メリッサ・シールドのヒーローアカデミア 【台本式Ver】 作:へたくそ
出久の家にメリッサが泊まりに来た次の日の朝、出久はベッドの上で壁にもたれながらメリッサに膝枕をしていた。
そう、メリッサはあの後、出久から離れる事なく泣き疲れて寝てしまった。
出久も最初はメリッサを寝かせようとしたのだが、無理やり離すことも出来ずこういった形になったのだ。
出久も最初はドギマギしていたのだが眠気には勝てずいつの間にか寝てしまった。
それが間違いだった。いや、寝るなという方が無理な話なのだが、夏休みとは言え出久が起きたのは朝の9時半を回っている。その時間はもう朝食をとる時間、いつもの様に引子が起こしに来るのだ。
出久の部屋に、一人でいるはずの出久を起こしに…
インコ「出久〜、ご飯よ〜?それとメリッサちゃんどこにいるか知らな……い?」
イズク「あ……、お、おはようお母さん、」
引子は二人の様子を見るなり、ウフフという文字が見えるそうな顔をして静かにドアを静かに閉めてく。
イズク「ま、待って母さん!これには訳が!」
インコ「大丈夫よそんなに焦らなくて。母さん先にご飯食べてるから、ごゆっくりどうぞ〜」
イズク「ちょ!だから違うんだって!」
引子はニヤニヤしながらリビングに行ってしまった。
そして流石に出久の声が大きかったのかメリッサが目を覚ました。
メリッサ「んん、あれ、デクくん?」
イズク「あ、メリッサさん。えぇ〜っと、おはようございます…」
メリッサ「うん、おはよう。それよりどうしたの?大きな声出してたけど」
メリッサはまだ脳が起ききっていないのか、今の状況にまったく気が付いていなかった。
出久も流石にこの状況が続くのはマズいと思ったので
イズク「えぇっと、メリッサさん、手を離してもらってもいいですか?」
メリッサ「え??」
その言葉にメリッサは一瞬止まった。そして目が覚めて来たのかどんどん顔が赤くなっていく。
そして飛び上がる様に起き、慌ててベッドを降りようとした時、ベッドにつこうとした手が空を切り、メリッサが顔から落ちそうになった。出久は瞬時に反応し、メリッサの下敷きなった。
イズク「いてて、大丈夫ですか?メリッサさん」
メリッサ「ご、ごめんなさい。怪我はない?」
イズク「大丈夫ですよこれくらい!そう言えば、さっき母さんが来て…」
メリッサ「あ…、そ、そうなんだ…」
メリッサがまた顔を赤くして、二人は暫く無言になる。
出久が何かこの無言を破ろうと必死になっているとメリッサから
メリッサ「昨日はありがとうね。まさか自分を助けてくれるって言ってくれるとは思わなくて」
イズク「メリッサさん、」
メリッサ「だから昨日はほんっとうに嬉しかったの!逃げてもいいって言ってくれて。日本に来て、おじさまやデクくんにまた会えたのは嬉しかったけど、それ以上に辛かったから。でも今はもう大丈夫!何たって最高のヒーローがいるからね!」
イズク「はい!何度だって助けて見せます!困ってる人を助けるのがヒーローですから!」
出久は拳を握りながら言う。その歪んだ手を見てメリッサは出久は本当に困っている人を見過ごせないのだと思った。
出久のヒーローの憧れをその手が語っている。
UAの入試試験でのゼロポイント仮想ヴィラン、核爆弾想定の屋内戦闘訓練での爆轟との戦い、USJ事件での黒霧と死柄 弔への突進、UA体育祭で轟と思いをぶつけた時。
そう、出久の精神はもうそこら辺のプロヒーローより頑固たるもの持っている。
それを察したメリッサは出久に近づき
メリッサ「お願いね?私のヒーローさん」
そう言うとメリッサは出久の頬にキスをした。
メリッサはそれじゃっと言い残し呆然とした出久を残し引子の元へと向かった。
(彼はきっと困ってる人皆んなを助けようとする。だから私は彼の支えになろう。彼がいつまでもヒーローでいられる様に。だって貴方は私のヒーローなんだから)
心に決めたメリッサの顔は昨日とは違う、本当の笑顔を浮かべていた
タイトルをこれにした理由はただ自分がLiSAが好きだからです。
後、メリッサにこのセリフを言って欲しかったからです。