NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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創作意欲、限界突破中です
優木せつ菜の輝きですね(????)


第132話

月「…君はさ?」

「…はい?」

月「…いや、なんでもないよ」

 

「…え、気になるんですが…」

月「…今オーケストラを聞いてたけど…表情豊か…なんだよね…

どんな事を考えてたの?」

…確かに、勉強も兼ねて…月さんとオーケストラを聞いた帰りだった。

 

「…どんな…上手く言えないんですが…感情移入しちゃうですよね

嬉しいとか悲しいとか熱いとか虚しいとか…色々と」

月「…なるほど、君は面白い感覚の持ち主…なのかもね?

さすがは音楽学科の生徒なだけあるよ」

「…まぁ、端くれみたいなものですけどね…」

 

月「またまた謙遜して……さて、お昼だけど…何食べる?

リクエストとかある?」

「…そうですね、なら────────」

 

ふと、月さんの方を見た時だった…。

''自分によく似た…いや、まるで…''

(悠…っ!?)

と、見間違える程に…見ている人を見つけた。

 

「…待って…!!」

月「えっ、ちょっ…!!」

 

人混みを掻き分けて…その人物を追った。

しかし…見失ってしまった。

 

 

「…はぁ…はぁ…」

月「はぁ、はぁ…急にどうしたの…っ?」

「………いえ…すいません」

 

思い詰めた顔を見た月は…何かを察したような顔をした。

月「…そうか、まぁ…詮索はしないよ…君にも事情がありそうだし」

「…ありがとうございます」

 

月「…ミラノのドゥオーモ…」

「…えっ?」

月「…偶然かどうか分からないけど…音楽の大聖堂と言われてる…ミラノのドゥオーモってところだよ…ここ」

「…あっ…」

 

目の前に立ちそびえる…立派な聖堂に初めて目に入った。

月「…中に…入ってみるかい?」

「…えっ?」

月「顔に書いてあるよ、見てみたいって♪」

 

「…はい、入ってみたいです」

月「よし、じゃあ…行こうか?♪」

 

 

 

───────────────────────

 

【大聖堂内】

 

「………わぁ……………………」

入った瞬間、中の神秘に思わず生唾を飲んだ。

迫力に圧倒された…ただその一言だった。

 

月「…目、輝いてるよ?♪」

「…あっ…そ、そうでしたか?」

月「スクールアイドルのみんなを…思い出したのかな?♪」

「…そうですね、なんか…みんなへの新しい歌の…イメージが湧きました」

 

…みんなどうしてるかな…。

歩夢は…あはは、パーカーずっと持ってるんだろうなぁ…。

…多分、同好会内が静かで寂しいって…なってるのかなぁ…。

 

「…あっ、国際電話…でもなぁ…」

結構高額だし…ビデオ通話…。

 

「…1回くらい…良いよな?」

歩夢を呼び出すが…

 

「…あれっ、出ない…」

月「どうしたの?」

「幼なじみが電話に出ないんです…」

月「峻くんのお母さんなら何か知ってるんじゃないの?」

 

「…あ、なるほど…」

電話の相手を自分の母親に変えた。

 

「………えっ?」

返ってきた答えは…予想外の物だった。

 

「…同好会と…μ'sが無人島合宿?」

月「…これはまた壮大な合宿だね…」

「…いったい、どうしてそんな事に…」

月「それは土産話として…聞くとして…そろそろ帰るよ?」

「あっ、はい…!」

 

…発案者は…μ'sなら絵里かにこかな。

同好会だとしたら…栞子…?…まさかな。

 

 

 

───────────────────────

 

【家の前】

 

「…ここって…」

月「…私の家…だけど…」

「えっ、俺ここに!?」

月「ホームステイなんだし、不思議なことは何も…」

 

「…えええええっ…………………」

 

月「…もしかして、嫌だった?」

「あぁ、そうじゃなくて!…月さんと俺の2人って…」

月「イタリアじゃ普通だよ?…って、日本の感覚だとそうなるよね

…うーん、イタリア色に染まっちゃったのかな~、私も」

 

「…えっと、月さんが大丈夫なら…」

月「あはは、まぁそう緊張しなさんな♪

何事も経験、経験!♪」

「…は、はい…」

 

笑いながら案内する月さんを見て…この人には敵わないなぁと思う俺だった。

 

 

 

────────────────────────

 

 

【キッチン】

 

 

月「…おぉ~…慣れた手つきだね…」

「料理は得意なんで」

 

せめてものお返しと、俺は昼飯を作ることにした。

月「これは素敵な旦那さんになると思うよ~♪

好きな人とか居ないのか~?このこの♪」

 

「好きな人…か」

月「お、悩める少年よ…お姉さんで良ければ相談に乗るよ?」

「…えっと、好きな人ってのが…10人いて…」

 

月「…ほう?」

…うん、まぁこうなるよね…

「…えっと」

 

月さんに自分の思ってることや今までの経緯を話した。

…まぁ、悠の時に知ってるからか…不思議と違和感なく喋れた。

 

月「モテ男だね~♪」

「…あはは…それはどうなんですかね…」

月「…まぁ、時間はあるんだしさ?

自分なりに考えればいいんじゃないかな?」

「…そうですね、ありがとうございます」

 

 

 

 

…自分なりに…か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────

 

【オマケ】

 

※もしも、同好会に侑ちゃんと峻くんが居たら?

(時系列や今後の展開とは全く関係ありません ただ作者が描きたくて描きましたw)

 

 

侑「おーい、峻」

「…どうしたんだ、侑?」

 

侑「ちょっと生徒会室行ってくるから…みんなの練習、見てて貰っていいかな?」

「あいよ、見ておくよ…って、リボンズレてるよ…ったく」

 

侑「…あ、あははっ…ありがとっ///」

歩夢「…むーっ…///」

「歩夢、どうした?」

 

歩夢「…ほんっとに峻くんって…たらしだよね…///」

「昔洗濯物を洗う時に使ってた?」

愛「それは、タワシっ!」

 

「水辺に生息している…」

しずく「それは、タニシなのでは…」

 

「あっ、胸に巻く…!」

果林「…さらし、かしら…」

 

侑「…っ…ぷっ…あ、はっははははは!!

はーっ、はーっ…ひー、お腹痛い~…っ…!」

「…めっちゃウケてるけど…」

歩夢「…ゆ、侑ちゃん…」




次回:いざ、同好会メンバー…無人島に!


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