メリッサ・シールドのヒーローアカデミア 【台本式Ver】   作:へたくそ

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最初から番外編という訳ではなく、夏休みが終わってからが番外編という事になります


7 初登校

 

 

 

 

 

メリッサ「ご、ごめんさなさい。私ったら興奮しちゃって」

 

イズク「大丈夫ですよ。それより体は大丈夫ですか?」

 

 

 

出久とメリッサは訓練が終わった後も保健室を借りて二人だけで残っていた。メリッサが倒れた後のには軽い脱水症状も含まれていた。

そのせいか少し熱もあり、暫く休んでから帰る事にした。皆の個性を分析するのに集中し過ぎていたせいで水分補給をしていなかったらしい。

 

 

 

メリッサ「ねえデク君」

 

イズク「どうしたんですか?」

 

メリッサ「皆んないい人だね。初めて会った人もいたけど、すごく良くしてくれた。私、雄英にきて本当によかった」

 

イズク「メリッサさんに喜んでもらえて良かったです」

 

メリッサ「デク君は?デク君は私にまた会えて嬉しい?」

 

 

 

熱があるせいかメリッサは正常な判断をする事が出来ていない。

出久も、メリッサの様子がアイアイランドの時と違う事に少し戸惑っている。

家の事といい、さっきの訓練の事といい前よりスキンシップが激しくなっている気がする。

考え方によっては仲良くなった。信頼してくれていると言えなくもないがそれにしても何だかおかしい。

 

 

 

メリッサ「デク君?」

 

イズク「も、もちろん嬉しいですよ?それよりメリッサさん、僕タクシー呼んできますね。ここで少し待っていて下さい」

 

メリッサ「待って。どこにも行かないで」

 

 

 

メリッサは保健室から出ていこうとする出久の制服の丈を掴み止める。

 

 

 

イズク「め、メリッサさん!?」

 

メリッサ「行かないで、デク君。行っちゃヤダ」

 

イズク「は、はい……」

 

 

 

結局この後は、リカバリーガールに追い出されるまで保健室で過ごした。

そして帰りはリカバリーガールに言われてタクシーを使わずに駅には歩きで帰った。

何でも症状は回復したので少し風に当てた方がいいとか。それにしても、おんぶで帰るのは恥ずかしいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イズク「ただいまお母さ〜ん」

 

インコ「おかえりー、ってあら?メリッサちゃんどうしたの?」

 

イズク「ちょっと学校で倒れちゃって、少し脱水になっちゃって。今はもう大丈夫だよ。少し寝かせてくるね」

 

インコ「そう、それならいいけど。それじゃお母さんご飯作ってくるね」

 

 

 

出久はメリッサを寝室に運びベッドに寝かせた。倒れた時に比べて顔色も良くなっているので安心した。

出久はリビングに戻ろうとしたが、保健室の事を思い出した。

少し悲しそうな顔をして、出久を引き留めたあの顔を思い出したら足を止めざる終えなかった。

 

 

 

イズク(まぁ、変なことするわけでもないし。少しだけならいいか)

 

 

 

出久はメリッサの寝ているベッドの近くにあった椅子を寄せて座り、メリッサの様子を少しだけ、ほんの少しだけ見ることにした。

 

少しだけと言ったが、結局メリッサが起きるまでメリッサの傍を離れなかった。

引子はご飯のために呼びにきたのだがこの状況を見て、少しだけそのままにしておく事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから3週間の夏休みが終わり、出久は二学期開始、メリッサは雄英初登校の日がやってきた。

 

 

 

 

メリッサ「デク君!早く行かないと遅刻しちゃうよ!」

 

イズク「今行きます!」

 

インコ「出久!忘れ物はない!?メリッサちゃんも!」

 

イズク「大丈夫だよ!」

 

メリッサ「私も大丈夫です!」

 

インコ「そう、それじゃ行ってらっしゃい!気をつけて行くんだよ!」

 

イズク/メリッサ「「いってきます!」」

 

 

 

メリッサにとって初めての雄英への登校、少し緊張はしているが少し楽しそうである。

メリッサはかなり優秀なサポーターなので、良し悪しを抜きにしたら直ぐに注目を浴びるだろう。

しかし性格はとてもフレンドリーだからそこは気にする程でもないだろう。

 

二人が雄英に着き、出久とメリッサは別々の教室になるので別れる。

出久と別れる時にメリッサが出久をまたもや引き止める。

 

メリッサ「ねえデク君、今日のお昼のことなんだけど…その…良かったら……一緒に食べない?」

 

イズク「はい!もちろん良いですよ!」

 

メリッサ「!?そっ、それじゃお昼教室に迎えに行くね!!それじゃまた後で!!」

 

イズク「は、はい。また後で…」(やっぱり初日だもんね。同じクラスに知り合いもいないし、不安になるのも当然だよね)

 

 

 

メリッサがいきなり機嫌が良くなった事に多少の疑問を持つが、あまり気にしない事にした。

そんな事を考えつつも出久は教室に着きドアを開ける。その瞬間峰田が出久の元に突っ込んできた。

 

 

 

ミネタ「緑谷てめえええええ!!!昨日に続いて今日もメリッサさんと一緒に登校するとは何事だああああ!!!」

 

イズク「み、峰田君!?ちょっと落ち着いて!メリッサさんは今日は登校初日だし、慣れるまで一緒に登校した方がいいかなって」

 

ミネタ「それなら俺も混ぜろおおお!」

 

イズク「で、でも家の方向が逆じゃなかったっけ…?」

 

ミネタ「んな事どうでもいいんだよおおお!」

 

カミナリ「諦めろ峰田…、昨日でもう分かったろ…」

 

ミネタ「上鳴…」

 

カミナリ「けどな緑谷…俺は諦めてねえからな!!」

 

イズク「何を!?!?!?」

 

 

 

3人のやり取りを見ていた女子たちは相変わらずの賑やかさに少し引いていた。峰田と上鳴の二人だけにだが。

 

 

 

ヤオモモ「夏休み明け早々、一体何をしているのかしら…」

 

ウララカ「賑やかで楽しいね!」

 

アスイ「賑やかというより、煩いだけだけなような気がするわ」

 

ジロウ「それより本当に緑谷とメリッサさんって仲良いよね」

 

トオル「ねえ!昨日のあの感じを見たら少し恋人っぽかったよね!」

 

アシド「わかるー!!二人きりの時ってどんな感じなんだろう!」

 

 

 

そして女子たちは女子たちで、出久とメリッサの関係についての話し合い、もとい恋話をしていた。

昨日の膝枕は女子たちの誘導もうあったとは言え、それまでメリッサのスキンシップがどうもう友達にするそれには見えなかった。

そんな話をしている中で、出久が女子たちに話しかけてきた。

 

 

 

イズク「ごめん、皆んな少しいいかな?」

 

アシド「お!緑谷!良かった、こっちもちょうど聞きたい事があったんだ!」

 

イズク「聞きたい事?何かな?」

 

トオル「メリッサさんとはどういう仲なの!?もしかして付き合ってたりするの!?」

 

ミネタ「何だと緑谷あああああ!裏切りやがってええ!!!」 

 

カミナリ「お前もうそこまで行ってたのかあああ!!」

 

イズク「二人とも何の話してるの!?」

 

アシド「その反応は付き合ってないって事ー?」

 

イズク「付き合ってないよ!?でも何でそんな話を?」

 

アシド「二人ともすごい仲良さそうに見えたから!メリッサさんのスキンシップも凄かったし!」

 

イズク「あ、やっぱりそうだよね。僕もそう思ってたんだけどメリッサさんサポーターを作ってるせいかどうしても気になっちゃうらしいんだよね」

 

ウララカ「そうなん?でもそれとは何か違う気ぃするなぁ…」

 

アシド「そっかぁ!変な事聞いてごめんね」

 

イズク「自覚あったんだ…。あ、そうだ。僕もみんなに聞きたい事があったんだ」

 

トオル「なになに!?恋話!?」

 

イズク「違うよ。今日のお昼メリッサさんと一緒にご飯食べるんだけど、みんなもどうかな?」

 

ヤオモモ「そのお誘いは嬉しいのですが、本当によろしいのですか?」

 

イズク「うん、その方がメリッサさんも喜ぶと思うし、どうかな?」

 

ヤオモモ「それでしたら喜んで引き受けますわ」

 

ウララカ「うちも大丈夫!」

 

 

女子たちがみんな賛成したところで出久は席に戻る。

ちなみに男子たちには既に言ってある。爆豪はもちろんこないが、それ以外はOKという事になった。

女子たちは昨日メリッサと仲良くなったこともあって、一緒に昼食を取れるというのが嬉しいのか、皆んなメリッサとどんな話をするかという話題で盛り上がっている。

 

 

今日も楽しい1日が始まったと、出久はメリッサの事を考えながら青空を眺めていた

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