幼馴染、再会   作:AO.K

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31話 すべき事

及川side

 

大山「今まで…ごめんなさい…!!」

 

碧「あたしも迷惑かけてごめんなさい…」

 

深く頭を下げて謝る2人。

普通だったら許せないと思うけど今のやり取りを聞いたら何も言えない。

 

本庄「…悪いことをして謝ることが出来ない人間はクズよ。」

 

え、急にどうしたの!?!

 

本庄「でも、謝って変わろうとしてる人を許さない人間はもっとクズよ。

……反省してるなら、それでいいと思う。」

 

今川「まぁ、それを行動に移してもらわなきゃ困るけど…」

 

……皆優しいなぁ。

ま、俺もだけどね!!←

 

裕司「愛菜…こんな僕が言うのはアレだけど…愛菜が犯した過ちは

傷害罪に問われるかもしれない。だから…」

 

碧「裕司さん、傷害罪なんてないですよ。あたしのこの傷は転んだんです」

 

大山「碧ちゃん…」

 

碧「今あたしがやろうとしてる事は間違ってる、分かってます。でも!

お願いします…やり直そうとしてる人生を台無しにはしたくないんです

今の時代は警察に行ったというだけであることないこと言われます。

警察に行って罰を受けることだけが反省じゃない。どうか、お願いします…」

 

黒尾「お、い…碧……!?」

 

碧は手を床につき頭を下げた。

なんでそこまで……。いくら自分と似てるからって普通ここまでする…?

何が碧を動かしてんの…?

 

碧「あたしは無意識に大山と自分を重ねてるんです…

大山の人生は、あたしには他人事と、どうしても思えないんです」

 

裕司「…頭を上げて。」

 

顔を上げた碧の表情は酷く怯えてるようだった。

まるで今から自分が捕まるのかと恐れているように。

……そうだよな、碧と同じ境遇の人なんて滅多にいない。

まして初めて本音で語り合えた相手なら尚更…。

 

裕司「……愛菜はどうしたい?」

 

大山「……っ私のしたことは許されることじゃない。

ここにいる皆が、私を許せないって思うのは当たり前だから…私は警察に行く…」

 

及川「ちょーっとストップ!勝手に人の気持ち決めないでよね!!」

 

黒尾「俺らそこまで鬼畜じゃねーしなぁ」

 

本庄「ていうか今さっき許すって言ったじゃない。」

 

大山「みんな……」

 

裕司「……愛菜、自分がしたことが許されないと分かっているなら、

これからすべき事は分かるね?」

 

大山「……っ、はい…!!」

 

裕司「……じゃあ、僕は先に家に帰ってるよ。残りの合宿、頑張ってね。」

 

そう言って大山のお父さんは帰っていった。

……あれぇ?そう言えば…

 

及川「岩ちゃん、合宿って後何日だっけ?色々ありすぎて忘れちゃった☆」

 

岩泉「4日だボゲェ!!」ドガッ

 

及川「いったぁ!!」

 

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