いちばん小さな大魔王!せかんどし〜ずん:りゅう兄のうわき現場   作:コントラポストは全てを解決する

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Part51 ハイパーレイパーマジカルチュチュちゃん:ナニを見せろ

「Penisを見せろ!竜介神楽!」

「チュチュ様!竜介さんに向かってなんて事言うんですか!」

 

 いきなり家にやってきたと思ったらなんてお下品な事を言うんだ。まるで意味が分からないない。早く帰って欲しい。ちゆはいつも面倒臭いけど、今日は一段と面倒臭い。

 

「…………えっと、どういうこと?ちゆちゃん」

「私と竜介神楽は将来結婚するでしょ?だから知っておかなきゃいけなくて。さあ、竜介神楽、ズボンを脱ぎなさい!」

「ちゆちゃん、ちょっと見ない間にえっちな子になっちゃったなあ……。れおなちゃん、ヘルプ」

「すみません竜介さん。パレオにも無理です。事情を把握してません」

「あらま」

 

 ちゆは暴走している。早く止めなければ。一体全体、何をどう考えたらりゅう兄のちんちんを見たいなどと口走る事になったのだろう。あこはちゆがびっちになってしまって残念だ。びっちだ、ろりびっちだ。

 

「ちゆちゃん、何かあったの?ちゆちゃんはそんな事言う子じゃなかったじゃん。ストレス溜まってるの?」

「No、違うわよ。いいわ、話してあげる。そうね……どこから話したらいいかしら……」

 

 ちゆはしばらく思い悩んでいた。どこから話そうかと言うからには、それなりに長い話になるのだろう。早く帰って欲しい。れおなに頼んで連れ帰って貰おうか。

 

「まず、私と竜介神楽は将来結婚するじゃない?」

「しないよ?」

「しないの?」

「うん」

「……」

「……」

 

 皆黙ってしまった。

 

「まあ、私と竜介神楽は結婚するDestinyにあるの」

「初耳だ」

「で、結婚したら、しなきゃ行けない事があるでしょ?」

「将来を見据えて話し合うとか?」

「違うわよ」

「マイホームの予算見積もりとか?」

「それも違うわ」

 

 じゃあ一体、結婚してする事とはなんだろうか。あこ純真だから何も思い浮かばないや。

 

「子作りよ」

「子作り……ベイビー?」

「ベイビーよ」

「俺とちゆちゃんの?」

「そうよ」

「ベイビー?」

「Babyよ」

 

 りゅう兄とちゆの、子供?びーまいべいべー。

 れおなが笑顔で固まってる。こんなちゆは見たことがないから戸惑っているのだろう。あこも戸惑ってる。りゅう兄も戸惑ってる。

 

「ベイビーを作るのと、俺のちんこを見るの関係ある?」

「子作りをするのよ?つまり、SEXするってことでしょ?」

「まあ、そうだね」

「だったら、ペニスはおっきい方が良いじゃない」

「はぁ、なるほど」

「アンダースタンド?」

「あんだーすたん」

 

 ちゆの身体じゃりゅう兄のちんちんは受け止めきれないと思う。最低でもあこぐらいの大きさがなきゃね──あ、今あこもちゆも体の大きさ変わらないと思ったそこの君、後で屋上ね。

 

「じゃあ、竜介神楽。私とセックスをして欲しいわ」

「???」

「あら、言葉の意味が理解出来ないの?簡単よ、私の下の口に、貴方のPenisを突っ込むだけ。ね?簡単でしょ?」

「…………ちゆちゃんって、今何歳?」

 

 ちゆの怒涛の下ネタにフリーズしたりゅう兄が、何とか言葉を振り絞る。りゅう兄の顔は引きつっていた。あこもちゆをいかくしている。ふー!!!(威嚇)

 

「私は14歳よ?なにか問題でも?」

「問題だらけやんけ。日本は未成年の性犯罪に厳しくてね。ちゆちゃんを妊娠させちゃったら俺が捕まる」

「な、何言ってるのよ!今は避妊するに決まってるでしょ……。も、もう、私を妊娠させたいなんて、竜介神楽は変態なんだから……///」

「やっべ墓穴掘った」

 

 いや、今の話の流れでなんでちゆが照れるの。おかしいでしょ。りゅう兄、負けないで。頑張ってちゆに勝って。そしたら今晩は豪華にしよう。というか、れおなはいつまで固まってるの。早く復活してちゆを止めて。

 

「じゃあ、竜介神楽。私を貴方のベッドルームに案内しなさい」

「え、今からするの?」

「当たり前じゃない。私も暇じゃないの」

「じゃあ、今日はもう帰ったら?」

「嫌よ、今日は竜介神楽とセックスするためにここまで来たんだから」

「どうしてそう変な方向にばかり思い切りがいいんだ……」

 

 りゅう兄はちゆに勝てるだろうか。りゅう兄とえっちするためだけにりゅう兄とあこの家にやってきたちゆ。それに付き合わされたれおなが可哀想。いい加減帰って欲しい。あこもりゅう兄も暇じゃないの。

 

「あの、ちゆちゃん」

「何よ。中出しは大人になってからよ。ま、まあ……竜介神楽がどうしてもしたいって言うなら、1回ぐらいはさせてあげてもいいけど……///」

「ああ、そうじゃなくて。俺の恋人が誰か知ってる?」

「あこ宇田川でしょ?」

「そうそう。でさ、ちゆちゃんとエッチしちゃうと、浮気になっちゃうんだ。いやーうちのあこ、浮気には厳しくてねー」

 

 うわきには厳しいよ。絶対許さない。

 

「何よ、浮気が怖いなら、あこ宇田川と別れれば良いじゃない」

「いやね、そう簡単な話じゃないの。えっとね、すごく言い難いんだけど」

「別にいいわよ、言ってみなさい」

「俺、ちゆちゃんやれおなちゃんも好きだよ?でも、あこが一番好きなんだ」

「……ふーん」

 

 りゅう兄……なんて大胆な告白……。は、恥ずかしい……ふへへ。

 

「じゃあ、いいわ」

「お、諦めてくれた?」

「たった今から、竜介神楽を寝とることにしたわ。男の尊厳なんて感じさせないぐらいにぶち犯してあげる。覚悟しなさい!」

 

 まさかこれは、りんりんから貰ったえーぶいに載っていた、恋人寝取られというものではなかろうか。まずい、りゅう兄を盗られる。ここはれおなを再起動させて止めて貰おう。

 

「ねえ、れおなはこれでいいの?」

「……」

「このままじゃ、りゅう兄をちゆに取られちゃうよ?」

「……」

「れおなはりゅう兄が好きなんだよね?本当に、見てるだけで良いの?」

「……」

「……所詮、その程度の想いだったんだね。あこ、がっかりだよ」

「ッ!」

 

 お、ちょっと反応した。

 

「れおな、もし今ちゆを止めてくれたら、今度1日だけりゅう兄を貸してあげる」

「ッ!!」

「れおなは、りゅう兄に何したい?一緒にご飯?それとも添い寝?それとも、ちゅー?」

「ッ!!!」

 

 よし、もうちょっとだ。

 

「れおな、れおななら出来るよ。だから、お願い。りゅう兄を奪い返して来て。れおなとあこのために」

「パレオと、あこさんのために……」

「りゅう兄との幸せな日常、欲しいでしょ?だから、頑張ろう?あこも、れおなならりゅう兄を任せられるよ」

「そ、そうですか……?えへへ、パレオ、頑張ります……!」

 

 良かった。れおなが元に戻った。これでちゆを止められる。

 

「れおな、頑張ってね」

「パレオ、頑張ります!」

 

 よし、完全に治った。れおな、突撃!

 

「チュチュ様!竜介さんを寝取るのはおやめください!見苦しいです!」

「な、何よパレオ!いきなり抱きついて来ないで!」

「この命に変えてでも!パレオはチュチュ様を止めてみせます!」

「は、離しなさい!」

 

 れおなはちゆに抱きついて離れない。いい感じにちゆを押さえ込んでいる。まるで拘束バンドだ。ちゆは暑苦しそうにれおなを引き剥がそうとする。しかし、れおなの方が力が強いのか、れおなは剥がれなかった。

 

「チュチュ様!竜介さんはあこさんの恋人です!おふたりは相思相愛なんです!引き剥がすのはどうかと思います!」

「うるさいわね!私は竜介神楽と幸せな家庭を築くために、あこ宇田川から竜介神楽を奪わなきゃいけないの!邪魔しないで!」

「竜介さんを寝盗っても、そこに愛も幸せもありません!もっとまっすぐに、デートやデレで竜介さんを落としてください!無理やりはダメです!」

「私は最短で面倒臭い事はすっ飛ばしたいの!さっさと竜介神楽とベッド・インした方が早いじゃない!」

「だ か ら!そこに愛はないって言ってるじゃないですか!!!」

 

 白熱した言い合いが、りゅう兄とあこの前で行われていた。この隙にこっそり逃げちゃおうかなとか思ったけど、そしたられおなまで敵に回す事になるので、そんな面倒臭い事はしない。

 

「なに、パレオ、私に歯向かう気?私と竜介神楽の間を邪魔するなら容赦はしないわよ」

「邪魔してるのはチュチュ様の方です。竜介さんはあこさんの恋人なんですよ。間に入っちゃダメです!」

「パレオだって、竜介神楽が好きなんでしょ?なんで邪魔しないのよ」

「パレオは、まっすぐ竜介さんと向き合って、正々堂々竜介さんを惚れさせてみせます!だから、チュチュ様も一緒に頑張りましょう?」

「……」

 

 チュチュは押し黙る。

 りゅう兄とまっすぐ向き合って、正攻法で攻めようとするれおな。面倒臭い事は嫌だからとさっさとえっちな事をしようとするちゆ。どっちが印象が良いかと聞かれたら、あこはれおなを選ぶ。まあ、りゅう兄は渡さないけど。

 

「あこ宇田川に勝つには……竜介神楽を寝とるしか方法がないじゃない……」

「大丈夫ですよチュチュ様。これからいっぱい竜介さんの好感度を稼いでいけば、きっと竜介さんは振り向いてくれます」

「ほんとに?」

「ほんとです」

 

 りゅう兄は果たして、れおなとちゆに靡くだろうか。生粋のあこ好きであるりゅう兄が、他の女に靡くとは考えにくい。これは、実に興味深い案件だ。けど、りゅう兄は渡さない。

 

「さあ、チュチュ様。竜介さんをデートに誘いましょう。話はそこからです」

「……分かった」

「はい!」

 

 れおなはちゆを抑える事に成功した。良かった。これでりゅう兄を寝取られなくて済む。まあ、りゅう兄にデートを申し込む事になったらしいが。今回だけは特別にりゅう兄を貸してあげよう。あこも鬼じゃない。

 

「あ、あの……竜介神楽……」

「なんだい?」

「わ、私と、デートして欲しい、わ……」

「うん。喜んで」

「竜介さん!パレオも!パレオも竜介さんとのデートをご所望です!」

「良いよ。じゃあ、日程を決めようか」

 

 りゅう兄はあこの目の前で、堂々と他の女とのデートの約束を取り付けていた。だが、今回は仕方ないだろう。だって、りゅう兄の貞操の危機だったんだし。でも、やっぱりモヤモヤはする。だってりゅう兄はあこの恋人なのだから。独占欲が働いちゃってもしょうがないだろう。

 

「──よし!日程決め完了!楽しみに待ってるね」

「た、楽しみにしとくがいいわ」

「パレオも楽しみです!」

 

 こうして、ちゆとれおなはりゅう兄とデートすることになった。デート日はこっそりついて行こうと思う。バレたらどうなるか分からないけど。

 

 はぁ……憂鬱だなぁ……(ため息)

 

 

「さてと、これからどうしようか。なんか食べる?」

「ジャーキーオムレツ!ジャーキーオムレツが食べたいわ!」

「はいよー。れおなちゃんは?」

「パレオもチュチュ様と同じもので」

「りょうかーい」

 

 それから、りゅう兄はちゆとれおなにジャーキーオムレツを振舞った。2人とも幸せそうにりゅう兄の料理を食べていたのが印象に深い。やっぱり、りゅう兄の料理はすごいね。みんなを笑顔をしちゃう。あこも見習わなきゃ。

 

 で、ちゆとれおなは何時りゅう兄とデートに行くの?詳しく教えて。あこ、着いてくから。

 

 

 

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