NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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第9話!見ましたか!?
果林さんも弱いところを見せる時もあるよね…
でも、仲間がいる!これが虹ヶ咲!!!
素敵だね…ウルッてくるよ…


第124話

さて、スクールアイドルフェスティバルを見て回ることになったが…問題が起きた。

…いや、俺にとっては問題ではないんだけど…3人にとっては問題らしい。

 

歩夢&栞子&せつ菜「むむむ……っ」

「「「最初は、グー………じゃん、けん──────」」」

 

 

 

 

…そう、俺の腕に誰が抱きつくかで揉めた。

…というか、3人とも引かなかった。

 

…結果…。

 

 

せつ菜「…うぅ、なぜこういう時の勝負は弱いのでしょうか…」

とぼとぼと二歩後ろを歩くせつ菜…。

 

せつ菜「…はっ!これは他のライバルを倒すアニメに似てますね!

キルラ〇ルです!突き上げたこの手に握りしめた!!」

 

栞子「…私たちは倒させるのでしょうか?」

「あはは…せつ菜の事だから、いつもの事だよ…」

 

歩夢「峻くんっ、どこから見て回る?♪」

「そうだなぁ…まずは~…」

 

果南「さぁ、どんどんいくよ~っ♪」

「あれ、果南だ…なにやってるんだろ?」

 

ダイヤ「名付けて!スクールアイドルあれこれナンバーワン決・定・戦、ですわ!!」

「…ダイヤテンション高いな~…」

 

栞子「スクールアイドルあれこれナンバーワン決定戦…ですか?」

果南「様々なお題で競い合ってどちらが優れてるか…雌雄を決するコーナーだよっ♪」

 

歩夢「なかなか面白そうな企画だね?♪」

せつ菜「私も飛び込みたいです…!」

 

「…なんか、名勝負の予感…」

ダイヤ「ええっ、間違いありませ……あらっ、第一観客発見ですわ!」

そう言ってダイヤは俺を指さした。

 

「…俺?」

ダイヤ「はいっ、ぜひステージに!」

「…えっと…」

栞子「指名されたのですし…行ってみたらどうですか?」

歩夢「私たち、ステージの1番前で見てるよ♪」

せつ菜「これも総監督のお仕事ですよっ」

 

「…わ、分かった…」

ダイヤ「ゲストは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部長、宮之原 峻さんですわ!!」

その一言に見に来てた観客が歓声を上げた。

 

「…お、おぉ…」

ダイヤ「では、ゲストも迎えたことですし…第一回戦はダンス対決ですわ!」

「ダンス…スクールアイドルには欠かせないね」

果南「はいはーいっ、どうやって勝敗付けるの?」

 

ダイヤ「勝敗を決めるのは…観客の皆さんですわ!

どちらがより優れているダンスか…拍手で決めさせていただきますわ!」

「なるほど、拍手が多い方が勝ちって訳だ…対戦者は…?」

 

ダイヤ「赤コーナー…μ's、絢瀬絵里~!」

絵里「はぁ~い♪…あら、峻…居たの?♪」

「あぁ、飛び入りでな」

 

ダイヤ「青コーナー…虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、朝香果林~!」

果林「ふふっ、さっきぶりね、峻♪」

果南「これは一瞬たりとも目が離せない~!」

 

せつ菜「これは…あの日のリベンジ、ですね…!」

栞子「…あの日?」

歩夢「あ、実はね…」

 

 

…………………………………………

 

栞子「なるほど、そんなことが…」

 

果林「昔の私じゃないわよ、絵里?」

絵里「ふふっ、気合が入ってるわね、果林?♪」

 

せつ菜「確かに…絵里さんのことを意識して練習してた時期がありましたね…」

歩夢「絶対に負けないんだって言ったもんね…」

 

絵里「ふふっ、楽しめそうね♪」

栞子「…ですが、絵里さんも余裕に満ちた表情が…」

 

「…2人とも…本気、だな…」

絵里「今回も…私が勝たせてもらうわ?♪」

果林「そう簡単に思い通りになるとは思わないでよね♪」

 

果南「おぉ…バチバチですね…!

ゲストの峻さん、どちらが勝つと思いますか!?」

「えっ?…あ、あぁ…果林もすごく練習してて…見違えるくらい上達したから…好勝負が期待できると、思います…?」

 

ダイヤ「なるほど、さすがですね!

…ではっ、ダンス対決…スタートです!」

 

 

────────────────────────

 

【ダンス終了後】

 

果南「これは…どちらが勝ってもおかしくない好勝負だったね!」

ダイヤ「正しく…名勝負ですわ!」

 

絵里「…流石ね、言葉に偽り無しね…凄いわ、果林」

果林「成長出来たのは…絵里のおかげよ、その成果を披露できて…嬉しいわ…でも、さすが絵里ね…まだまだ私も頑張らなくちゃ」

 

「まさにノーサイド…だな」

果南「勝敗を付けるのが惜しいけど…勝負だからね、ジャッジするよ~!♪」

ダイヤ「絵里さんの方が良かったと思う方は拍手をお願いします」

 

 

【パチパチパチ…!!】

果南「うんうん、なるほど…じゃあ、果林ちゃんの方が良かったと思う人~?」

【パチパチパチパチ…!!!】

 

「…これは…果林の方が少し、多いかな?」

果南「そうだね、よって…勝者、果林ちゃん!」

 

果林「…ふぅ、まぁ…一勝一敗ね」

絵里「負けたわ…あなたの勝ちよ、果林

私もおちおちしてられないわね?♪」

 

ダイヤ「一回戦から名勝負でしたね♪」

果南「私も一番前で見ているせつ菜ちゃんも踊りたい衝動を押さえるのが大変だったよ~!」

 

せつ菜「はいっ!」

歩夢「せつ菜ちゃん、嬉しそうに足踏みしてたもんね…」

 

ダイヤ「では、二回戦ですわ!」

「…二回戦は?」

 

ダイヤ「ずばり、平常心対決ですわ!」

果南「なるほど、スクールアイドルには度胸も必要だからね…ハートの強さ…かぁ」

ダイヤ「そして~…この対決には…」

 

ガシッ。

「…えっ?」

ダイヤ「峻さんにも参加してもらいますわ!♪」

「…お、俺っ?…そんな、打ち合わせを…っ?」

ダイヤ「打ち合わせなんか要りませんわ!」

 

果南「おっ、面白い勝負になりそうだね~♪

それで、対戦者は?」

ダイヤ「赤コーナー…」

「それ、毎回やるの…?」

 

ダイヤ「お、お黙りなさいっ!///

…赤コーナー…μ's、東條希!」

希「やっほ~♪」

 

ダイヤ「青コーナー…虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、近江彼方!」

「おはよ~…♪」

 

(…これも…リベンジ対決、だな)

希「あれからウチもスピリチュアルパワーを貯めたから負けへんよ♪」

彼方「彼方ちゃんも動揺なんかしないよ~♪」

 

果南「おっと、彼方ちゃん…早速余裕そうだぞ~!」

ダイヤ「それでは、二回戦の説明です!…今回は峻さんのするアプローチに耐えられるか…ですわ!」

「…うわー…」

 

歩夢「えぇーーっ!?」

栞子「こ、抗議します!!」

せつ菜「変わってくださいー!」

 

果南「こらこら、そこ、そんな事言わないの」

 

ダイヤ「では、早速…希さんの番ですわ!」

希「なになに、峻くんは何をするん?♪」

「…えっと…じゃあ…」

 

ひょいっと、お姫様抱っこをする。

希「しゅ、峻くん…?///」

果南「これは希ちゃん、効いてるぞ~!♪」

ダイヤ「果南さん…嬉しそうですね…」

 

希「…ひゃぅ…/////

……お、おしまい!もうやめー!///」

ダイヤ「これは大ダメージ!彼方さんの方に分がありそうですが…?」

 

彼方「ふっふっふ~…峻くんの手の内なんて…分かってるよ~♪」

「…あ、もしもし?」

彼方「…あれ、峻くん~…?」

「…じゃあ…テレビ電話にするね?」

彼方「誰と電話して………」

 

遥「お姉ちゃん…私…峻さんとの子が…」

彼方「…………………………………………………………………」

 

 

 

彼方、卒倒。

慌てて受け止める。

 

 

「…やりすぎたか?」

彼方「…あ、あわ…あわあわあわ…?//////」

遥「じょ、冗談だから、お姉ちゃん~!!///」

 

果南「…ちょっと、卑怯じゃない~…?」

ダイヤ「これも勝負ですが…果南さんからの異議と…」

 

歩夢&栞子&せつ菜「むむむ…っ!!!」

ダイヤ「凄まじい視線を感じるので…両者、引き分け!」

果南「…まぁ、実際、どっちも平常心なんかなかったしね…」

 

ダイヤ「というわけで!スクールアイドルあれこれナンバーワン決定戦…ゲストは宮之原 峻さんでした!」

「あ、ありがとうございました~…」

 

 

 

 

 

 

 

ステージから降りた俺を待っていたのは…。

 

 

歩夢「…たらし」

栞子「…不埒…」

せつ菜「…変態…」

 

「………………………………………………………」

 

言われようの無い罵詈雑言だった。




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