NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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せつ菜ちゃんが可愛くって仕方ないです


第118話

【次の日 生徒会室】

 

「…歩夢が学校に行ってないのは何となく知ってたけど…

まさか、自分で作詞するとは…」

歩夢「ううん、峻くんへの気持ちや自分の想いを書き留めたら…あんな感じになって…」

 

栞子「何はともあれ…仲直りもしたわけですし、良かったじゃないですか」

「…今回の件で、色々未熟だって気付かされたよ」

 

栞子「…でも、安心しました

峻さんは完璧な人物だと思ってましたから…こんな一面もあるんですね」

「よせやい…俺だって弱い部分くらいあるさ…」

 

栞子「…ですが、失敗から学びを得られるのは素晴らしいことです

本来、峻さんは学校説明会の事で私と対立していた部長たちときちんと話してまとめることが出来る人ですから」

 

栞子「今回は、気心知れた相手だからこそ感情的になってしまったのかもしれませんが…それはきっと上原さんも同じ

そこはお互い様ということでしょう」

歩夢「…うん、これからは…心の言葉にしっかり耳を傾けるね」

 

 

栞子「それに、生配信もコメント…凄いことになってましたよ」

「…あー…あんな姿を見せたらな…」

栞子「…いえ、そうではなくて…」

 

歩夢「…違うの?」

栞子「代読させていただきますと…部長の男の子がかっこよかった。

彼もスクールアイドルフェスティバルに出てくれないかな…など」

 

歩夢「しゅ、峻くんは…同好会のみんなの峻くんなのっ!///」

「…歩夢、抱きついてくれるのは嬉しいけど…痛い」

歩夢「わあああっ!ご、ごめんねっ!///」

 

栞子「ふふっ、すっかりいつも通りですね…それに学園宛てにボランティア希望のメールなども殺到してましたよ…理事長も感服していました」

「…それじゃあ…」

栞子「はい、学園としても…スクールアイドルフェスティバル、容認致します」

「……はああああぁ…良かったぁ…」

 

栞子「素晴らしい幼馴染がいて羨ましいです」

「歩夢は世界一だからな」

歩夢「そ、そんなことないよっ!…もうっ…♪///」

 

恥ずかしがる歩夢。

そんな光景を心から安堵したように息を吐く俺。

…ふと、外を見ると…。

 

「…あれ、虹だ…」

栞子「晴れてるのに虹とは…珍しいですね」

歩夢「ふふっ、峻くんの成せる技…だったり?♪」

「まさか、そんな…なぁ?」

 

栞子「いえ、あるかもしれませんよ?…貴方はそれだけの人格者…ということです」

歩夢「…あ、そうだ!

今からパーティやるのっ、栞子ちゃんもどう?」

 

栞子「せっかくのお誘いですが…生徒会の仕事が残ってますし…

何より、スクールアイドルフェスティバルの事についても…整理しておきたい、ですしね」

そう言うと栞子は俺の顔を見て微笑んだ。

 

「…ありがとうな、栞子」

手を差し出す。

 

栞子「…いえ、こちらこそ

私も…今回は色々考えさせられました…凄くいい経験になったと思います」

歩夢「ふふっ、じゃあ早く終わったら来てね♪」

栞子「はい、そう致しますね」

 

そう言うと俺と歩夢は生徒会室を後にした。

 

 

 

栞子「…ありがとう…ございます」

虹を見た栞子の顔は…どこが清々しいように見えた。

 

栞子「これで…また私の好きな…スクールアイドル同好会に戻ってくれました…」

しかし、次の瞬間自分の発した言葉に耳を疑った。

 

栞子「私の…好き、な…?

…スクールアイドル…同好会……スクールアイドル…」

 

栞子(…夢は逃げない…一歩一歩…歩き続ければ…

スクールアイドル……私も………同じ…なのでしょうか…)

 

 

心には理解できないモヤモヤが残る栞子だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

【部室】

 

 

穂乃果「それじゃあ、モテ男くん!音頭よろしく~!♪」

「だああああ!それをもう引き合いに出すなー!」

 

海未「…全く、見てる方がよっぽど恥ずかしかったですよ」

「…すいません、あの時は色々と…」

 

絵里「まぁ、仲直りしたのなら良かったじゃない?

…歩夢もより一層峻の事を思ってるみたいだし♪」

歩夢「えへへ…///」

 

そう、歩夢は俺の隣を陣取って微動だにしない。

それを見て、ぐぬぬ…と悔しがる同好会メンバー数人。

 

歩夢「あ、峻くん♪

飲み物ついであげるね♪」

「ああ、ありがとうな歩夢」

 

愛「なんか以前に増して…イチャイチャしてな~い?///」

かすみ「負けませんよ~…!///」

 

「…えっと…じゃあ…とりあえず…みんな、乾杯」

「「「かんぱーいっ!♪」」」

 

何はともあれ、無事にボランティア1000人を突破したパーティーを部室で開催した。

 

千歌「締切前日に集まったって凄いよねぇ~♪」

凛「歩夢さんの生配信の力にゃ!」

花陽「あの曲、何度も泣いちゃったなぁ~…♪」

 

果南「未だにあの放送の事、話題になってるみたいだよ?♪」

愛「そうそう!ホームページのアクセス数も爆増って感じ~!」

 

梨子「飾らない…ありのままの気持ちを伝えのが見てる人に響いたんだと思うわ♪」

にこ「でも、最後に見てる方が恥ずかしい思いをしたわ~…」

 

ダイヤ「ですが、どんな人達がどんな思いで取り組んでるのか…見せられたことが良かったと思いますわ」

絵里「そうね、虹ヶ咲のみんなとスクールアイドルフェスティバルを作りたい!って思ってくれた人達があの動画について語ってくれたおかげで、一気に話題になったものね」

 

「…そういえば、SNSでもトレンド入りしてるって言ってたっけ…実感湧かなすぎて若干身震いしてきた…」

千歌「Saint Snowの2人も広報活動してくれてるし…みんながあってのスクールアイドルフェスティバルだよねぇ…♪」

 

善子「いよいよ、大詰めね…大リトルデーモン?」

「え、大つくの?」

善子「今回の起点は貴方によるものが大きいからよ

…さすが、私の認めた唯一無二のリトルデーモンね♪」

 

希「会場の問題は解決したし…後は、本番…やね?」

真姫「中途半端なパフォーマンスは見せられないわね…俄然燃えてきたわ」

 

鞠莉「That's Right!そのために明日からハードモードよ~♪」

海未「そうですね、今日は英気を養いましょう」

 

「…ああ、一生忘れられないスクールアイドルフェスティバル…俺たちの手で作ろう」

歩夢「ふふっ、少なくとも…私はもう参加して良かったと思ってるよ♪」

せつ菜「私もです!ここにいるみんながそう思ってますよ!」

歩夢「あははっ、それもそうだねっ♪」

 

 

絵里「ほらっ、部長さん?…ここで一言っ」

「え、ひ、一言?」

絵里「アレよ、アレ♪」

 

「あっ……えっと…スクールアイドルフェスティバル…に」

 

 

 

 

 

 

 

 

────────集え、みんなの夢!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────叶えよう!みんなで!




次回:部室で栞子と2人。



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