いちばん小さな大魔王!せかんどし〜ずん:りゅう兄のうわき現場 作:コントラポストは全てを解決する
りゅう兄の部屋から、さーやに似たちっちゃい女の子が写った写真が出てきた。ふりふりの可愛い服を着た写真。これはなんなのか。まさか……りゅう兄のうわき相手?りゅう兄ろりこんさんだったの?おっぱいは小さい方が好きなのは知ってたけど、まさか……。
「りゅう兄、この写真なに」
「ん?ああ、それは沙綾の子供の時の…………あっ」
「どうしたの?」
「沙綾に魔法少女の格好させなきゃ」
その言葉を最後に、りゅう兄は部屋に閉じこもってしまった。
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「沙綾、御足労ありがとう」
「なんか、いつにも増して真面目な顔してるね」
あれからりゅう兄が出てきたのは六時間も後の事だった。紙袋を持って部屋から出てきたと思ったら、さーやに電話をして家に呼んだのだ。
「今日は沙綾にこれを着て貰うために来てもらった」
「これは──ッ!?」
りゅう兄は紙袋から、さーやが着れそうなサイズのふりふりドレスとハートの飾りがついたステッキを取り出した。
「あ、あはは……竜介?冗談だよね?」
「あこが持って来た幼き沙綾のプ〇キュアコスプレ写真を見て思い出したんだ。俺の願い……いや、俺の欲望を」
はっぴーばーすでー。
「沙綾に、魔法少女の格好をさせる──ッ!」
「私帰るね」
「あこ、俺のスマホを用意しろ」
「へ?……う、うん。わかった」
いきなり名前を呼ばれたからびっくりしちゃった。……っと、りゅう兄のスマホスマホ…………あった。電子レンジの上だ。
「……何する気?」
「ここに、沙綾の幼き日のコスプレ写真と、俺のTwitterがある」
「それが何に……ッ!?」
さーやが急に焦り出した。どうしたんだろ。
「う、嘘だよね?」
「まあ安心しろ。俺の垢は鍵垢だ。せいぜい見られても三十人程度だろう」
「その三十人って、もしかしなくても──」
「ポピパ、Roselia、ハロハピ、パスパレ、アフグロ、及びプラスアルファ数名の保護者だ」
「げ、ゲスい……」
りゅう兄、さーやと何話してるの?あこ難しい事よく分からないよ。
「で、どうする?」
「うぐっ……」
どうしよう。話についていけない……。さーやの写真とついったーで、何するの?ゲーム?あこにもわかるように説明をぷりーず。
「着るか、着ないか」
「……き、着る」
「しゃあッ!」
さーや、嫌なら断れば良いのに。
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「良いよー。沙綾可愛いよー。もうちょっと顔をあげて……そう、そこ!はいそのままー」
「うぅ……恥ずかしい……」
「恥ずかしがってないで、もっとその可愛い顔を見せて!そう!そこ!!」
さーやが嫌々ふりふりドレスを着たと思ったら、りゅう兄のうわきが始まった。カメラを持って、ずっとさーやの事可愛いって言ってる。さーやずるい。あこもりゅう兄に可愛いって言われたい。
「可愛い……ちょー可愛い……ずっとそのままでいて欲しい」
「も、もう……竜介、調子乗りすぎ……」
…………あこもあのふりふりドレス着たら、りゅう兄に褒めて貰えるのかな。