NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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ここら辺スクスタストーリーとは全然違いますが
その点も楽しんで貰えたらなと思います!


第119話

【パーティー終了後 部室】

 

栞子「失礼します……あら?」

「あれ、栞子?」

 

栞子「パーティーは…」

「あぁ…英気を養うって感じでパーティーしてたんだけど…早めに切り上げて練習したいってみんな始まって…お開きになったよ?

俺は片付けと自分の仕事をやってるとこ」

栞子「そ、そうだったんですか…」

 

少し残念そうな顔をする栞子。

「…よしっ!仕事一段落ついたし…やろうっか?」

栞子「…やるって…何を…ですか?」

「パーティーだよ…って言っても、あまり大層な物じゃないけど…2人で…な?」

栞子「…いいんですか?」

「俺も栞子も手を取り合って頑張ったからな…俺は一緒にパーティーしたいよ」

 

栞子「峻さん…わかりました、ありがとうございます…♪」

そう言って俺は飲み物やお菓子を何個か用意した。

 

栞子「…こ、このような事は…初めてですが…こ、これでいいんですか?」

「合ってるよ…それじゃ、栞子…乾杯」

栞子「は、はいっ…!」

 

そう言って俺と栞子は紙コップを合わせた。

 

「…ありがとうな、栞子」

栞子「いきなりどうしたんですか…お礼を言いたいのは…こちらの方ですよ…」

「…いや、本当に…今回の件は…色々と俺も自分のダメなところを洗い出せたし…歩夢に協力してくれたし……この埋め合わせはどこかで必ずするからな」

 

栞子「…その言葉、本当ですか?」

立ち上がって俺を見下ろす栞子。

……もう既に…して欲しいことは決まってる…の、だろうか?

 

「…あぁ、本当だよ…聞かせて?」

栞子「…あの…その前に…1つ…思ったことを…喋ってもいいでしょうか?」

「……ん?…あぁ、いいよ…?」

栞子「…ありがとうございます♪」

 

そう言うと窓の外を見る栞子。

夕暮れの中…帰ろうとしている生徒たちを見て微笑む栞子。

 

栞子「…私…変なんです」

「…変?」

栞子「…どこか…安心してるんです…この、同好会の雰囲気に」

「…雰囲気…?

スクールアイドル同好会の…か?」

 

その言葉に栞子は頷いた。

栞子「どうしてなんだろうって…自分の言葉に疑問を持ったのですが…どうしても…確信が持てないのです」

「…うん」

 

栞子「…峻さん」

「…は、はい…」

歳も学年も下の栞子に敬語を使って…こっちも調子を狂わされていた。

 

栞子「…こんな…お願いをするのは…おかしいし…最初の頃を考えたら…ありえない話だと思います…ですが…今の気持ちを…正直に伝えたいんです」

「…栞子」

 

栞子「…私は…っ」

「待って!」

栞子「………っ」

 

何となく…察することができた。

それもそのはず…栞子の目が潤んでいたからだ。

 

「…栞子…前の事なんて…もう、忘れよう…俺はな…確かに最初はこいつ…なんだ?…って思ってよ、はっきり言って

けどな、心が打ち解けあった今…俺はちゃんと栞子の事は仲間だって認識してるいる……そして、栞子が好意を持ってくれてるってことも…な」

栞子「…お見通し、なんですね…峻さんには…///」

 

「…これでも、同好会のみんなのことを見てるからな…なんとなくだが、分かるさ」

栞子「…はい、私は…峻さんの事が…好きです…///

…こんな私のことを…これからも仲間として…見てくれますか?」

「…ああ、約束するよ」

 

そう言って俺は栞子の頭を撫でた。

 

栞子「…あと、もう一つ…これは、お願いに近いことなんですが…」

「ん?」

栞子「私を……スクールアイドル同好会に入部させてください!」

 

「…えっ…?…栞子、今なんて…」

栞子「気がついたんです…夢を追いかける大事さ…

一歩一歩…歩んでいくひたむきさ…仲間と感動を分かち合う瞬間…同好会の皆さんを見てると…私には…それが羨ましくて」

 

「…栞子」

栞子「雑用でも庶務でも…なんでもやります…だからっ…」

「…うん、栞子の気持ちはよく分かった…それに…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────────俺は勝手にだけど、栞子の事は同好会の一員って思ってたし」

栞子「……あっ………………」

「へへっ、入部届けを書いてないけど…ようこそ、栞子…スクールアイドル同好会へ」

栞子「ありがとうございます…っ!

……あ、でもっ…他の人たちには…どう説明しましょう…?」

 

 

「……せっかくなら、さ?

スクールアイドルフェスティバルまで…みんなには秘密にしておかない?」

栞子「えっ?…ですが…」

「それにさ!栞子もスクールアイドルフェスティバル…出ようよ!」

栞子「ええええっ!…な、何を…っ!」

「あれ、ダメか?」

栞子「わ、私は…っ!」

「栞子のステージ…きっと似合うと思うよ…俺は見てみたい」

 

栞子「峻さん……はぁ、押しが強いですね…相変わらず…」

「あはは、それが俺らしいからな」

栞子「…私も…出たい、です…」

「ん、なら決定だな!…衣装は…服飾同好会に頼んで…作詞と作曲は…よし、俺がやろう!…やれるな、栞子?」

栞子「はいっ、精一杯頑張りますっ!」

 

 

力強く答えた栞子を見て…どこか安心する俺だった。




はい、という事で栞子ちゃんが秘密裏に同好会の仲間になりました!

そして秘密裏にスクールアイドルフェスティバルに向けてこちらも準備が進めまられて…!

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