暗殺教室 白緑の2人   作:two-on

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冬の朝って布団から出るの惜しいよね


4.集会の時間

 

 

登校中、ナンパの現場を目撃した。あれは椚ヶ丘の制服か。ていうか倉橋さんだな。

 

「やめて!話して!」

「E組は頭の悪い奴らばっかりだけど顔が整った奴がいて良いなぁ」

 

そう言い、胸に手をかけようとしたので手首を握った。

 

「何すんだよ!」

「嫌がってるんだから辞めてあげたら?人間としてどうかと思うけど」

「お前もE組のやつか?俺が誰だかわかってるのか?俺はA組の生徒だぞ!」

 

何だろう。ものすごくウザい。殴っちゃダメですか?そう思い、軽く握った。

 

「痛い痛い痛い痛い!わかった!悪かった!俺が悪かったから!」

 

反省したらしいので手を離すと、握っていたところが青く変色していた。ナンパ野郎は泣きながら走って行った。

 

「はぁ………大丈夫ですか?倉橋さん」

「うん、助けてくれてありがとう!」

 

そう言うと倉橋さんは満面の笑みを浮かべた。

 

「せっかくだから一緒に学校行こうよ」

「………じゃあ、お言葉に甘えて」

 

そう言い一緒に山へ登った。

 

 

 

登ってる途中、瑠亜と神崎さんに会った。

 

「おはよう瑠亜、神崎さん」

「おはー……朝からイチャイチャしちゃって」

 

瑠亜がニヤニヤしながらそう言うと倉橋さんが顔を赤くした。さっきの会話中に赤面する要素あった?

 

「珍しいね。神崎さんと瑠亜が一緒に登校なんて」

「あぁ、神崎がナンパされてたからな。助けたついでに一緒に行こうってなった」

「へぇ〜、僕達と同じだね」

 

倉橋さんの方に目をやると、神崎さんと一緒に顔を赤くしていた。風邪でも引いたの?

 

 

学校に着くと校庭にみんなが並んでた。今日は確か全校集会か。面倒臭い。せっかく登ってきたのに降りるなんて………最悪だ。山を降っている途中、倉橋さんが足を引きずっていた。

 

「大丈夫ですか?」

「うん、ちょっと足挫いちゃって……気にしないで先行ってて。ペナルティ付いちゃうよ」

 

そんな作り笑顔で言われてもな…仕方ない。

 

「ちょっと我慢しててください」

 

そう言い、倉橋さんをお姫様抱っこした。

 

「ふぇ//?!雪羅君//?!」

 

倉橋さんは顔を赤くしながら口をぱくぱくしていた。

 

「舌噛まないようにしてくださいね!」

 

そう言い走って山を下った。少しすると、黄色い何が僕の横を走っていた。

 

「おやおや、これはどう言う状況なのでしょうか?」

 

殺せんせーが顔を薄ピンクにしてニヤニヤしていた。

 

「倉橋さんが足を挫いちゃったので保健室まで連れて行きます」

 

走りながら喋るとすぐ疲れるって聞くけど、本当なんだね。2割疲れたよ。しばらくすると、本校舎が見えてきた。そのまま保健室に直行した。

 

 

保健室に着いたが、先生がいなかった。

 

「……仕方ないか。倉橋さん、ちょっと足見せてください」

「う、うん……//」

 

そう言い倉橋さんは顔を赤くしながら靴下を脱いだ。なんでそんなに顔赤くするの?怪我したところを見ると腫れていた。

 

「腫れてますね……とりあえずシップ貼って包帯撒きますね」

 

慣れた手つきで手当てをした。何で慣れてるかって?散々自分にしてきたからね。服脱いだら身体中傷だらけだよ……虐待じゃないからね?

 

「よし、これで大丈夫ですかね」

 

手当てが終わると、倉橋さんは立ち上がってみた。

 

「痛みはありませんか?」

「うん!大丈夫みたい!ありがとうね!」

「どういたしまして」

 

無意識に頭を撫でた。

 

「ふぇっ?!////ゆゆゆゆ雪羅君?!////」

 

顔を真っ赤に染めて倉橋さんが驚いていた。可愛い。てか、そんなに驚かれることしたかな?まだ歩けなそうだったので、お姫様抱っこして体育館まで行った。その間、倉橋さんはずっと顔を赤くしていた。

 

 

「皆さんは全国から選ばれたエリートです!この校長が保証します!気を抜いていると…どっかの誰かさん達みたいになっちゃいますよ!」

 

ハゲが言うとみんな笑いだした。迷惑考えろよ。

 

「皆さんは笑いすぎですよ。先生も言いすぎました」

 

しばらく馬鹿にされると、今度は生徒委員の発表が始まった。紙を配られていたが、僕達の元にはこなかった。

 

「あの!E組の分がないんですけど!」

 

磯貝君が言うと、メガネは笑いながら

 

「あっれぇ?おかしいなぁ。ごめんなさーい!E組の分忘れちゃったので覚えて帰ってくださーい!」

 

わざとらしい。イライラしつつも平然とした表情を装っている。僕のイラつきに気づいたのか、瑠亜が僕の肩を押さえた。そして小声で

 

『落ち着け雪羅!イラつくのはわかるから!あのメガネと笑ってくる虫達がうざいのはわかってるから!』

 

最後の方は大声で言った。わざとだろお前。

すると、手元に紙があったのに気づいた。そこには《生徒委員からのお知らせ》と書いてあった。横に目をやると、変装した殺せんせーがいた。

 

「問題ないようですね。先生が“手書き”の印刷を渡したので」

 

殺せんせーが磯貝君に言うと、磯貝君がメガネに言った。するとメガネは

 

「誰だよ!笑いどころ潰したやつ!.あっ、いえ……ゴホン!」

 

咳払いをして話を進めた。関係のない話をするが、僕の手にはレコーダーがある。これで何をするかって?世間に出したら彼らの価値は下がるだろうなぁ…考えただけでニヤニヤしてしまう。

 

 

なんだかんだで集会が終わった。途中、ビッチ先生が殺せんせーを刺してたが、烏間先生に連れて行かれたので笑った。集会中に笑うのは迷惑だって?なら他の組の奴らにも言ってくれ。

 

「雪羅、俺自販機でジュース買うから先行っててくれ」

「わかった………歩けそうですか?」

 

雪羅が倉橋の足を見ながら言った。

 

「えっと……もしかしてまた………?」

「その状態で無理はさせられないです」

 

雪羅がそう言うと、倉橋は顔を赤くしながら「お願いします」と言った。

 

 

自販機でジュースを買い、校舎へ戻ろうとすると、渚がD組の生徒2人に絡まれていた。他所から見ると、小柄のツインテールの女子がナンパされてるように見えた。距離が遠いせいで会話の内容は聞こえなかった。しかし、渚が何か言った瞬間、2人は怯えていた……渚の放つ殺気に対して。用が済んだのか、渚がこちらに向かってきた。

 

「あれ?瑠亜君まだいたんだ」

「おう、自販機でジュース買ってた……さっき何言われたんだ?」

 

買ったジュースを飲みながら聞いた。

 

「なんか………E組のくせに調子乗ってるんじゃねーとか。あと殺すとかかな」

「おう、なんとなくわかった」

 

それ以上聞くとなんか怖いので話を強制的にやめさせた。この子、見た目のわりにめちゃ怖いよ。

 

 

 

 

教室に戻ると、顔を真っ赤にした倉橋とその倉橋に質問攻めするみんなとなんでこんな状況になっているのかわかってない雪羅がいた。

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