なんで曜ちゃんのURまた出るのぉぉぉぉ!!!
年明け早々金がなくなる…。
まぁ、ピックアップが終わっても…ガチャ出でるはずだよな…ちくしょう…ちくしょう…(血涙)
ソロライブに向けて各メンバーが練習を初めて数日。
…とはいえ、ストレッチや基礎体力作りがメイン。
後はリズムに合わせてステップを踏んだりと簡単な練習をメインにしている。
…俺はその練習風景を横目に作詞活動を進めている。
それと同時にメンバーの特徴を逐一メモしている。
(璃奈ちゃんは…あのボードを何とかしてあげないと…ライブ中に支障が出るな……かすみちゃんは…少し振り付けが主張しすぎてるな…なるほど)
「…………はぁ」
練習の合間に何度かため息をつくエマさん。
…何かあったのかな。
練習が祟って…疲れちゃったかな。
「…何かあったの、エマさん?」
「あ、ううん、大丈夫だよっ……ただ、ね」
「…うん?」
「…私の、目指す…スクールアイドルって何かなぁ~…って」
…え、それって………つまり…。
「あ、ううんっ。
峻くんが思ってるようなことじゃないよ!」
「み、見透かされた…じゃあ、どういう…?」
「…峻くんは、私の個性って…なんだと思う?」
「エマさんの、個性……かぁ…」
──────────────────
「…って、話があったんだけど…」
「ん~…エマちゃんの個性かぁ~……?」
「そう言われてみると…皆さんの個性を言葉で表すのは難しいですね」
練習終わりに彼方さんとしずくちゃんに話をしてみた。
「…どうしたらいいかなぁ…」
「(峻さん……悩んでる…私が力にならないと…っ)…な、ならっ…個性探しと息抜き…しませんか?」
「おぉ~…しずくちゃんがやる気になってる~♪」
「なるほど…個性探しか…確かに親睦も深めたいしな…それで、息抜きって何をすれば…?」
「あ、それなら私に良い考えがあります♪」
「良い……」
「考え~…?」
【そして週末………………】
「ん~!良い天気~!♪」
「…な、なぁ…しずくちゃん…ここって…」
「はいっ、公園です♪」
俺としずくちゃんとエマさんと彼方さんの4人で来たのは…緑広がる公園、だった。
「んー…故郷を思い出すなぁ~…♪」
「故郷…スイスだっけ?」
「うんっ♪
故郷の牧場がこんな感じだったからね♪」
「ぼ、牧場……馬とか牛が沢山いた、とか…?」
「ウチは羊やヤギが多かったよ♪
ヤギのミルクってすっごく美味しいんだよっ」
…なんか、容易に想像できるなぁ…。
でも、エマさんは動物に懐かれそうだしなぁ。
「動物のお世話は大変じゃなかった?」
「ううんっ、むしろスクールアイドルの振り付けとか見ててもらったりしてたから楽しかったよ!」
「エマちゃんらしいね~♪」
「ふふっ、本当ですね♪」
自然と笑顔になるエマさん。
…よかった、少しは息抜きになったかな?
「あ、そうだ!バードウオッチングしていい?」
「バードウオッチング~…?」
「それって、鳥を観察する…というものですか?」
「うんっ、ここは木々が多そうだし…良いかな?♪」
「いいね、面白そう」
こうして、俺と3人はバードウオッチングをする事となった。
────────────────────
そして、歩いてる道中。
「あっ、あそこにアカゲラ!♪」
「み、見えませ~ん……うぅ、双眼鏡があればもっと見えるのでしょうけど…」
「…彼方さん、大丈夫?」
「あ、歩きにくい~…彼方ちゃん…ピンチ…」
「…えっと、手…握りましょうか…?」
その言葉に彼方さんの顔がバッと赤くなる。
「な、ななっ…そ、そんな…っ……いいの…?」
「転んで怪我しても嫌ですし…彼方さんが良いならですけど…」
「えっと……あ、ありがと~…彼方ちゃん…嬉しいよ~…///」
そう言うとそっと手を取る彼方さん。
少し握る力が強くなったり弱々しくなったり…。
目は合わせてくれないけど……少しは頼りになってるの…かな。
「そうだっ、そろそろお昼にする?」
「わー、お昼にしよ~♪」
「えっ、と…峻さん…お昼ご飯は…」
「ふふん、俺が作ってきた力作だぞっ」
「おぉ~♪彼方ちゃん楽しみ~♪」
再び芝生の上に戻りお昼ご飯を食べる事にした。
「…というわけで…俺作の…サンドイッチ~」
「わ~♪」
「す、すごい…これ、峻さんの手作りですか…!?」
「ほうほう…彼方ちゃんも驚きのクオリティだなぁ~…」
とりあえず…手応えは良しのようだ。
美味しそうにエマさんも彼方さんもしずくちゃんも食べていた。
…まぁ、梨子によく作ってたサンドイッチなんだけどね。
料理する姿が意外なのか母親には驚かれたけど。
昼ご飯も終わりのんびりと日光浴をしていた。
ちなみに彼方さんは眠くなりしずくちゃんの膝枕でうたた寝をしていた。
…と思ったらしずくちゃんも少し眠りかけていた。
「…まぁ、確かに…こんなに心地よかったら…眠くなる、よな」
「ふふっ、峻くんも少し寝る?♪」
「…そう、させてもらおうかな……ごめんね、エマさん…」
「せっかくなら、私のここで…寝る?♪」
そう言って指さしたのは…エマさんの膝。
…いい、のか…?
考えるよりも先に…眠気が勝ち、俺は静かにエマさんの膝枕の上で眠りについた。
「…なんか…歌いたくなっちゃったな…♪」
静かに歌い出すエマさん。
その風が吹く中…優しいエマさんの歌声が俺を心地いい眠りに誘った。
エマちゃんって166cmあるんだよね…たけぇ…
ここでニジガクメンバーの主人公の呼び方を掲載っっっ!!
歩夢ちゃん→峻くん
かすみちゃん→峻先輩
しずくちゃん→峻さん
せつ菜ちゃん→峻さん
果林ちゃん→峻
彼方ちゃん→峻くん
愛ちゃん→しゅんしゅん
璃奈ちゃん→峻さん
エマちゃん→峻くん
掲載した理由は特にない!!
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