ありがとうございます。
かすみ「ねぇねぇ、作者さん…最近、かすみんに意地悪してくれませんよね…」
「せつ菜ちゃんしか勝たん…」
かすみ「…ぐぬぬ…おのれ、作者め…」
※今回は暗い話ばかりだったのでニジガクメンバーと峻くんの絆を確かめ合うお話となっております
「…ふぁ……」
歩夢「眠そうだね…峻くん…」
「…あぁ…ごめんな…最近こんな調子で…」
歩夢「ううん!大丈夫だよっ!…あっ、もし寝るなら言ってね、起こすから♪」
「…ごめんな、何から何まで…」
歩夢「もう、困った時はお互い様でしょ?
…それに…私には…これくらいしか出来ないから…」
「…いや、すごく嬉しいよ…ありがとうね、歩夢」
歩夢「…私は…いつもの峻くんが好き…だから…元気になるまで…ずっと、支えるからね…///」
「…ん?…何か言った?」
歩夢「ううん!なんでもないよっ…あ、なにか飲む?♪」
「じゃあ……」
ポチッ
「…あっ」
歩夢「はいっ、ミルクティー♪
峻くん、いつもこれ飲んでるもんね♪」
「…さすがだな、歩夢は…」
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果林「おはよ、峻♪」
彼方「おはよ~…♪」
エマ「ふふっ、彼方ちゃんも峻くんも…お眠なようだね~…♪」
「…今すぐにでも寝れそうだよ…」
エマ「はい、おいで~♪」
「…え?」
エマが両手を広げて待っている。
「…えっと…」
エマ「ん?…いや、だった…?」
「…嫌じゃない…けど…人目が…」
果林「いいじゃない、エマのハグってマイナスイオンが出てるの?って思うくらい癒し効果あるのよ♪」
彼方「彼方ちゃんもすぐ、すやぴしちゃうよ~…♪」
「…じゃ、じゃあ…」
…エマの胸の中に抱きつくと…なんとも言えない…柔らかい感触が頭に広がる。
エマ「…よしよーし…♪」
「………寝れそうには…なさそうだ…」
エマ「なら、落ち着くまで…こうしてていいよ?♪」
「…じゃあ、ずっと…」
エマ「あははっ、それは恥ずかしいよ~…///」
果林「ほらほら、おしまいよ~…エマの顔も真っ赤になったところで…教室行きましょ?彼方、エマ」
彼方「は~い♪」
エマ「じゃあ、また後でね、峻くんっ」
「…あ、ああ」
少し残念な気もしたが…部活の時にお願いすれば…してくれるかな?
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【教室】
愛「おっす~!しゅんしゅん~♪」
「…愛…なんで俺の机の上に座ってるの」
愛「細かいことはいいじゃ~ん♪」
「…あの…見えてる…」
愛「…?」
黒い…のが…。
「………」
愛「ひゃっ!?///」
他の人に見られたくないと俺は愛のめくれたスカートを手で隠した。
愛「あっ、しゅ、しゅんしゅん…っ…///」
「…スカート…めくれてるから…」
愛「ええっ!?……あ、あー…ごめんね…///」
「…いや…眼福だった…」
愛「…えっち…///」
「お、俺のせいなのかっ?」
愛「……じゃあ…もう少しだけ…///」
そう言うと俺に向けて少しだけスカートを捲ってきた。
「…………………………」
言い返すことも出来ずに…俺はただただ見入ってしまった。
愛「…峻にだけ…こんなことするんだからね…///」
「…愛」
愛「…も、もー!…恥ずかしいよー!///」
「わ、悪い…っ」
照れた顔を見られないように足早に自分の席に戻っていた愛。
……チラチラ俺の方を見て…スカートに視線を落とすのだけはやめて欲しい…。
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【昼休み】
しずく「先輩っ、一緒にご飯食べましょうよ!♪」
かすみ「私たち3人からのお誘いですよ~♪」
璃奈「眠そうだけど…大丈夫?」
「あ、ああ…じゃあ食堂行こうか?…歩………」
歩夢がいなかった…あぁ、そういえば…生徒会の手伝いをするって言ってたっけ…。
「…よし、行こうか」
かすみ「わーいっ、峻先輩ゲットー♪」
璃奈「ポケモンじゃないんだから…」
しずく「かすみさんなりの照れ隠しですよ♪」
かすみ「しず子っ、余計なこと言わないで~!///」
【食堂】
しずく「明日定例会ですが…大丈夫そうですか?」
「絶賛寝不足だけどな…何とか」
璃奈「もし、手が必要になったら遠慮なく言ってね」
「ありがとう、璃奈ちゃん」
かすみ「あ、そうだ!かすみん、マッサージしてあげましょうか?♪」
「…えっ、かすみ…マッサージなんてできるのか?」
かすみ「むーっ、かすみんだってマッサージくらい出来ます!」
俺の後ろに回り込むと肩を掴みそのままマッサージを始めるかすみ。
「…もう少し…強くてもいいかも…」
かすみ「さすが、男の人の肩ですね~…かすみんの何倍も大きいです…」
しずく「……///」
「…しずく?…どうしたの、体をこっちに預けて…」
しずく「…すいません、こうしたかったので…///」
璃奈「演劇部の部長さん、見てるよ?」
しずく「えっ?……ぁ、あああああっ!…ち、違うんです、これは…っ!///」
かすみ「…否定しても遅い気がするんですが…」
2つ先の席でクスクスと笑う女性がいた。
あれが演劇部の部長さんなのだろうか。
しずく「うぅ~…最近、峻さんに甘えられなかったので…///」
「…ごめんな、みんなとの時間もつくらないとな…」
璃奈「峻さんのペースで、大丈夫…みんな分かってるよ」
「…あぁ、ありがとうな」
かすみ「…先輩って…ほんとにどうなってるんですか…モテ期」
「…いや、俺の名前…茂手木じゃなくて…宮之原だよ…?」
かすみ「…絶対わざとですよね?」
「……???」
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【放課後】
俺は屋上にいた。
同好会に出なくちゃ…と思いながらも…つい、うたた寝してしまった。
せつ菜「…あっ、やっと見つけました」
「……………………ん、んっ………」
せつ菜「ふふっ、いけない人ですね…♪」
そう言うと、せつ菜は俺の隣に座った。
「…すぅ…っ…………すぅ………」
せつ菜「寝てる時は…子供みたいな顔するのに…いつもは凛々しくて…かっこよくて…///」
「…んっ……………」
気がつくと、せつ菜は峻の事を抱きしめていた。
せつ菜「だからこそ…あなたが居なくちゃ…あなたがそばにいてくれなきゃ…私は…悲しいんです…苦しいんです…」
「…………………………すぅ………」
せつ菜「…なんて…寝てる人に言っても…伝わりませんよね」
彼の胸に耳を当ててたせつ菜が耳元に口を近づけた。
せつ菜「ずっと、ずっと…大好き、ですから…///」
「んっ……っ……ぁ、れっ……?」
せつ菜「あっ、起きましたか…?♪」
「…俺…寝てたのか…」
せつ菜「自分の体は正直なんですよ…峻さんは疲れが溜まってるんです」
「……だましだましやってたけど…やっぱりボロが出ちゃうか…」
せつ菜「自分の体…もっと大事にしてくださいね…」
そう言うと、せつ菜は立ち上がり…くるりとこちらを向いた。
せつ菜「あなたの事が…大好きな…私からの…お願い、ですからね…っ」
「…えっ」
せつ菜「……くすっ
…さぁっ!いつまでもおサボりしていてはいけませんよっ
いきましょう峻さんっ!♪」
いつも通りのせつ菜に戻る前…ほんの一瞬…スクールアイドルではない…優木せつ菜…いや、中川菜々の素顔が見えたのは……気のせいだろうか?
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【部活 終了後】
睡眠不足ではあったが、問題なく同好会の活動は終了した。
…先にニジガクメンバーが帰ったあと、俺はスクールアイドルフェスティバルの資料をまとめて…部室を出た。
栞子「あっ……………」
「ん…、あぁ…栞子か」
栞子「…いつもの覇気がありませんね」
「そんなことないさ…はは…」
栞子「…少し、良いですか?」
そう言って、栞子が連れてきたのは…自動販売機だった。
栞子「…どうぞ」
「後輩からご馳走になるなんてな…ありがとう」
栞子「寝不足なのは…スクールアイドルフェスティバルの件…ですか?」
「さすが生徒会長…見抜いたのね」
栞子「…顔つきや雰囲気を見れば分かります……1つ、よろしいですか?」
「どうぞ」
栞子「…今回の件は…あまりにも…無謀だと思えます
スクールアイドル同好会の存続の一件で貴方や…同好会の皆さんの力量を見直すことにはなりましたが…今回の件はさすがに…どうしてそこまで頑張ろうと思えるんですか?」
「…さぁな…ただ…」
目線を落とし…静かに俺は言葉を紡いだ。
「どうなるかも分かんない…無理…無茶な道のりなのかもしれない…
だけど…それが俺がしたいこと…俺のしなくちゃいけないこと…だから…」
栞子「…と、言いますと…」
「アイツらを…ニジガクのスクールアイドルを輝かせることが出来るのは…俺だと思ってるから…かな
だから多少の無理も出来る…アイツらのためなら、な」
栞子「………………………………」
「''身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ''…だ」
飲み物を飲み干し、ゴミ箱にポイッと捨てる。
綺麗な放物線を描きながら吸い込まれるようにゴミ箱に入った。
「…………余計な心配かけたな、栞子」
栞子「…待ってください!」
「…まだ…なにか?」
栞子「………………………………すいません…なんでも…」
「…そっか、お前も早く帰れよ…夜道は危ないからな」
栞子「…………ありがとうございます…」
栞子が何を言いかけたのか分からないが…きっと本人の事だ…。
何か思うところがあったのだろう。
そう思いつつ俺は大きなあくびとともに家路に向かうのであった。
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