『もう笑う事は許されない。車内を包む空気は重い。しかし、笑いの刺客達は容赦なく襲いかかる』
翼「緊張するな…」
マ「えぇ。ったく、誰よ。こんな企画始めたの…。
S.O.N.G.はいつからお遊びサークルになったのかしら」
翼「まぁまぁ。そう角を立てるな。これも戦いばかりの私達を案じての企画だろうに」
マ「だといいけど…」
ブーー
大きな停車音を立て、バスは最初の停留所に停車した。
響「お、最初の停留所!誰が来るかな!」
切「ワクワクするのデス!」
最初の笑いの刺客に一喜一憂する一同を他所に、二人の人物がバスに乗り込む。
?「ちょっと。なんでスーパーアイドルのこの私がバスなんて使わなきゃならないのよ」
?「すみません。こちらの手違いでリムジンが間に合わなくて…」
響「!?wwwww」
ク「お前かいww」
調「クスッ」
翼「んっ…ww」
デデーン
『立花、雪音、月読、翼、OUT(声.エルフナイン)』
【スーパーアイドル:板場弓美】
【付き人:緒川慎次】
響「いきなり同級生がスーパーアイドル役とか笑うよ!!…痛ッ」
調「まさかすぎる人選…いたっ!」
ク「オイオイ。いきなりこれとか先が思いやられるぞ…痛ッ!!」
翼「緒川さんww…ッ!」
弓「あー。スーパーアイドルの私がバスに乗るなんて何十年ぶりかしら。こんなに椅子って硬いのね」
緒「すみません。次の現場までは我慢して頂くしか…」
弓「はァ?スーパーアイドルのこの私に我慢?」
緒「すみません…」
弓「ホントお前って使えない付き人よね」
翼「プッ…ww」
デデーン
『翼、OUT』
翼「お、緒川さんはズルい!…ッ!!」
ク「ここが先輩の正念場だな」
響「頑張って!翼さん!」
弓「はぁ。もういいわ。おいお前。そこに直りなさい」
緒「はい」
弓「何正座してるの?私が座れないわ。四つん這いになりなさい」
緒「…はい」
弓「…よいしょ。ふーん。以外に悪くない座り心地ね」
緒「…あ、ありがとうございます」
弓「揺らすなッ(ペチン)」
緒「は、はいッ」
翼「wwwwww」
デデーン
『翼、OUT』
翼「あーもう!辞めて…ッ!」
切「早くも三回叩かれてるのデス…」
翼「この残酷は私にとって心地がいい…」
マ「…プッw」
デデーン
『マリア、OUT』
マ「ちょっ、もう、笑わせないでよ翼!…あ痛ッ!!」
翼「わ、笑うような事言ったか!?」
マ「あぁこの剣、可愛くない…」
弓「はぁ。暇ね。おいお前。何かしなさい」
緒「何かと言いましても…」
弓「何 か し な さ い」
緒「はいッ!!この緒川慎次、歌を歌いますッ!!!」
全員「!?wwwwwwww」
デデーン
『全員、OUT』
翼「緒川さんwwww…ッ!」
マ「何で歌をチョイスしたのよwwよりによって貴方が…痛ッ!」
ク「笑わざるをえないだろww…いってッ!」
調「緒川さんが歌はズルい…痛!」
響「でも見てみたいかもw…痛ッ」
切「デスデス…デスッ!?」
緒「それでは歌います…『星天ギャラクシィクロス』」
翼「!?」
マ「え、デュエット曲よ!?」
緒「遺伝子レベルの〜♪」
緒「インディペンデント〜(裏声)♪」
全員「wwwwwwwwww」
デデーン
『全員、OUT』
翼「お腹が痛いッwww…ッ」
マ「急に裏声出さないでよッwww…あいたッ!」
ク「しかも地味にうまいのが面白すぎるだろww…ッ!」
調「まさかの裏声ww…痛!」
響「これがずっと続くの体が持たないよ!…いたッ」
切「でも面白いから楽しいのデス!!…痛ッ!」
緒「遺伝子レベルの〜♪」
緒「インディペンデント〜(裏声)♪」
緒「絶望も希望も〜♪」
緒「抱いて〜(裏声)♪」
緒「足掻け命尽きるまで〜(裏声)♪」
弓「あぁもういいわッ!!そんな下品な声であの素晴らしい曲を聞きたくないわ。他にしなさい」
緒「は、はい!それでは…、歌います!」
その他乗客「Uta Zukin!」
緒「キラキラにせかいをかえちゃえッ☆」
全員「wwwwwwwwww」
デデーン
『全員、OUT』
翼「こんなの無理に決まってるだろうッww!ッ!」
マ「緒川さんwwww貴方何でもやるのねッww…痛ッ」
ク「何でよりによってその曲なんだッ!ww…いてっ」
調「お腹痛いw…ッ!」
響「いやーもう予想のつかないことばっかりでw…痛!」
切「先がいい意味で思いやられるデスww…いったッ」
弓「あーもういいわ。やめやめ。もうこんな所にいられないわ。ほら。降りるわよ」
緒「は、はぁ…」
二人は丁度ついた停留所にて降車していった。
翼「はぁぁぁ。ようやく終わった…」
マ「お疲れ様」
『開始からわずか30分。止まらないお仕置きの嵐。しかしこの先には更に強力な刺客達が待ち構えている』