NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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今日のアニガサキでせつ菜ちゃんの可愛いところが出る度に作者は尊死してるとおもってくだ(吐血)


第127話

薫子「あぁ、居た居た…ちょっといいかな?」

「…薫子さん?」

 

控え室に戻ろうとした時…俺は薫子さんに呼び止められた。

薫子「少し話せないかな?」

「…俺は大丈夫ですが…どうしたんですか?」

薫子「まずは…素直に君には頭が下がるよ…」

「…えっ?」

 

一瞬、薫子さんが何を言っているのか分からなかった。

薫子「私もね、スクールアイドルしてたんだ…もう昔の話だけどね?

…だから、こういうイベントを一から…自分たちの手で作る…そんな事が出来る中心人物になっている君には…本当に凄いの一言に尽きるよ」

 

「…薫子さんも…スクールアイドルを?」

薫子「ははっ、見事に失敗して栞子に悪い印象持たれちゃったけどね」

「…そうだったんですか…」

 

薫子「…でも、さっき…見て回ってた時に栞子を見かけたけど…弾けるくらいの笑顔でさ、凄く目が輝いていたよ、あんな姿…初めて見た」

「…栞子の笑顔…」

薫子「こんな事言うのも変だけど…栞子の事、よろしく頼むよ

あの子も…きっとこの先、自分じゃどうすることも出来ない問題が出てくるはずだから…君の力が必要になる時が…」

「…俺でよければ」

 

薫子「頼もしいよっ……後、これは個人的な質問なんだけど…」

「…はい?」

薫子「君にとって…スクールアイドルは何…かな?」

「…何…ですか…」

薫子「抽象的でもいい、君の思う事を聞きたいんだ」

「…そうですね…''輝かせたい存在''…ですかね」

薫子「…へぇ」

 

…うん、これはAqoursの悠だった時も

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の峻としても…変わらないよな。

 

「…俺は彼女たちが自分の憧れや夢に向かって輝くサポートをするだけですよ

…そして、彼女たちの精一杯の輝きを…一番近くで見たい…それだけです」

薫子「…自分に負担がいくらかかっても…かい?」

「負担なんか全て背負いますよ…彼女たちの一番の理解者で居たいので」

薫子「…なるほど、栞子がああも惹かれるのが…分かった気がするよ」

「…えっ?」

薫子「なんでもない、すまないね

引き止めちゃったりして」

「い、いえいえ…っ!」

 

 

 

 

軽く会釈をすると薫子さんは手を上げて反応した。

 

薫子「…宮之原 峻…か………なるほど、面白い子だ

……あの子なら…あの問題も…どうにかしてくれる…だろう」

天を見上げる薫子。

小さく天を舞う飛行機を目で追いながら。

 

 

 

────────────────

 

【控え室前】

栞子「あっ…峻さん、どちらにっ?」

「薫子さんと話してたよ」

栞子「姉さんと…?…すいません、失礼なことを言われませんでしたか?」

「いや、もうその逆だよ…なんか改めて実感させられたというか…」

 

栞子「…と、言いますと…?」

「ん、まぁそっから先は内緒。

…今度薫子さんからあの髪型どうやってやるのか聞こうかな?」

栞子「…い、いくら自由な校風とはいえ…あの髪型は些か問題が…」

「あ、やっぱり?…かっこいいと思ったんだけどなぁ…」

 

栞子「あの…峻さん…1つ、お願いがあります…」

「お、栞子からお願いとは珍しい…どうした?」

栞子「それは、その…この後の閉会式の後で…」

「…?」

 

もったいぶった言い方をする栞子に俺はただただ、首を傾げるのだった。

 

 

 

 

────────────────

 

 

 

【閉会式後】

 

「…あの、栞子…なんで俺はステージに立たされてるんだ?」

 

大歓声とはアンコールライブが終わった後…俺は栞子に手を引かれて

ステージに上がっていた。

 

栞子「…改めて、お礼を言わせてください…っ」

「なんだよ、急に…」

栞子「ふふっ、峻さんが控え室に居ない間…皆さんと話し合ったんですよ♪」

「…?」

 

愛「しゅんしゅんにだけ見せる10人のライブだよっ!♪」

せつ菜「逆サプライズですよ~っ!」

歩夢「栞子ちゃんが同好会の練習参加してる時に…振り付けとか覚えたの…知ってるかな?♪」

 

「…えっ…10人で…っ?」

 

果林「そうよ、しっかり目に焼き付けておきなさい?」

彼方「フルパワーで頑張るよ~っ♪」

エマ「普段のお礼も兼ねて…ね?♪」

 

「…みんな」

かすみ「ほらほら~っ、可愛いかすみんを間近で見るチャンスですよ~っ♪」

しずく「μ'sやAqoursの皆さんは控え室で一足先にお疲れ様パーティーをしてもらってますよっ♪」

璃奈「終わったら、一緒に行こう、峻さん」

 

栞子「では、特等席で…見ていてくださいね?」

「…皆…ありがとう」

 

歩夢「じゃあ、栞子ちゃん…タイトルコールお願いっ♪」

栞子「はいっ、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会で…」

 

 

 

 

 

 

「「「────TOKIMEKI Runners!!」」」

 

 

 

 

 

 

……あぁ…そうだよ、薫子さん…俺が見たかった景色は…輝きは…。

「……ここに、あったんだ…」

10人で行うステージ…その輝いてる姿を…1人、しっかりと目に焼き付けるのだった。

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

【控え室】

 

 

穂乃果「あっ、皆やっと来た~!…って、えええっ!?

峻くん、めちゃくちゃ泣いてるんだけどっ!?」

果南「ど、どうしたの~っ!…かすみちゃんに、いじめられた?」

 

かすみ「かすみん、そんな事しませんよ!!!」

歩夢「…あはは、ちょっと深い事情があって…」

 

海未「きっと、感動による嬉し涙でしょう…見てください、あの同好会皆さんの暖かな光景を」

ことり「ふふっ、逆サプライズライブは成功だったみたいだね♪」

 

千歌「峻くん~!泣いてる暇あったら私のグラスにお酌しろ~!」

鞠莉「…ジュースよね?…それ…」

梨子「というか、千歌ちゃん酔ってる!?」

千歌「わーーーはっはっは~♪」

 

「…やれやれ、感傷に浸れないくらい明るいな、皆は…」

しずく「ですが、この光景が峻さんが見たかった景色…なんじゃないんですか?♪」

「…ああ!」

 

 

 

 

同好会のみんなと…μ'sとAqours…Saint Snowと…みんなで叶えた夢。

しばし、その余韻に浸る事にした俺。

…最初の頃には、想像もしてなかった。

バラバラだった同好会が…敵視してた生徒会長が…。

 

「…みんな、成長したな…」

そう思う度に…胸が暖かくなる俺だった。




戦争まであと2日…っ!!!


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