優木せつ菜の輝きですね(????)
月「…君はさ?」
「…はい?」
月「…いや、なんでもないよ」
「…え、気になるんですが…」
月「…今オーケストラを聞いてたけど…表情豊か…なんだよね…
どんな事を考えてたの?」
…確かに、勉強も兼ねて…月さんとオーケストラを聞いた帰りだった。
「…どんな…上手く言えないんですが…感情移入しちゃうですよね
嬉しいとか悲しいとか熱いとか虚しいとか…色々と」
月「…なるほど、君は面白い感覚の持ち主…なのかもね?
さすがは音楽学科の生徒なだけあるよ」
「…まぁ、端くれみたいなものですけどね…」
月「またまた謙遜して……さて、お昼だけど…何食べる?
リクエストとかある?」
「…そうですね、なら────────」
ふと、月さんの方を見た時だった…。
''自分によく似た…いや、まるで…''
(悠…っ!?)
と、見間違える程に…見ている人を見つけた。
「…待って…!!」
月「えっ、ちょっ…!!」
人混みを掻き分けて…その人物を追った。
しかし…見失ってしまった。
「…はぁ…はぁ…」
月「はぁ、はぁ…急にどうしたの…っ?」
「………いえ…すいません」
思い詰めた顔を見た月は…何かを察したような顔をした。
月「…そうか、まぁ…詮索はしないよ…君にも事情がありそうだし」
「…ありがとうございます」
月「…ミラノのドゥオーモ…」
「…えっ?」
月「…偶然かどうか分からないけど…音楽の大聖堂と言われてる…ミラノのドゥオーモってところだよ…ここ」
「…あっ…」
目の前に立ちそびえる…立派な聖堂に初めて目に入った。
月「…中に…入ってみるかい?」
「…えっ?」
月「顔に書いてあるよ、見てみたいって♪」
「…はい、入ってみたいです」
月「よし、じゃあ…行こうか?♪」
───────────────────────
【大聖堂内】
「………わぁ……………………」
入った瞬間、中の神秘に思わず生唾を飲んだ。
迫力に圧倒された…ただその一言だった。
月「…目、輝いてるよ?♪」
「…あっ…そ、そうでしたか?」
月「スクールアイドルのみんなを…思い出したのかな?♪」
「…そうですね、なんか…みんなへの新しい歌の…イメージが湧きました」
…みんなどうしてるかな…。
歩夢は…あはは、パーカーずっと持ってるんだろうなぁ…。
…多分、同好会内が静かで寂しいって…なってるのかなぁ…。
「…あっ、国際電話…でもなぁ…」
結構高額だし…ビデオ通話…。
「…1回くらい…良いよな?」
歩夢を呼び出すが…
「…あれっ、出ない…」
月「どうしたの?」
「幼なじみが電話に出ないんです…」
月「峻くんのお母さんなら何か知ってるんじゃないの?」
「…あ、なるほど…」
電話の相手を自分の母親に変えた。
「………えっ?」
返ってきた答えは…予想外の物だった。
「…同好会と…μ'sが無人島合宿?」
月「…これはまた壮大な合宿だね…」
「…いったい、どうしてそんな事に…」
月「それは土産話として…聞くとして…そろそろ帰るよ?」
「あっ、はい…!」
…発案者は…μ'sなら絵里かにこかな。
同好会だとしたら…栞子…?…まさかな。
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【家の前】
「…ここって…」
月「…私の家…だけど…」
「えっ、俺ここに!?」
月「ホームステイなんだし、不思議なことは何も…」
「…えええええっ…………………」
月「…もしかして、嫌だった?」
「あぁ、そうじゃなくて!…月さんと俺の2人って…」
月「イタリアじゃ普通だよ?…って、日本の感覚だとそうなるよね
…うーん、イタリア色に染まっちゃったのかな~、私も」
「…えっと、月さんが大丈夫なら…」
月「あはは、まぁそう緊張しなさんな♪
何事も経験、経験!♪」
「…は、はい…」
笑いながら案内する月さんを見て…この人には敵わないなぁと思う俺だった。
────────────────────────
【キッチン】
月「…おぉ~…慣れた手つきだね…」
「料理は得意なんで」
せめてものお返しと、俺は昼飯を作ることにした。
月「これは素敵な旦那さんになると思うよ~♪
好きな人とか居ないのか~?このこの♪」
「好きな人…か」
月「お、悩める少年よ…お姉さんで良ければ相談に乗るよ?」
「…えっと、好きな人ってのが…10人いて…」
月「…ほう?」
…うん、まぁこうなるよね…
「…えっと」
月さんに自分の思ってることや今までの経緯を話した。
…まぁ、悠の時に知ってるからか…不思議と違和感なく喋れた。
月「モテ男だね~♪」
「…あはは…それはどうなんですかね…」
月「…まぁ、時間はあるんだしさ?
自分なりに考えればいいんじゃないかな?」
「…そうですね、ありがとうございます」
…自分なりに…か。
────────────────
【オマケ】
※もしも、同好会に侑ちゃんと峻くんが居たら?
(時系列や今後の展開とは全く関係ありません ただ作者が描きたくて描きましたw)
侑「おーい、峻」
「…どうしたんだ、侑?」
侑「ちょっと生徒会室行ってくるから…みんなの練習、見てて貰っていいかな?」
「あいよ、見ておくよ…って、リボンズレてるよ…ったく」
侑「…あ、あははっ…ありがとっ///」
歩夢「…むーっ…///」
「歩夢、どうした?」
歩夢「…ほんっとに峻くんって…たらしだよね…///」
「昔洗濯物を洗う時に使ってた?」
愛「それは、タワシっ!」
「水辺に生息している…」
しずく「それは、タニシなのでは…」
「あっ、胸に巻く…!」
果林「…さらし、かしら…」
侑「…っ…ぷっ…あ、はっははははは!!
はーっ、はーっ…ひー、お腹痛い~…っ…!」
「…めっちゃウケてるけど…」
歩夢「…ゆ、侑ちゃん…」
次回:いざ、同好会メンバー…無人島に!
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