暗殺教室 白緑の2人   作:two-on

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所々で視点が変わります。


2.暗殺の時間

朝、瑠亜と一緒に登校していた。学校に着き、教室に入ると、殺せんせーがいた。ちなみに、殺せんせーとは殺せない先生の略である。

 

「おはようございます。殺せんせー」

「にゅや、柊君に神崎君。おはようございます」

 

何事もなかったかのように挨拶をした。通り過ぎる時にナイフで斬ろうとしたが、手元にはナイフがなかった。殺せんせーを見ると、ニヤニヤしながら紙にナイフを包んでいた。見えなかったぞ。

 

クラス全員が揃い、ホームルームを始めた。

「起立」

日直がそう言うと、みんな椅子をしまい、立ち上がった。

「注目」

今度は、手に持っていた銃を殺せんせーに向けた。

「礼」

そう言うと、手に持っていた銃を一斉に発砲した。

 

「そのままでいいので出席をとります。磯貝君」

「はいっ!」

 

発砲したまま名前を呼ばれ、僕達はそれに返事した。5分くらい経つと、みんなが発砲するのをやめた。

 

「今日も命中弾はゼロ………皆さんもまだまだですねぇ…ヌルフフフ」

 

顔をシマシマにしながら言った。腹立つなぁ。

 

「なぁ雪羅。俺卒業までに殺せる自信がないんだけど」

「あははは……それは僕も思ったよ…」

 

瑠亜の言葉に苦笑いするしかなかった。だって当たらないんだもん。

 

「さて、1時間目は数学でしたね。皆さん準備してください」

 

はーいと返事をした。水を飲もうと水道に向かうと、渚君が寺坂君達に呼ばれた。暗殺の計画でも立てるのかな?そうこう思っていると、1時間目の始まりを告げるチャイムが鳴った。

 

昼休み。瑠亜と話していると、渚君が暗い表情をしていた。

 

「どうかしたか?」

 

瑠亜が気にして声をかけた。しかし、渚君は

「なんでもないよ」と言って何処かへ行ってしまった。何があったのだろうか。

 

5時間目。僕は眠気と戦いながら国語の授業を受けていた。

 

「それでは、今から皆さんに短歌を描いてもらいます。できた人から見せに来てください」

 

そう言うと、みんなに縦に長い紙を渡した。

しばらくすると、渚君が席を立った。

 

「にゅや!もうできたのですか?」

 

渚君が先生の元へ歩いて行った。しかし、渚君の紙には何も書いていなかった。紙の裏にナイフを隠し持っていた。先生の元に着くと、渚君は殺せんせーを刺そうとした…が、難なく腕を掴まれて無力化された。

 

「言ったでしょ……もっと工夫して殺しに来なさいと」

 

そう言うと、渚君が先生に抱きついた。まぁ大胆。

 

「おい!待てっ!」

 

瑠亜が立ち上がった瞬間、渚君と先生の間で何かが爆発した。

 

「よっしゃぁ!100億ゲット!」

 

そう言い寺坂君が叫んだ。何これ?みんなが渚君の元に駆け寄った。

 

「寺坂君、これは一体どう言うことなの?」

「あ?おもちゃの手榴弾の中に火薬と弾を入れて爆破させたんだよ」

「渚君を利用して?」

 

さっきから雪羅の機嫌が悪くなっている。どうやら、寺坂君達の行動が気に入らなかったらしい。それもそのはず。雪羅は仲間を見捨てる奴は許さないからな。俺も渚の元へ向かうと、渚は透明な何かに包まれていた。何だこれ?

 

「実は先生、月に一回脱皮をします。この皮は手榴弾の爆風を防ぐこのなど容易いことです」

 

上を見上げると殺せんせーがいた。しかし、顔の色はいつもの黄色ではなく

 

「ところで……」

 

見るまでもなく

 

「寺坂、村松、吉田………首謀者は君達だな?」

 

真っ黒だった。

 

 

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