「…………………zzzz」
授業中、俺は分け目も振らず…爆睡していた。
全然起こしに来ないんだよな…歩夢もだけど…。
(…あれ…ここは…夢の中…?)
また千歌たちの夢を見たりして…。
昔の歩夢「あゆぴょんだぴょん♪」
あまりの可愛さにむせて目が覚めた。
「んぐっ、ぐはぁっ…!!!…はっ…夢…っ?」
歩夢「あっ…峻くん、起きた?…お昼休みになったから起こそうかと思ってたんだけど…」
「…あゆぴょん…」
歩夢「えっ!?…え、えええっ…?///」
「頼む!手を上にあげて、あゆぴょんってやって!」
歩夢「…え、えええぇっ…!?
きゅ、急にどうしたの、峻くん!?///」
「頼む!」
歩夢「……う、ううぅ…///
…あ、歩夢だ……ぴょん…///」
「ヨシっ!!!!!!」
歩夢「な、何がヨシっなの~!!!///
…もー…部室、行くんでしょ…?」
「ボランティア希望人数も気になるしね」
朝見た時は…850人?もいたからな…もしかしたら1000人越えてるかも…。
そんな期待を胸にそっと閉まって…
俺と歩夢は弁当箱を持って部室に向かう事にした。
────────────────────────
【部室】
「一番乗り~…と、言うわけにはいかないよな」
エマ「ふふっ、みんな揃っちゃったね♪」
愛「考えることは、みんな同じっと♪」
彼方「2人とも、ボランティアの募集が気になって来たの~?♪」
歩夢「うんっ!みんなも、同じかな?」
せつ菜「はい、今朝からずっと気になってしまって」
歩夢「あはは、そこはみんな一緒だね♪
…あ、峻くんだけは違う…かな?
寝ちゃってたし♪」
「あゆぴょん」
歩夢「そ、それはもういいから~!!//////」
璃奈「まだ、見てないけど…ボランティアの数、見てみる?」
「そうだな、全員揃ったし…見るか」
かすみ「こ・こ・は~…最初に部室に来たかすみんが見る権利、ありますよね!♪」
「…いいよ?」
かすみ「……や、やっぱりみんなで見ましょうよぉ~!!」
果林「だからみんな来るはずだから来たら見ようって言ったじゃない…」
「何も言わないで揃うなんて…ね」
かすみ「虫の知らせってやつですかね?」
璃奈「ちょっと、違うと思う…」
しずく「どちらかと言えば…以心伝心、と言うべきじゃないでしょうか…」
果林「気が合うってことよね♪」
彼方「みんな仲間~…って感じだよね~♪」
「俺にとってはみんな家族みたいな感じだけどね」
愛「パパ~♪」
「ちょ、その言い方はあかんから!!」
歩夢「お、お兄ちゃん!!///」
「それもそれで…!!」
果林「はいはい、見るわよ~?」
かすみ「えーーーっと、ですねぇ~……お、おおおお?!」
璃奈「…982人…っ!?」
歩夢「えっと…栞子ちゃんとの期日って…」
「まだまだ猶予はあるよ」
しずく「…み、見間違いでは…ありませんよね???」
彼方「もしかして……全員夢の中…?」
愛「ほっ!」
パシーーーン!
「いっったぁ!!!!」
愛「夢じゃないみたい♪」
「…愛…なぜ、俺の背中を…」
愛「えへへ、ごめんごめん♪」
そう言って肩を回してくる愛…まぁ、柔らかい感触がするし…チャラにしよう。
せつ菜「これなら…今日中にでも…達成…あっ!3人…そして4人…増えました…!!」
「μ'sやAqoursのみんなも宣伝にかなり力入れてくれてるからね…ありがたいよ、ほんと」
果南が舟盛り持って淡島とスクールアイドルフェスティバルの宣伝をした動画が送られてきたけど…あれも効果あったんだな…。
愛「5人追加!…これであと6人だよ!」
果林「もしかして、お昼休み中に1000人行くかしら…!?
すごいタイミングに来ちゃったわね!♪」
璃奈「可能性…大…璃奈ちゃんボード…''ぷるぷる''」
しずく「あうぅ~…気になってお弁当食べれませーん…!」
エマ「1人増えた!…あと5人…!!」
「ここまで来たら、目標達成するまでみんなで見るしかないよな」
せつ菜「スクールアイドルフェスティバル…本当に実現できるなんて…!」
歩夢「いつか言ってた…μ'sやAqoursと同じステージに立つ…その夢が叶うなんて…!♪」
かすみ「叶う、じゃなくて叶えるんですよ!♪
私たちみんなで、私たちの夢を!♪」
彼方「うんっ!♪」
愛「大変大変!あと一人だよ~!!」
璃奈「うぅ…緊張で胸が痛い…」
かすみ「お願い~~っ、あと一人来て~!!」
「……おっ」
見つめていた画面の桁数が…4桁になった。
「「「「……やったーーーー!!!!!」」」」
かすみ「くっくっく…これが…同好会の本気!!
見たか、しお子~!!」
せつ菜「放課後、報告しに行きましょう!!」
「だな、これで条件クリアだな」
────────────────────────
【放課後】
栞子「…そうですか、集まりましたか」
「あぁ、期日までまだあるが…大丈夫だよな?」
栞子「はい、おめでとうございます
…では、近々応募してくれた皆様を招いて説明会を開きましょう」
かすみ「…随分素直ですね?」
栞子「…他に何か?」
かすみ「もっと驚いたり悔しがったりするのかな~って思ってんだけど…」
栞子「取り乱して欲しかったのですか?」
かすみ「ま、まぁ…見てみたかった…というか…」
「かすみ~、それじゃダメだよ~…こうしなきゃ」
むぎゅーーーーっ。
栞子「な、なななななな、なにしてるんですかっ!?///」
「嬉しさのハグ~っ」
栞子「は、離してくださいっ!!!///」
「んー、すりすり~…」
栞子「ちょっ……い、やぁ…っ!///」
かすみ「おぉ…さすがたらし…」
せつ菜「しゅ、峻さんっ!…そ、その辺でいいのでは?
こうして認められた訳ですし…!」
「それもそうだな」
パッと栞子を離す。
栞子「はぁー…はぁー……///」
果林「これで会場問題も無事に解決ね♪」
愛「ここまで来たらあとは全力疾走だーっ!♪」
「それじゃあ、説明会の案内を出すか」
せつ菜「はいっ、行きましょう!♪」
栞子「………………………」
「それじゃあ、失礼するよ…栞子」
栞子「…はい」
パタンと扉が閉まり…栞子は静かに生徒会長の席に座った。
栞子(……何故でしょう…嫌な予感がするのは…私の…杞憂…でしょうか…)
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