NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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11月22日
いい夫婦の日なんて呼ばれてますが、僕はせつ菜ちゃんと同棲したいです(おい)

始まります。


第122話

【朝】

 

 

歩夢「…おはよ、峻くん♪」

「…歩夢……ぁ、学校!?」

時計の時刻8時を見て流石に俺も血相を変えた。

 

歩夢「ふふっ、今日は学校じゃないよ♪」

「へ?…あっ…」

そうだった…今日は休みだし…スクールアイドルフェスティバルだった。

 

歩夢「やっぱり起こしに来て正解だった♪」

「わ、悪い…今すぐ起きるよ…」

歩夢「楽しいことの前の日は寝れないのが峻くんだもんね」

「…あ、あはは…」

 

 

 

 

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【虹ヶ咲学園に向かう途中】

 

 

 

「バルーンアートの道…昨日までなかったのに…」

歩夢「ボランティアと衣装・装飾同好会のメンバーが朝からやってくれてるんだって♪

アイデアは愛ちゃんなんだって♪」

 

「へー…何か、凄いなぁ…」

歩夢「ふふっ、その凄いことの中心人物にいる人が隣にいるなんてね♪」

「茶化すなよ…」

歩夢「ホントの事だもーん♪」

 

 

 

 

 

 

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【スクールアイドルフェスティバル 控え室】

そこには既に、衣装に身を包んだメンバーの姿が。

 

希「お、来た来た♪

…難しい顔してるけど、もしかして緊張してる?」

「…歩いて向かうにつれて…胃痛が…」

 

にこ「今更緊張しても仕方ないでしょー?

ここまで来たら、楽しむのよーっ」

「…これからステージに立つみんなの方が普通は緊張するのに…なんでぇ…?」

果南「私達は、場数が違うからね~♪

ほーらっ、肩の力抜いてっ」

鞠莉「滅多に出来ない体験なんだから楽しまなきゃ損よ~?♪」

 

「…堂々としてるなぁ…」

ルビィ「ルビィは何度経験しても…ドキドキしちゃうなぁ…すごく、緊張してる…」

「…そういう時のリラックス方法ってあるの?」

ルビィ「…想像、かなぁ?」

「想像?」

ルビィ「んっとね、目を閉じて…想像するのっ

この緊張の先にある…楽しいことをっ♪」

曜「ふふっ、あれはAqoursオリジナルのリラックス方法だよね♪」

(…そういえば、みんなよくやっていたな…)

 

凛「ドキドキの先にはキラキラがあるにゃ!」

善子「えぇ、いつ聞いても…あの歓声は身震いするわね」

 

梨子「純粋に嬉しいわね…こうやって努力の成果を披露できるのは…♪」

花陽「それに、ライブで頑張った後のご飯は格別だもん!♪」

 

しずく「…しかし…今更ですが…オープニングアクトは…私たちでいいんでしょうか?」

真姫「本当に今更ね…いいと思ってるから任せるんでしょ?

…それに…彼が…」

「あぁ、オープニングアクトは絶対虹ヶ咲学園のメンバーにして欲しい」

 

…栞子のこともあるからな。

かすみ「そうそうっ、オープニングアクトで視線を総取りですよ~♪

かすみんがファンを総取りするから、しず子はいつも通りやりなよ~?」

愛「意気込みすぎてコケるなよ~♪」

 

璃奈「かすみちゃんなら…ありえるかも…」

かすみ「無いもん!かすみんの伝説がこれから始まるんだもん!」

「…えっと、アンスコ使うか?」

かすみ「使いませーん!」

 

果林「かすみちゃんのズッコケ伝説ね」

かすみ「どんな伝説ですかっ!?」

 

ダイヤ「はいはいっ、みなさん!

泣いても笑っても間もなく開演ですわ!

どうせなら笑いましょう、溢れる笑顔でいきますわよ?」

エマ「うんっ、楽しみにしてくれるみんなの顔を見たら…

どんな不安でも自然と笑顔になっちゃうよ!」

 

彼方「そうそう、スクールアイドルは笑顔が1番~♪」

にこ「その通り!ほら、スマイルスマイル~♪

はい、そこ!にっこにっこに~!♪」

 

璃奈&しずく&花丸&ルビィ「に、にっこにっこに~…っ?」

にこ「声が小さい!もう1回!」

 

璃奈&しずく&花丸&ルビィ「にっこにっこに~!」

にこ「やれば出来るじゃない♪」

 

「(…鼻血出そうだった…)…会場見てくるね?」

歩夢「行ってらっしゃい♪」

 

 

 

 

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【スクールアイドルフェスティバルステージ上】

 

「…うわぁ…」

目の前に広がるのは、人、人、人…。

観客で埋め尽くされた会場を見て俺は固唾を呑んだ。

 

「…夢じゃないんだな」

?「あれっ、君…」

「えっ!?」

 

声をかけられると…そこには…赤いメッシュを入れた…いかにもロック系な女性が立っていた。

 

「あ、あのっ…関係者以外は…」

?「あ、ごめんごめん!私は…」

栞子「峻さんっ!」

「栞……っ…」

 

振り返ると…ステージ衣装に身を包んだ栞子の姿が。

その姿に一瞬心を奪われそうになった。

 

「えっと…知り、合い?」

栞子「…姉の…薫子です」

「姉……あっ!」

 

この前、栞子が挫折したとかって話をしてた…あの、お姉さん?

薫子「改めて、薫子よ?よろしくね♪」

「宮之原 峻です、来てくれてありがとうございます」

 

薫子「スクールアイドルフェスティバル…本当に開催したんだね…すごいよ、本当に」

「…えっ?」

薫子「それに君が峻くんか…なるほどね…」

「…えっ?」

栞子「わ、わわわわ!…ちょっとこっちに来てください!!///」

 

そう言うと栞子は、薫子の手を取って歩き去ってしまった。

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

【控え室】

 

栞子「…姉さん、どうしてここに」

薫子「過去に関わってた人として…来ないって訳にも行かないでしょ?

…それに、気になってたの…無理だって分かってて…それでも努力して開催まで漕ぎ着けた…理由、がね」

 

栞子「…」

薫子「それに、メールしたのに…返信ないのはお姉ちゃん寂しいぞ~?」

栞子「……」

 

薫子「…その衣装、似合ってるわよ…スクールアイドル嫌いだった貴方が…ね…」

栞子「…えぇ、嫌いでした…とても」

薫子「スクールアイドルは…無駄の象徴…だったかしら?」

栞子「…それは…」

 

薫子「でも…彼に出会って…変わった、ところかしらね?」

栞子「…はい」

薫子「そっか、それだけ聞けたならお姉ちゃんは満足だよ」

栞子「…あのっ」

 

薫子「…一番近くで…貴方の想い、見させてね?」

栞子「…っ…!」

 

そう言うと、薫子はその場を後にした。

 

 

 

 

 

「おぉーい!栞子!」

栞子「あっ…しゅ、峻さんっ」

「あんまり衣装来てウロウロして欲しくないんだけど…あれっ、薫子さんは?」

栞子「…あ、か、観客席に…それに、衣装は誰にも見られてません」

「…そうか、なんか話をしてたみたいだけど…そろそろ、準備できた?」

 

その問いに栞子は静かに頷いた。

「虹ヶ咲のみんなステージ袖に居るから!」

そう言って峻は栞子の手を取った。

栞子「…あっ…///」

その瞬間、何かにときめきを感じた…栞子だった。

 

 

 

────────────────────────

 

 

【ステージ袖】

 

 

「みんなー!」

かすみ「あ、遅いですよー!」

彼方「みんな待ちきれないって顔てるよ~♪」

果林「さぁ、行くわよ?」

 

「ちょっと待って!…ステージには…10人で出るよ!」

歩夢「えっ?…峻くんも出るの?」

「俺じゃないよ…10人目って言ったら…こいつしかありえないだろ?」

 

栞子「…あ、のっ…///」

しずく「栞子さん!」

璃奈「その衣装…」

 

栞子「…すいません、今まで黙ってて…実は…1000人集まってフェスティバルが開催すると決まった時に…私は…スクールアイドル同好会に入部することを…峻さんに言ったんです…///」

「で、せっかくなら当日にみんなに伝えようって俺が考えたの」

 

栞子「そ、そんな私が…一緒にステージに立つなんて…」

愛「ううん、すっごく良いよ!その衣装めっちゃ可愛いし!♪」

せつ菜「はいっ!栞子さんはもう同好会の一員ですから!」

エマ「楽しむ気持ちにダメなんてないからねっ♪」

 

彼方「かすみちゃんにライバル出現だね~♪」

かすみ「な、ななななっ…!?

…しーおー子~…!!」

栞子「え、えええっ…!?」

 

歩夢「栞子ちゃん」

栞子「…歩夢さん…」

歩夢「何となくね、生配信の時から…栞子ちゃんはこんな風にするんじゃないかなって心のどこかで思ってたの…だから、来てくれて本当に嬉しい…ありがとうね」

栞子「…歩夢さん…」

 

歩夢はそのまま栞子の手を取り…一緒にステージへ向かった。

歩夢「私たちの夢を…そして、みんなの夢を叶えようっ!」

栞子「…っ…はいっ!」

 

 

 

 

そして、俺の方を最後に見て…。

栞子「…私の初舞台…見てくださいっ!///」

そう言って10人はステージへと歩んで行った。




次回:スクールアイドルフェスティバル①


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