NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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U(うわ)A(あああああああああ!)が100,000越えました
ありがとうございます。


かすみ「ねぇねぇ、作者さん…最近、かすみんに意地悪してくれませんよね…」
「せつ菜ちゃんしか勝たん…」

かすみ「…ぐぬぬ…おのれ、作者め…」


※今回は暗い話ばかりだったのでニジガクメンバーと峻くんの絆を確かめ合うお話となっております


第101話

「…ふぁ……」

歩夢「眠そうだね…峻くん…」

「…あぁ…ごめんな…最近こんな調子で…」

歩夢「ううん!大丈夫だよっ!…あっ、もし寝るなら言ってね、起こすから♪」

「…ごめんな、何から何まで…」

 

歩夢「もう、困った時はお互い様でしょ?

…それに…私には…これくらいしか出来ないから…」

「…いや、すごく嬉しいよ…ありがとうね、歩夢」

歩夢「…私は…いつもの峻くんが好き…だから…元気になるまで…ずっと、支えるからね…///」

「…ん?…何か言った?」

歩夢「ううん!なんでもないよっ…あ、なにか飲む?♪」

「じゃあ……」

 

ポチッ

 

「…あっ」

歩夢「はいっ、ミルクティー♪

峻くん、いつもこれ飲んでるもんね♪」

「…さすがだな、歩夢は…」

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

 

果林「おはよ、峻♪」

彼方「おはよ~…♪」

エマ「ふふっ、彼方ちゃんも峻くんも…お眠なようだね~…♪」

 

「…今すぐにでも寝れそうだよ…」

エマ「はい、おいで~♪」

「…え?」

 

エマが両手を広げて待っている。

「…えっと…」

エマ「ん?…いや、だった…?」

「…嫌じゃない…けど…人目が…」

 

果林「いいじゃない、エマのハグってマイナスイオンが出てるの?って思うくらい癒し効果あるのよ♪」

彼方「彼方ちゃんもすぐ、すやぴしちゃうよ~…♪」

 

「…じゃ、じゃあ…」

…エマの胸の中に抱きつくと…なんとも言えない…柔らかい感触が頭に広がる。

 

エマ「…よしよーし…♪」

「………寝れそうには…なさそうだ…」

エマ「なら、落ち着くまで…こうしてていいよ?♪」

「…じゃあ、ずっと…」

エマ「あははっ、それは恥ずかしいよ~…///」

 

果林「ほらほら、おしまいよ~…エマの顔も真っ赤になったところで…教室行きましょ?彼方、エマ」

彼方「は~い♪」

エマ「じゃあ、また後でね、峻くんっ」

 

「…あ、ああ」

少し残念な気もしたが…部活の時にお願いすれば…してくれるかな?

 

 

 

 

 

────────────────────

 

【教室】

 

愛「おっす~!しゅんしゅん~♪」

「…愛…なんで俺の机の上に座ってるの」

 

愛「細かいことはいいじゃ~ん♪」

「…あの…見えてる…」

愛「…?」

 

黒い…のが…。

 

「………」

愛「ひゃっ!?///」

他の人に見られたくないと俺は愛のめくれたスカートを手で隠した。

 

愛「あっ、しゅ、しゅんしゅん…っ…///」

「…スカート…めくれてるから…」

愛「ええっ!?……あ、あー…ごめんね…///」

「…いや…眼福だった…」

 

愛「…えっち…///」

「お、俺のせいなのかっ?」

愛「……じゃあ…もう少しだけ…///」

 

そう言うと俺に向けて少しだけスカートを捲ってきた。

「…………………………」

言い返すことも出来ずに…俺はただただ見入ってしまった。

 

愛「…峻にだけ…こんなことするんだからね…///」

「…愛」

 

愛「…も、もー!…恥ずかしいよー!///」

「わ、悪い…っ」

 

照れた顔を見られないように足早に自分の席に戻っていた愛。

……チラチラ俺の方を見て…スカートに視線を落とすのだけはやめて欲しい…。

 

 

────────────────────

 

 

【昼休み】

 

 

しずく「先輩っ、一緒にご飯食べましょうよ!♪」

かすみ「私たち3人からのお誘いですよ~♪」

璃奈「眠そうだけど…大丈夫?」

 

「あ、ああ…じゃあ食堂行こうか?…歩………」

 

歩夢がいなかった…あぁ、そういえば…生徒会の手伝いをするって言ってたっけ…。

 

 

「…よし、行こうか」

かすみ「わーいっ、峻先輩ゲットー♪」

璃奈「ポケモンじゃないんだから…」

しずく「かすみさんなりの照れ隠しですよ♪」

かすみ「しず子っ、余計なこと言わないで~!///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【食堂】

 

 

 

しずく「明日定例会ですが…大丈夫そうですか?」

「絶賛寝不足だけどな…何とか」

 

璃奈「もし、手が必要になったら遠慮なく言ってね」

「ありがとう、璃奈ちゃん」

 

かすみ「あ、そうだ!かすみん、マッサージしてあげましょうか?♪」

「…えっ、かすみ…マッサージなんてできるのか?」

かすみ「むーっ、かすみんだってマッサージくらい出来ます!」

 

俺の後ろに回り込むと肩を掴みそのままマッサージを始めるかすみ。

「…もう少し…強くてもいいかも…」

かすみ「さすが、男の人の肩ですね~…かすみんの何倍も大きいです…」

しずく「……///」

「…しずく?…どうしたの、体をこっちに預けて…」

しずく「…すいません、こうしたかったので…///」

璃奈「演劇部の部長さん、見てるよ?」

 

しずく「えっ?……ぁ、あああああっ!…ち、違うんです、これは…っ!///」

かすみ「…否定しても遅い気がするんですが…」

 

2つ先の席でクスクスと笑う女性がいた。

あれが演劇部の部長さんなのだろうか。

 

しずく「うぅ~…最近、峻さんに甘えられなかったので…///」

「…ごめんな、みんなとの時間もつくらないとな…」

璃奈「峻さんのペースで、大丈夫…みんな分かってるよ」

「…あぁ、ありがとうな」

 

 

 

かすみ「…先輩って…ほんとにどうなってるんですか…モテ期」

「…いや、俺の名前…茂手木じゃなくて…宮之原だよ…?」

かすみ「…絶対わざとですよね?」

「……???」

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

【放課後】

 

俺は屋上にいた。

同好会に出なくちゃ…と思いながらも…つい、うたた寝してしまった。

 

せつ菜「…あっ、やっと見つけました」

「……………………ん、んっ………」

せつ菜「ふふっ、いけない人ですね…♪」

 

そう言うと、せつ菜は俺の隣に座った。

「…すぅ…っ…………すぅ………」

せつ菜「寝てる時は…子供みたいな顔するのに…いつもは凛々しくて…かっこよくて…///」

 

「…んっ……………」

気がつくと、せつ菜は峻の事を抱きしめていた。

 

せつ菜「だからこそ…あなたが居なくちゃ…あなたがそばにいてくれなきゃ…私は…悲しいんです…苦しいんです…」

「…………………………すぅ………」

せつ菜「…なんて…寝てる人に言っても…伝わりませんよね」

 

彼の胸に耳を当ててたせつ菜が耳元に口を近づけた。

せつ菜「ずっと、ずっと…大好き、ですから…///」

「んっ……っ……ぁ、れっ……?」

せつ菜「あっ、起きましたか…?♪」

 

「…俺…寝てたのか…」

せつ菜「自分の体は正直なんですよ…峻さんは疲れが溜まってるんです」

「……だましだましやってたけど…やっぱりボロが出ちゃうか…」

せつ菜「自分の体…もっと大事にしてくださいね…」

 

そう言うと、せつ菜は立ち上がり…くるりとこちらを向いた。

せつ菜「あなたの事が…大好きな…私からの…お願い、ですからね…っ」

「…えっ」

せつ菜「……くすっ

…さぁっ!いつまでもおサボりしていてはいけませんよっ

いきましょう峻さんっ!♪」

 

いつも通りのせつ菜に戻る前…ほんの一瞬…スクールアイドルではない…優木せつ菜…いや、中川菜々の素顔が見えたのは……気のせいだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

【部活 終了後】

 

 

睡眠不足ではあったが、問題なく同好会の活動は終了した。

…先にニジガクメンバーが帰ったあと、俺はスクールアイドルフェスティバルの資料をまとめて…部室を出た。

 

 

栞子「あっ……………」

「ん…、あぁ…栞子か」

栞子「…いつもの覇気がありませんね」

「そんなことないさ…はは…」

 

栞子「…少し、良いですか?」

そう言って、栞子が連れてきたのは…自動販売機だった。

 

栞子「…どうぞ」

「後輩からご馳走になるなんてな…ありがとう」

栞子「寝不足なのは…スクールアイドルフェスティバルの件…ですか?」

「さすが生徒会長…見抜いたのね」

 

栞子「…顔つきや雰囲気を見れば分かります……1つ、よろしいですか?」

「どうぞ」

栞子「…今回の件は…あまりにも…無謀だと思えます

スクールアイドル同好会の存続の一件で貴方や…同好会の皆さんの力量を見直すことにはなりましたが…今回の件はさすがに…どうしてそこまで頑張ろうと思えるんですか?」

 

「…さぁな…ただ…」

目線を落とし…静かに俺は言葉を紡いだ。

 

「どうなるかも分かんない…無理…無茶な道のりなのかもしれない…

だけど…それが俺がしたいこと…俺のしなくちゃいけないこと…だから…」

栞子「…と、言いますと…」

「アイツらを…ニジガクのスクールアイドルを輝かせることが出来るのは…俺だと思ってるから…かな

だから多少の無理も出来る…アイツらのためなら、な」

 

栞子「………………………………」

「''身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ''…だ」

 

飲み物を飲み干し、ゴミ箱にポイッと捨てる。

綺麗な放物線を描きながら吸い込まれるようにゴミ箱に入った。

 

「…………余計な心配かけたな、栞子」

栞子「…待ってください!」

 

「…まだ…なにか?」

栞子「………………………………すいません…なんでも…」

「…そっか、お前も早く帰れよ…夜道は危ないからな」

栞子「…………ありがとうございます…」

 

 

 

 

 

栞子が何を言いかけたのか分からないが…きっと本人の事だ…。

何か思うところがあったのだろう。

そう思いつつ俺は大きなあくびとともに家路に向かうのであった。




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