【次の日】
千歌「こんな感じのことを考えてきたんだけど…どうかな?」
バサーっと資料を広げる千歌。
ことり「すごい、こんなに~っ!?」
曜「ことりちゃんが送ってくれた写真を見てたらどんどんアイデアが浮かんじゃって~♪」
梨子「使えるものがあればいいんだけど…」
歩夢「…すごい…どれもいいアイデアだと思う!♪」
穂乃果「ほんとほんと!イベント運営をしてたAqoursならではってアイデアですごくいいと思う!」
善子「ヨハネ一押しのアイデアはこれよ!」
愛「…いやぁ~…これは…善子なだけに…よしとこ~……なんつって?♪」
善子「善子じゃない!ヨハネ!……というか、ダジャレが言いたかっただけじゃない…?」
璃奈「言いたいだけだったかも……でも、この案は~…無い、かも」
花丸「マルたちも…無理だと言ったずら…」
真姫「そうかしら?…私は着想はいいと思うわよ?…少しいじる必要はあると思うけど…」
凛「なんか…一気にイメージが固まってきたにゃ!」
ルビィ「これが全部実現出来たらきっと楽しいよねっ♪」
穂乃果「ここまで来たら…やりたいことは全部やっちゃおうよ!」
千歌「うんっ!スクールアイドルフェスティバル…お祭りだもんね!♪」
果南「これだけ盛り沢山だと…1日じゃ終わりそうにないね」
彼方「1日で終わらせなくてもいいのでは~…?」
にこ「ちょっと、ちょっと~…大銀河スクールアイドルのにこにーがそんなスケジュール空きまくりなわけないでしょ~っ?」
絵里「確かに盛り沢山だわ♪
実現できたら本当に一生の思い出になるわね」
にこ「スルーしないでよっ!」
希「はいはい♪
にこっちには別途スケジュール調整お願いするからね♪」
にこ「ふんっ、早めに言ってよね♪」
希「さてさてっ、にこっちのスケジュールは大丈夫そうだし…
どれも素敵なアイデアだけど…詰め込みすぎかな?」
ダイヤ「…私もそう思いますわ」
鞠莉「んー…お祭りなんだし…詰め込みすぎるくらいが良いと思うんだけど…」
ダイヤ「いいえ、きちんとした運営・管理が重要です
アイデアを整理しないといけませんわ…途中でつまづかない為にも…」
彼方「…何が心配なの…?…忙しくなること?」
せつ菜「一番の問題は…人手、ですよね…峻さん」
「……あぁ…(こうもやることが多いと…人手もかなり必要だな…困ったな…)」
絵里「そうね…この規模でやるならかなりの人手が必要なのは確かだから…そこはしっかり精査しないと…それに、ステージを作るための資材や制作についても…調べないと…」
(…問題は山積…か、頭が痛くなるな………そんなことも言ってられないが…)
果林「…たしかに…そこまで行くと…私たちにも限界があるわね…」
海未「人手に関しては…このメンバーでは完全に不可能ですね…」
愛「でも、Aqoursは運営経験があるんだよね?」
ダイヤ「ここまでの大掛かりなブースの設計や施行は経験無し、ですわ」
かすみ「人手が足りないなら…集めればいいのでは…?」
せつ菜「…集まるかもしれませんが…10~20人…といったところでしょうか…
専門的な知識がある人も…欲しいですね」
しずく「そこをクリアしないと…栞子さんに話を持ち込むのは難しいですね…」
「…専門知識…か」
絵里「…峻?」
「アテがあると言えば…あるんだけど」
絵里「…えっ?」
「学校説明会の時さ、各部の説得をして…その後もまあまあ話す事もあってさ…スクールアイドルフェスティバルの事も話題に出たりして話す事も多かったんだよね」
歩夢「私も隣に居たけど…各部の人達に部活動の時間を邪魔しちゃうかも…って伝えたら…」
「真っ向から否定されるどころか…部活として協力したいって言ってくれる部が沢山あってな…例えば、美術部は看板とかの制作したいって言ってたし…ステージの設営は演劇部の大道具をやってる子達がやってみたいって言ってたし…」
ダイヤ「その話…っ…本当ですの…っ!?」
歩夢「みんな、生徒会長補佐に恩返ししたいって言ってたもんね♪」
「…まさか部活動紹介の手伝いをした恩がこんな形で帰って来るなんてね…身を粉にした甲斐があったよ…」
歩夢「音響は放送部と…軽音楽部、吹奏楽部…
あとね、調理部やライフデザイン学科の子は屋台の運営をやってみたいって言ってたから私と峻くんでお願いしちゃった」
希「…これが…生徒会長補佐の力…」
梨子「凄すぎて言葉が出ない…」
曜「な、なんか…問題を次々と…しかも、皆が知らない間に解決しちゃった感じ…?」
ダイヤ「貴方の行動の早さと的確さには本当に頭が下がりますわ…」
「…あはは…その結果がこんな状態だけどな…」
にこ「さっきまでにこ達の話を半分寝ながら聞いてたでしょ…?」
愛「まぁまぁ、しゅんしゅんも頑張ってくれてるんだし…ね?」
絵里「これで希望が持てる展開になったわね」
穂乃果「こうなったら、もっとたくさんの部活や委員会に頼めないかなっ!?」
千歌「さんせー!浦女のみんなにも声をかけてみ………あっ、ちょっと待って!」
携帯を確認すると、千歌が急ぎ足で席を離れた。
千歌「…いやぁ~、ごめんごめん」
「…なんかあったのか?」
千歌「ううん、秘密兵器の話だった♪」
「…なんか危険な匂いしかしないけど…ほんとに大丈夫なの?」
千歌「大丈夫っ、順調だよ!♪」
「……………………………」
ミサイルでも落ちてこなければいいけど…。
凛「なら、凛達は音ノ木坂のみんなに声をかけてみるにゃ!♪」
真姫「賛成ね、早速行動に移しましょ」
「…んなら、次の定例会までにそれぞれの学校の部活や委員会に勧誘をかけてみるってことで…」
「「「「「はーいっ!♪」」」」」
こうして、定例会は解散となった。
…そして、その日の夜。
「…眠いし…少し早めに寝よう…」
ピロリロリンっ♪
「…メッセージ…?…曜からだ」
曜【ごめんね、こんな夜遅くに…
定例会の時には言えなかったけど…曜の目から見たら…悠くん…かなり疲れてるように見えたよ?
無理して頑張るのは悠くんのいい所でもあり…悪いところでもあるから…誰でもいいから頼ってね?
話なら曜はいつでも聞くでありますっ
それじゃ、おやすみっ!ヨーソロー(*> ᴗ •*)ゞ】
「…曜」
ちゃんと見てくれてるんだな…と思うと自然と顔が綻んだ。
「…寝るか」
無理をしてないと言ったら嘘になるが…気が付かないうちに…頑張りすぎてたのかもしれない。
(…ただ、それでも…こうやって順調に物事が運んでくれてるなら…俺は頑張りすぎても…それで構わない…)
………そう、この時はそう思っていた……ずっと。
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