 

研磨「10年経って…確かに変わったことはいっぱいあったけど、

友達なのは変わらない、って、おれは思う…」

 

黒尾「あァ。…ありがとな、研磨。碧んとこ行ってくるわ。」

 

研磨「待って、そのことなんだけど……」

 

俺は大山が碧に何をしてきたのかを知った。

俺は最低な上にバカだな…。

 

研磨「大山は確実に逃げ場がなくなるまで待って。」

 

黒尾「研磨お前……怒ってん、のか?」

 

研磨「…友達なんだから、当たり前でしょ…」

 

黒尾「……ははっ、」

 

研磨「なんかオカシイわけ?」

 

黒尾「いや、何でもねぇよ。じゃあ、俺たちのお姫様取り返しますか。」

 

及川「ちょーっと待ったー!それ!及川さんも参加するからね!」

 

黒尾「堂々と盗み聞きですかオイカーくん。」

 

及川「人聞きが悪いな!及川さん一応情報はあるんだからね!

碧の味方は青城、ユース、クロ君、研磨君、飛雄、後は…赤葦くんかな。」

 

研磨「……烏野を優先的に味方につけたいかな」

 

黒尾「何でだ?」

 

研磨「あそこは頭がきれる人がいるでしょ……背の高い。」

 

黒尾「あぁ、ツッキーか。」

 

及川「飛雄もこっち側だからね。話しやすいと思うよ。

さーむら君も多分碧より大山を疑ってるはずだからね」

 

黒尾「んじゃあ、まずは外堀を埋めていきますか。」

 

 

こっからが反撃だ、待ってろ碧。必ず助けっからな。

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