いちばん小さな大魔王!せかんどし〜ずん:りゅう兄のうわき現場 作:コントラポストは全てを解決する
朝7時、りゅう兄の部屋にて。
「はむ……ちゅる……んっ……じゅる……♡」
「──……ぷは。はぁ……はぁ……。あ、あこ、朝っぱらからどうした。ディープキスなんて、えっちするわけじゃないんだし」
「あこはりゅう兄とえっちしに来たんだよ」
りゅう兄の誕生日当日の土曜日。今日は午後三時からつぐちゃん家でりゅう兄の誕生日パーティーだ。だから、その前に1発しっぽりりゅう兄とえっちしちゃおうと思った。
「えっちなことは夜だけって約束しただろ」
「えー、いいじゃん。りゅう兄の誕生日なんだし。今日くらいは朝えっちしちゃおうよ。あこからの誕生日プレゼント、あこと1日えっち権」
「それ得するのあこだけだろ」
りゅう兄は中々あことえっちしてくれない。
「今日はりゅう兄が動いていいよ。どう?りゅう兄だって得でしょ?」
「うーん………まあ、そうだけど。俺はやっぱり夜にしたい。知ってるか?夜の方が性ホルモンが多く分泌されて、より気持ちよくエッチでき──」
「ごちゃごちゃうるさいなぁ──……はむ♡」
「──んっ!?」
りゅう兄が難しい話をしだしたので、あこはりゅう兄の口を塞いでベロをねじ込んだ。でぃーぷちゅーだ。
「ほら、りゅう兄のちんちんだってえっちしたそうにおっきしてるよ?しようよ、えっち」
「これは朝勃ちだ。生理現象だからそっとしておいてくれ」
「あこが鎮めてあげる♡」
「やめい。触るな」
りゅう兄は乗り気になってくれない。あこがこんなにゆーわくしてるのに。普通、恋人がえっちな誘いをしたら乗ってくれるはずなんだけどなぁ。
「もう、りゅう兄は固いなぁ。固いのはちんちんだけにしてよ。せっかくちょっと高いこんどーむ買ってきたのに。0.01たっぷりジェル。これでえっちしたらきっと気持ち良いよ?」
「じゃあ、夜までのお楽しみだな」
「あこは今したいの!もう」
ダメだ。こうなったら最終手段だ。
「りゅう兄、じゃんけんしよ。あこが勝ったらえっち、りゅう兄が勝ったらあこは諦める。これでどう?」
「……はぁ、しょうがないか。あこも諦めてくれそうにないし。行くぞ」
「うん」
「「最初はぐー!じゃんけんぽん!」」
りゅう兄はぐー、あこはパーだった。やったね、あこの勝ちだ。
「まあ、あこはりゅう兄にじゃんけん負けた事ないからね。それじゃありゅう兄、しよっか」
「いきなりだな──んっ」
「んっ……ちゅる……あむ……ぺろ……♡」
りゅう兄にでぃーぷちゅーをして、あこはりゅう兄のパンツを脱がせる。元々あさだちで大きくなってたちんちんにゴムをつけ、あこは準備を進めた。ついに、念願の朝えっちだ。
「今日は俺が動いて良いんだよな?」
「うん。ほら……りゅう兄、早く来て。あこ、もう我慢出来ない……♡」
「ほんと、えっちな女の子になっちゃったなぁ…………じゃあ、行くぞ」
りゅう兄のちんちんがあこの下の口に近づいていく。ゆっくり、ゆっくりと近づいていき、ついに──……
「竜介お兄様!お誕生日おめでとうございまっす!!!!!」
…………は?
「ましろちゃん?」
「どーもどーも!貴方の可愛い妹、倉田ましろちゃんです☆今日は竜介お兄様のお誕生日ということで来ました!」
「あ、そうなの。わざわざありがとうね」
いや、いやいやいやいや。おかしい、何もかもがおかしい。りゅう兄とえっちしようとしたらましろがやってきた。手にはプレゼントらしきものを持っている。いや、どうやってうちに入って来たんだ。鍵は閉めておいたはずなのに。
「どうぞ竜介お兄様、プレゼントです」
「あ、ありがとう。でも、ちょっとタイミングが悪かったかな。次は気をつけてね?」
「はい!まぁ、狙ってやってきたんですけどね」
「ましろちゃん、何か言った?」
「いえ、なにも!それより竜介お兄様、プレゼント開けてみてください」
ましろ、狙ってやってきたって……。
「おぉ、これは良さげなお皿。高そう」
「うちの店で使ってたやつを貰って来たんです。すみません、中古品で……。私にもっと財力があれば……」
「ううん。嬉しいよ。ありがとね」
「えへへ……」
ましろはりゅう兄に頭を撫でられていた。おかしい、さっきまであこはりゅう兄とえっちしようとしていたのに。あこは別世界にやってきてしまったのだろうか。
「それにしても竜介お兄様」
「ん、何かな」
「ちんちんでっかいですね」
「見ないで」
りゅう兄はズボンをはいてしまった。あぁ……せっかくあことえっちするとこだったのに。せっかくチャンスが巡って来たのに。りゅう兄との朝えっちを計画してた昨夜のあこのワクワクとドキドキを返して欲しい。
「ましろちゃん、朝ごはん食べてきた?」
「あ、そういえば忘れてました……。お腹ぺこぺこです……」
「そかそか。今から作るからちょっと待ってて」
「手伝います!」
「うん。ありがとさん」
りゅう兄とましろは部屋の外に出ていってしまった。やるせない。お預けを貰ってしまった。ムラムラする。過去1番でムラムラしてる。この有り余った性欲をどうすればいいのだろうか。
………………
…………
……
おなにーしよ。
──────
朝ごはんを食べた後、結局ましろは昼過ぎまで家にいた。お昼ご飯を食べたあと、用事があると言って帰って行ったのだ。去り際の「あこさんのエッチを邪魔してやりました。ぷふふ♪」という挑発的な笑顔は忘れない。ましろには帰り道、吐きたてのガムを踏んでしまう呪いをかけておいた。靴の裏を汚してしまえ。
そんなこんなで時間がすぎた午後3時。あことりゅう兄はつぐちゃん家にやってきた。店の中はオシャレに飾られ、「Happybirthday 神楽竜介」というプレートが掲げられていた。気合いが入っている。
「竜介君、いらっしゃい!」
「おう、こんにちは。随分飾り込んだな」
「午前中にみんなで飾ったんだ。みんな竜介君を祝うんだーって意気込んでて」
「ありがてぇ。もうここに来ただけで満足だわ」
「帰らないでね?」
「しないよ。みんなの頑張りが無駄になっちゃうだろ」
みんなの頑張りが無駄にならなかったら帰っちゃうの?まあ、空気が冷めるからそんな事言わないけど。
「他の皆は?」
「もうすぐ来ると思うよ」
つぐちゃんが言った瞬間、店のドアベルが鳴った。お姉ちゃん達が来たようだ。みんな、ジュースや惣菜、りゅう兄へのプレゼントを持っている。あこもしっかり持ってきたよ、りゅう兄へのプレゼント。男の子へのプレゼントって何を渡せばいいか分からないから、色んなお店を回ってあこなりのプレゼントを買ってみた。りゅう兄も喜んでくれると思う。
「お、竜介来たのか。じゃあ、早速始めようぜ」
「竜介、これ付けて」
「バースデイ帽子だ。俺も小さい頃被ったな〜。それで、1人でクラッカー鳴らして──」
「リー君の闇深話は良いから〜、早く始めようよ〜。モカちゃんお腹ぺこぺこ〜」
「懐かしいなぁ……ニャン吉とぬいぐるみも一緒に祝ってくれて──」
「リー君、お口チャック〜」
りゅう兄……闇が深い……。あこが求めるのとは別の闇だ。なんであこを誘ってくれなかったんだろう。あこがいたら、りゅう兄にそんな闇の深い誕生日パーティーさせなかったのに。けど、それも今年で終わるんだ。これから毎年あこが祝ってあげて、大人になっても、いつまでも、あこがりゅう兄の誕生日を祝ってあげるんだ。
「それじゃあ、皆、クラッカー持った?」
つぐちゃんが皆に聞いた。りゅう兄以外、皆クラッカーを持ったようだ。
「それじゃあ行くよ、せーの──」
『竜介(リー君)(竜介君)、お誕生日おめでとうー!!!!』
一斉にクラッカーが鳴る。紙ロールが宙を舞った。これでめでたくりゅう兄も1つ歳を重ねたわけだ。
「竜介君!マグロの赤身と手羽先と、手巻き寿司とか色々準備したからいっぱい食べて!」
「これ、つぐみが準備したのか?いくらかかった?全額は無理だが、少しくらいなら──」
「もう、竜介君。お誕生日の人はそういう事気にしなくていいの。良いから食べて?」
「でも……」
「竜介君?」
「……はい」
りゅう兄はつぐちゃんに屈した。それで良いのだ。誕生日は黙って祝われる。それが鉄則だ。手羽先美味しい。
「りゅう兄、あーん」「リー君、あ〜ん」「竜介、あ、あーん……」
「お、おぉ……一気に来たか、1人ずつな。じゃあ、あこから」
「りゅう兄、信じてたよ」
「やっぱりあこちんが勝っちゃうか〜」
「また負けた……」
我、ヒロインズの王ぞ?ヒロインズの王ぞ?ひれ伏せひれ伏せー。あこはあーん戦争に勝ったのだ。りゅう兄の誕生日くらい普通にしていたかったけど、まあ、起こっちゃったものは仕方ないよね。我、ヒロインズの(ry
「竜介君、次は何食べたい?どんどん言って、私よそうから」
「手羽先食いたい」
「はい、どうぞ」
「サンクス」
「つぐみ、ここぞとばかりに献身さをアピールしてるね」
「つぐってる〜」
そんな事してもあこには勝てないのにね。手巻き寿司美味しい。
「それにしても結構量あるな。大丈夫?皆食いきれるか?いざとなったら俺の胃袋に詰めるけど」
「まあ、大丈夫でしょ。それにケーキだってあるんだし」
「ひーちゃん、大きくなあれ〜」
「ちょ、モカ、変な事言わないで!」
モカちんはひーちゃんにカロリーを送るからいいとして、ひーちゃんはどうなってしまうんだろう。体重が一気に5キロくらい増えそうだ。あこはまだ大丈夫。あと2キロは増やせる。まあ、あこならどんな体型でも大丈夫だってりゅう兄が前に言ってくれたけど。
「竜介」
「お、なんだ巴」
「ポケットに煎餅あったからやるよ」
「雑だなぁ」
ご飯中にお菓子は食べちゃダメだって前にお姉ちゃん言ってたのに。今日は無礼講だからいいのだろうか。
「ねえ、竜介」
「今度は蘭か。どした」
「楽しい?」
「楽しいんでる……はず」
「曖昧だね」
「分からないんだ。こんなに大勢で祝われて、わいわいはしゃいで。それを眺めて、参加して。今の気持ちを形容出来る言葉がない」
「りゅう兄、重い話はやめて」
「すまそ」
蘭ちゃんとりゅう兄が隅っこでいい感じに話してたから邪魔してやった。シリアスブレイカーだ。
りゅう兄の表情を見る限り、りゅう兄は楽しめてる。りゅう兄は誰かの誕生日を祝ったことはあるけど、自分の誕生日は祝われた事はないから、自分が祝福される楽しさを知らない。けど、りゅう兄は楽しめてる。ならそれでいい。りゅう兄が幸せそうであこは嬉しい。りゅう兄の笑顔を見るのがあこの幸せ。だから、もっといっぱい笑顔になって欲しい。
「竜介君、味どうかな?」
「俺が作った時より美味い。いつでもお嫁に出せる」
「竜介君が貰ってくれても良いんだよ?」
「つぐみが嫁さんかー……幸せそうで良いな」
「りゅう兄」
「やべ」
「もう、あこちゃん。邪魔しないでよ」
うわきはあこが許さない。つぐちゃんもあこの目を盗んでりゅう兄とうわきすることを覚えてしまった。これは由々しき事態だ。全く、蘭ちゃんといいモカちんといい、もう少しお姉ちゃんやひーちゃんを見習って欲しい。りゅう兄そっちのけでご飯を食べているのに。
「じゃあ、そろそろ竜介にプレゼント渡す?トップバッターは誰にしよっか」
「じゃあ、アタシから行こうかな」
1番目はお姉ちゃんからだ。さあ、何を渡して来るか。
「竜介、ほらよ」
「……これは、ブレスレット?しかも2つ……両手につけて能力者ごっこでもするのか?」
「違う違う。これカップル用だ」
「カップル……じゃあ、片っぽはあこのだな」
「お姉ちゃん、いいの?」
「おう。末永く幸せにな」
あことりゅう兄は腕にブレスレットをはめた。おそろいである。艶のない黒色が素敵だ。お姉ちゃん、なんだかんだ言ってあこ達の事応援してくれてたんだね。嬉し。
「どうしよう……初っ端からレベル高い……」
「どうする?巴のあとじゃ行きずらいよー……」
「じゃあ、次はモカちゃんが行こうかな〜」
モカちん、出陣。
「リー君。はい、どうぞ〜」
「おぉ、綺麗なネックレスだな。……なんか、宝石入ってない?」
「ちょっと奮発しちゃいました〜」
モカちんはネックレス。ブレスレットとセットでオシャレだ。りゅう兄がだんだんウェイ系になってきている。これでピアスでもしてたらチャラ男になっていたのに。
「ありがとな、モカ」
「どういたしまして〜」
モカちんはプレゼントを渡し終わった。さあ、次は誰が行く。あこはとっておきのものを用意したから最後が良い。
「竜介」
「お、次は蘭か」
「はい、これ」
「……指輪か。ありがとな」
「ん。婚約指輪」
「あ、あはは……」
蘭ちゃんはまだりゅう兄を狙っていた。指輪を渡した蘭ちゃんはモカちんに連れられいじられる……いや、違う。よく見ると睨みあってる。どっちのプレゼントがりゅう兄に喜ばれたかマウント取り合ってるんだ。女のマウント取り合いは怖いね。あこは巻き込まれないようにしよう。
「次は誰にする?あこちゃんは渡さなくて良いの?」
「あこは最後が良い」
「そっか。じゃあ私が行こうかな」
ひーちゃんの出撃だ。
「竜介、はいこれ」
「おぉ、フライパンだ。しかもこれ、ゼロイチ堂の良い奴じゃん。ネットでも即日売れきれで手に入らないのに。どこで買ったんだ?」
「まあちょっとね。穴場って感じの店見つけて、そこで買ったんだよ」
「そっか。ありがとう。大事に使わせて貰うよ」
「うん!」
りゅう兄はフライパンを大事そうに抱えていた。目で見てわかるくらい喜んでいる。ペアブレスレット、ネックレス、指輪、フライパン。りゅう兄のプレゼントが増えていった。次はつぐちゃんだ。
「りゅ、竜介君、私の事忘れてないよね?」
「おう、当たり前だろ」
「じゃ、じゃあ……はい、これ」
「これは……ギター型のストラップ」
「う、うん、私の手作り。ちょっと重かったかな」
「全然。ありがとな」
「えへへ……」
りゅう兄はつぐちゃんの頭を優しく撫でた。つぐちゃんは嬉しそうだ。それにしても、あのギターのストラップ……よくできている。あこもお手製NFO武器ストラップとかにした方が良かったかな。まあ、今更引き返せないか。
「じゃ、最後は──」
「お待ちかねだね」
「あこちゃん!」
「ふふっ〜、あこちんは何を渡すのかな〜」
「ま、あたしの指輪には勝てないでしょ」
皆があこに期待の眼差しを向ける。ふふっ、見てるがいい。あこはすごいものを用意したから。さっそくりゅう兄に渡そう。
「りゅう兄、はい!」
「おう。ありがと」
あこはりゅう兄にお花柄の小さい封筒を渡した。
「……これは」
「プリペイドカード5万円分だよ!」
「おぉ、大金だな」
「お小遣いで買った!」
「そかそか。NFOでいっぱい課金出来るな」
「うん!」
りゅう兄は喜んでくれたようだ。当然だよね。だって、愛しい彼女からのプレゼントなんだから。それにしても、お小遣いを貯めておいて良かった。おかげでこんな素敵なプレゼントができたから。皆よりもずっと良いプレゼントだと思う。これには皆も声が出ないだろう。
「あこ、それはない」
「せっかく皆がいい感じに雰囲気あげたのに〜」
「あこちゃん……」
「あこちゃんのプレゼントはなんかこう……独創的だね」
「まあまあ。あこも一生懸命考えてプレゼントを選んだんだ。アタシはいいと思うぞ」
蘭ちゃんもモカちんもつぐちゃんも、皆微妙な顔してる。なんで皆そんな顔するの。あこだっていっぱい考えて選んだんだよ。どうやったらりゅう兄が喜んでくれるかって。
「りゅう兄、あこのプレゼント、あんまり良くなかった……?」
「ううん、あこらしくていいと思う。俺も嬉しいよ。大事に使わせて貰う」
りゅう兄はそう言って、あこの頭を撫でてくれた。やっぱりあこの味方はりゅう兄だけだね。
「竜介、あこに甘すぎ。あんなの何も残んないじゃん」
「恋人贔屓だね〜」
蘭ちゃんとモカちんのあこを見る目が冷たい。あこが何したって言うの。
「竜介はそれでいいの?」
「もちろん。あこが俺のために選んで買ってくれたんだ。それだけで嬉しい」
「でもそれ、使ったらただの紙切れじゃん」
「紙切れでも塵でも、あこがくれた物なら嬉しい。それに、このカードにはあこの想いが詰まってる。それだけで十分だ」
「やっぱりあこに甘い……」
りゅう兄はあこの事を庇ってくれる。そんなにあこのあげた物ダメだったのかな……。うーん、わかんない。一体何がダメだったんだ。直にお金をあげたわけじゃないのに。まあ、りゅう兄が喜んでいるからいっか。
「皆、プレゼントサンキュな。俺、こんなに明るくて楽しい誕生日を過ごしたのは初めてだ。ありがとう」
りゅう兄が皆にお礼を言った。皆もあこも、りゅう兄に笑顔を返す。
「皆プレゼントも渡し終わったし、そろそろケーキ出そっか。私持ってくるね!」
「よろ〜」
りゅう兄は渡されたプレゼントで腕の中がいっぱいだった。とても喜んでいる。目も輝いてる。りゅう兄はいつもキラキラしてるけど、こんなにキラキラしてるりゅう兄は初めて見たかもかもしれない。これだけりゅう兄が喜んでくれるなら、もう一生りゅう兄の誕生日を祝わなきゃね。来年はもっといっぱいの人を呼んで誕生日パーティーをやりたい。その方がりゅう兄も喜ぶ。まやさんとか有咲が祝ってくれたら喜びそうだね。
その後、つぐちゃんが持ってきたケーキを皆で食べて、ちょっとしたゲームなんかをやってパーティーはお開きになった。
りゅう兄も皆も、全員が楽しめるパーティーだったと思う。
改めてりゅう兄、お誕生日おめでとう。
────
家に着く頃には夜9時を回っていた。明日は日曜日だが、一応朝ごはんの下準備とかでりゅう兄は忙しそうにしている。
「ねえねえりゅう兄」
「お、なんだ?」
「誕生日プレゼント、忘れてないよね」
「?……プリペイドカードくれたじゃんか」
あこがりゅう兄にあげたもうひとつのプレゼント。いや、こっちの方が先に渡したから、プリペイドカードの方がもうひとつのプレゼントだ。あこがりゅう兄に、あこ自身をあげたプレゼント。
「“あこと1日えっち権”朝あげたでしょ?」
「え、あれって冗談じゃなかったの?」
「本気だよ」
「そ、そっか……」
「りゅう兄の部屋で待ってるね」
あこはりゅう兄にちゅーをした後、リビングを出てりゅう兄の部屋に向かった。今日はりゅう兄と徹夜えっちする予定である。りゅう兄ハッピーバースデーえっちだ。精力剤もリサ姉のいるコンビニで買ってきた。バッチリだ。
りゅう兄、今夜は寝かせないよ。
♡つけると一気にエロくなる不思議
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