その点も楽しんで貰えたらなと思います!
【パーティー終了後 部室】
栞子「失礼します……あら?」
「あれ、栞子?」
栞子「パーティーは…」
「あぁ…英気を養うって感じでパーティーしてたんだけど…早めに切り上げて練習したいってみんな始まって…お開きになったよ?
俺は片付けと自分の仕事をやってるとこ」
栞子「そ、そうだったんですか…」
少し残念そうな顔をする栞子。
「…よしっ!仕事一段落ついたし…やろうっか?」
栞子「…やるって…何を…ですか?」
「パーティーだよ…って言っても、あまり大層な物じゃないけど…2人で…な?」
栞子「…いいんですか?」
「俺も栞子も手を取り合って頑張ったからな…俺は一緒にパーティーしたいよ」
栞子「峻さん…わかりました、ありがとうございます…♪」
そう言って俺は飲み物やお菓子を何個か用意した。
栞子「…こ、このような事は…初めてですが…こ、これでいいんですか?」
「合ってるよ…それじゃ、栞子…乾杯」
栞子「は、はいっ…!」
そう言って俺と栞子は紙コップを合わせた。
「…ありがとうな、栞子」
栞子「いきなりどうしたんですか…お礼を言いたいのは…こちらの方ですよ…」
「…いや、本当に…今回の件は…色々と俺も自分のダメなところを洗い出せたし…歩夢に協力してくれたし……この埋め合わせはどこかで必ずするからな」
栞子「…その言葉、本当ですか?」
立ち上がって俺を見下ろす栞子。
……もう既に…して欲しいことは決まってる…の、だろうか?
「…あぁ、本当だよ…聞かせて?」
栞子「…あの…その前に…1つ…思ったことを…喋ってもいいでしょうか?」
「……ん?…あぁ、いいよ…?」
栞子「…ありがとうございます♪」
そう言うと窓の外を見る栞子。
夕暮れの中…帰ろうとしている生徒たちを見て微笑む栞子。
栞子「…私…変なんです」
「…変?」
栞子「…どこか…安心してるんです…この、同好会の雰囲気に」
「…雰囲気…?
スクールアイドル同好会の…か?」
その言葉に栞子は頷いた。
栞子「どうしてなんだろうって…自分の言葉に疑問を持ったのですが…どうしても…確信が持てないのです」
「…うん」
栞子「…峻さん」
「…は、はい…」
歳も学年も下の栞子に敬語を使って…こっちも調子を狂わされていた。
栞子「…こんな…お願いをするのは…おかしいし…最初の頃を考えたら…ありえない話だと思います…ですが…今の気持ちを…正直に伝えたいんです」
「…栞子」
栞子「…私は…っ」
「待って!」
栞子「………っ」
何となく…察することができた。
それもそのはず…栞子の目が潤んでいたからだ。
「…栞子…前の事なんて…もう、忘れよう…俺はな…確かに最初はこいつ…なんだ?…って思ってよ、はっきり言って
けどな、心が打ち解けあった今…俺はちゃんと栞子の事は仲間だって認識してるいる……そして、栞子が好意を持ってくれてるってことも…な」
栞子「…お見通し、なんですね…峻さんには…///」
「…これでも、同好会のみんなのことを見てるからな…なんとなくだが、分かるさ」
栞子「…はい、私は…峻さんの事が…好きです…///
…こんな私のことを…これからも仲間として…見てくれますか?」
「…ああ、約束するよ」
そう言って俺は栞子の頭を撫でた。
栞子「…あと、もう一つ…これは、お願いに近いことなんですが…」
「ん?」
栞子「私を……スクールアイドル同好会に入部させてください!」
「…えっ…?…栞子、今なんて…」
栞子「気がついたんです…夢を追いかける大事さ…
一歩一歩…歩んでいくひたむきさ…仲間と感動を分かち合う瞬間…同好会の皆さんを見てると…私には…それが羨ましくて」
「…栞子」
栞子「雑用でも庶務でも…なんでもやります…だからっ…」
「…うん、栞子の気持ちはよく分かった…それに…」
「────────俺は勝手にだけど、栞子の事は同好会の一員って思ってたし」
栞子「……あっ………………」
「へへっ、入部届けを書いてないけど…ようこそ、栞子…スクールアイドル同好会へ」
栞子「ありがとうございます…っ!
……あ、でもっ…他の人たちには…どう説明しましょう…?」
「……せっかくなら、さ?
スクールアイドルフェスティバルまで…みんなには秘密にしておかない?」
栞子「えっ?…ですが…」
「それにさ!栞子もスクールアイドルフェスティバル…出ようよ!」
栞子「ええええっ!…な、何を…っ!」
「あれ、ダメか?」
栞子「わ、私は…っ!」
「栞子のステージ…きっと似合うと思うよ…俺は見てみたい」
栞子「峻さん……はぁ、押しが強いですね…相変わらず…」
「あはは、それが俺らしいからな」
栞子「…私も…出たい、です…」
「ん、なら決定だな!…衣装は…服飾同好会に頼んで…作詞と作曲は…よし、俺がやろう!…やれるな、栞子?」
栞子「はいっ、精一杯頑張りますっ!」
力強く答えた栞子を見て…どこか安心する俺だった。
はい、という事で栞子ちゃんが秘密裏に同好会の仲間になりました!
そして秘密裏にスクールアイドルフェスティバルに向けてこちらも準備が進めまられて…!
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