いちばん小さな大魔王!せかんどし〜ずん:りゅう兄のうわき現場 作:コントラポストは全てを解決する
羽女1年組好き
「先輩を逆レイプすることにしたじゃん?そのためにさ、知っておかなきゃいけないことがあるよね」
「知っておかなきゃいけないこと……ですか?」
「え、ほんとにりゅう兄を逆レイプするの?」
いつものように明日香と六花と一緒にお昼ご飯を食べていると、明日香がりゅう兄逆レイプ大作戦の事を話し始める。まさか本当にりゅう兄を襲う気だったとは。
「ほら、先輩のサイズ。知っておいた方がいいじゃん」
「なるほど」
「ご飯時にする話じゃない……」
食事は食欲を満たす時間だ。そんな時に性欲の話をしないで欲しい。りゅう兄とえっちしたくなっちゃうじゃん。
「ねえあこ、先輩のちんちんの写真ない?出来れば勃ってるやつ」
「あこは協力しないよ」
「えーなんでよー。先輩が喜ぶんだよ?あこも嬉しいでしょ?」
「りゅう兄とはあこ以外にえっちして欲しくないもん」
まったく、これだから最近のjkは。えっちのことしか頭にないんだから。そんなんじゃりゅう兄に嫌われちゃうよ。
「お金あげるからさー。お願い?」
「やだ」
「じゃあ、何あげたら写真くれる?」
「りゅう兄を襲う事をやめたらあげる」
「本末転倒じゃん」
あこは絶対協力しない。りゅう兄のていそうはあこが守るのだ。絶対に、明日香と六花にはりゅう兄を襲わせない。
「あこはわがままだなー。せっかく先輩に逆レイプしてあげようと思ってるのに」
「りゅう兄は喜ばないよ」
「先輩って逆レイプ好きなんでしょ?だったら喜ぶって。ねえ、六花」
「神楽先輩も私達に襲われたら喜んでくれるかもしれへん」
「六花もこう言ってるよ?」
「あこは協力しないよ」
六花も明日香もりゅう兄を襲う事に乗り気だ。だからこそ、あこがこの2人のストッパーになってあげるのだ。2人が間違いを犯さないように。間違いもりゅう兄も犯してはいけない。
「もしさ、あこが先輩と付き合ってなかったら、あこはどうしてたかな。あこも作戦に参加してたんじゃない?」
「……」
「あこちゃん、黙ってどうしたんですか?」
「もしもの未来をシミュレーションしてるんだよ」
あこがもしりゅう兄と付き合ってなかったら…………いや、さすがにない。いくらりゅう兄と付き合っていないからと言って、あこがりゅう兄を襲う事はない。あこはりゅう兄から襲って欲しい。まあ、初めてのえっちの時はあこから襲ったけど……。
「あこは絶対に2人の作戦を阻止するよ。それで、あこが勝つ」
「お、言うねぇ。ま、あこはどう足掻いても私達の作戦には手出しできないけどね。文化祭のシフトには抗えないから」
「その間に、神楽先輩を……」
「りゅう兄には文化祭の日休んで貰う」
あこが出した答え。りゅう兄は文化祭を楽しみにしてたけど、りゅう兄のていそうのためだ。仕方ない。こらてらると言うやつだ。
「はぁ……なんで皆りゅう兄を狙うのかな。他に男の子いるのに」
「だって、私は元々先輩に惚れてるし。知ってる?私、あこより先に先輩に惚れたんだよ?」
「私はその……神楽先輩と幸せそうにしているあこちゃんを見てたら、私もこんな人が欲しいなって思って……」
明日香と六花はそれぞれりゅう兄が欲しい理由を語る。
「明日香は未練がましい。六花はりゅう兄じゃなくてもいいじゃん」
「先輩を想う気持ちなら誰にも負けないからね」
「神楽先輩みたいな人を探すより、神楽先輩を奪った方が早いじゃないですか♪」
「はぁ……」
明日香は純情だけど、六花は歪な愛だった。りゃくだつは愛がないから嫌いだ。
「りゅう兄はあこにぞっこんLoveだから、襲ったとしても心までは好きにできないよ」
「先輩を快楽堕ちさせればいいじゃん。そうすれば身も心も私たちのものだよ」
「そんな簡単にはいかないと思うよ」
「快楽堕ち……えっちや……」
りゅう兄の意思は強いから、そんな簡単に快楽堕ちはしないと思う。
「あ〜先輩のナニ見てえよ〜。もう先輩に頼んでみようかな、ちんこ見せてくださいって。私ならワンチャン見せてくれそうじゃない?」
「わ、私も見たいです!」
「りゅう兄はそんな簡単に見せてはくれないよ。恋人以外にはガード硬いもん」
りゅう兄のナニは安くはない。あこと言うセキュリティに固くガードされているのだ。
「あこ、一生のお願い!先輩のナニの写真見せて!気になって夜も眠れない!」
「私からもお願いします!見せてください!」
「えー……」
一応、りゅう兄のサイズを図るために撮った写真があるにはあるけど。この2人にだけは見せたくない。りゅう兄を逆レイプしないと約束してくれるなら見せてあげてもいいけど。
「じゃああこ、私が持ってる先輩が競泳水着着た写真と交換しよ?それならいいでしょ?」
「りゅう兄の……水着……?」
「そう。先輩がパッツパツの競泳水着着た写真」
「パッツパツ……」
「うん。パッツパツ」
りゅう兄が……ピチピチの水着を着た写真…………欲しい。いや、ダメだ。この2人はりゅう兄を逆レイプしようとしている。きっと写真であこを買収する気なんだ。その手には乗らないよ。
「ほら、六花もなにか出して」
「わ、私ですか?えと……えーっと……」
「六花は出せるものなんて持ってないでしょ」
六花は必死にカバンの中の漁ってるけど、りゅう兄と出会って間もない六花が、りゅう兄のコレクションを持ってるわけが無い。あこだってりゅう兄の私物をこっそり貰いしだしたのは最近なのに。
「えと……神楽先輩の洗濯してないトランクスならあるんですが……」
「……六花、なんでそんなの持ってるの?」
「え、私も欲しい」
六花のカバンの中から、りゅう兄のパンツが出てきた。なぜ。
「その……前に神楽先輩が私の住んでる銭湯に来てくれまして、その時にこっそり着替え室から神楽先輩のトランクスを別のものとすり替えたんです。これはその戦果と言いますか」
「へぇ、六花やるじゃん」
「六花、普通に泥棒じゃない?」
「ちゃ、ちゃんと代えのトランクスは準備しましたし、神楽先輩も気づいてないので大丈夫です!」
「何も大丈夫じゃない……」
六花が泥棒した。これは、りゅう兄に報告すべきだろうか。
「私は先輩が競泳水着を着た写真、六花は先輩のトランクス。どう?取り引き材料として申し分ないでしょ?」
「うぐっ……」
「神楽先輩のパンツ、まだ匂いが残ってますよ!使えます!」
「りゅう兄の使用済みパンツ……」
どうしよう、正直欲しい。多分、りゅう兄にパンツが欲しいって言っても貰えないし、これはまたとないチャンス……でも、りゅう兄逆レイプ大作戦には加担したくない……。あこは……あこはどうすれば……。あこの中の天使と悪魔が戦ってる。りゅう兄を守るか、りゅう兄を2人に差し出すか。究極の選択だ。
「ほら、あこ。楽になっちゃいなよ。別に私達はあこから先輩を奪おうとしてるんじゃないんだよ?先輩を共有しようとしてるの。そのために、ちょーっとあこが持つ先輩の情報を見せて欲しいな〜って思ってるだけで、ね?」
「やめて明日香……今は何も言わないで」
「ほら、あこちゃん、先輩の息子さんの写真を見せてくれれば、先輩のパンツが手に入りますよ?先輩の下の匂い付きの」
「六花もあこをゆーわくしないで……!」
くっ……あこの中の悪魔に加えて、明日香と六花と言う悪魔までゆーわくしてくる……。ダメだ、あこは負ける訳にはいかないんだ。りゅう兄のていそうを守るために。耐えろ。耐えるんだ宇田川あこ。あこならできる。あこしかりゅう兄を守れないから──
「あこはりゅう兄を守るんだ……だから、2人のお願いは聞けない……」
「ちぇー、あこも頑固だなー。じゃあ仕方ない、先輩に直接聞こうかな。先輩に電話しよっと」
「神楽先輩のトランクスの何がダメだったんでしょうか。スンスン……うん、いい香り」
明日香はスマホを開き、六花はりゅう兄のトランクスの匂いを嗅いでいた。六花は匂いフェチなのだろうか。変態がいる。
「もしもし先輩ですか?ちょっと頼みたい事があって。ちんちん見せてくださ──切られた……」
「だろうね」
りゅう兄は明日香の電話をイタズラだと思っているだろう。だが残念、マジだ。
「そういえば、今日は先輩が来ないね。何してるんだろう」
「お姉ちゃん達とお昼ご飯食べてるはず」
「ということは、Afterglowさんと一緒にいるって事ですか?」
「そういうことだね」
りゅう兄はお姉ちゃん達と上手くやれているだろうか。特に蘭ちゃんとモカちんとつぐちゃんとうわきしてないかが心配だ。あの3人は何かとりゅう兄に色目を使う。あこの敵だ。
「私もポピパさんと学校でお昼ご飯食べてみたいです」
「りゅう兄に頼んでみれば?」
「神楽先輩にそこまでの権力はないかと……」
「でもりゅう兄、花咲川の理事長と友達だって言ってたし、もしかしたらワンチャンあるかもよ?」
「あこちゃん、それは冗談ですよ……」
え、冗談なの?
「いや、冗談じゃないかもよ」
「そうなんですか?明日香ちゃん」
「先輩、1回学校のプール貸切にしたことあるし。先輩は権力握ってるよ」
「そんなまさか……」
りゅう兄、何してるんだろう。花咲川のプールを貸し切ってすること……ナイトプールとか?
「ど、どうしましょう。神楽先輩を彼氏にしたら、神楽先輩の権力を狙う悪い人に追われたりして……」
「まあ、あこが大丈夫なんだし、平気なんじゃない。でも、もしかしたら?」
「あこちゃん危険です!今すぐ神楽先輩と別れてください!」
「で、その別れた先輩を六花が貰うと。あー六花を危険な目に合わせたくないなー(棒)ここは私が先輩と──」
「多分りゅう兄は、あこと別れたらまやさんと付き合い始めるよ?」
「「……チッ」」
「今舌打ちしたでしょ」
ガラが悪い。
「だいたいあこはね〜エッチ過ぎるんだよ。こないだ先輩からあこの性欲が凄いって苦情来たよ〜」
「あこちゃん、先輩を見る目がいつもギラギラしてますもんね……」
「え、何、なんで急にあこをディスるの」
別にあこの目はギラついてなんかない。性欲だって強くない。あこは普通だ。
「これじゃあ、先輩と別れるのも時間の問題だよねー」
「りゅう兄はあこの手を離したりしないもん」
「何かのひょうしにパッと手が離れちゃったり。それか──誰かに無理やり手を切り離されたり」
「こ、怖い事言わないでよ……」
りゅう兄とあこの手を切り離そうとする誰か。誰だ。あこはそんな人に屈したりしない。乗り越えてやる。
「先輩ってどこかで必ず誰かと拗れてるからなー。そのうち攫われたりするんじゃないの?」
「りゅう兄だって警戒とかしてるでしょ。そんな簡単にトラブルに巻き込まれたりしないよ」
「でも先輩、私達に逆レイプされそうになってるじゃん」
「それは2人が思いとどまってくれれば良いんだよ」
そういえばこの2人、りゅう兄を逆レイプしようとしてるんだった。
「神楽先輩を私達3人で共有するんです。きっと幸せですよ」
「そんなの嫌。りゅう兄はあこだけのものだもん」
「神楽先輩だって、色んな女の子を抱きたいと思ってる筈ですよ?」
「そんなのりゅう兄じゃない」
「まあ六花、あこには何言ってもダメだよ。だってあこだもん」
「そうですね。やっぱり、私達2人でこの状況を変えなければ」
「りゅう兄は渡さないよ」
やっぱりあこが守らなきゃ。りゅう兄にはあこしかいないから。
「まあ、あこも私達の計画阻止するの頑張ってね」
「絶対阻止する」
「ふふふ、あこちゃんに出来るでしょうか?」
「やってやる」
りゅう兄を守りきるんだ。あこが絶対に。まずはりゅう兄に警告を出して、その後に皆にLINEしてりゅう兄が文化祭の日1人にならないようにしよう。りゅう兄も、明日香と六花が分からないように女装させれば完璧だ。りゅう兄逆レイプ大作戦なんて止めてやる。
明日香と六花を止められるのはただ1人、あこだ!