かすみ「きょっ、う、は~…峻先輩とデ~~ト~~♪」
ルンルン気分で服を試着しているかすみ。
半ば強引に峻とのデート(?)を約束したのだ。
…というのも…
────────────────────────
かすみ「先輩!来週の日曜日!空いてますよね!空いてるに決まってます!!」
「…ちょ、えぇ…?
空いては…いるけど…」
かすみ「はい、決定!!!かすみん予約しましたから~♪」
「………え?」
────────────────────────
と言った具合に…。
しずくからは「素直に誘えばいいのに…」と呆れられた。
かすみ「…あっ!この前買った化粧品…使ってみようかな~…?」
少し背伸びしても…いいよ、ね?
かすみ「…そしたら…峻先輩が…」
峻【かすみ…綺麗だよ…】
かすみ「…はぅ…先輩~…♪///」
にやにやしながら…化粧水のボトルに手をかけた時だった…。
バッシャアアアア!!!
勢いよく、ボトルの中身が飛び出た。
きっと、力配分を間違えたのだろう。
かすみ「ぎゃあああ!新作の化粧水が~…!!
…って!服が~!!ああぁ、時間が~…!!!」
涙目になりながら大急ぎで支度をするかすみだった。
────────────────────────
【集合場所】
「…遅いなぁ…かすみ」
かすみ「……お、お待たせ…しまし、た…」
「おお、待ってたぞ…かす………み?」
振り返ると…そこには…オシャレをしてきたのだが…
明らかに着崩れた格好をしていた。
「…おいおい、どうしたんだ?」
かすみ「…すい、ませんっ…せっかく…オシャレ…したかったのに…
かすみん…ドジ、しちゃって…っ…」
今にも泣きそうな声でスカートの裾をぎゅっと掴むかすみ。
…張り切ってたんだな。
「…よし、行こうか!」
俺はかすみの手を引いて歩き出した。
かすみ「ちょ、ちょっと!…行くって…どこに…っ???」
「いーから!」
かすみ「ま、待ってください~っ!」
────────────────────────
着いた先は…洋服屋。
かすみ「…え、えぇっ?」
「…さて、かすみ…ちょっとの間…着せ替え人形になってくれるかな?」
かすみ「…それって…どういう…」
「…えっと…言いやすくするならば…もっと…かすみには可愛くなって欲しい、から…俺が可愛くコーディネート…してあげたいな…って」
かすみ「…先輩…」
「…ごめん、今言うことじゃない…けど…俺も今日の出掛けるの…楽しみだった」
恥ずかしそうに俺は頬をかいた。
かすみ「…えへへっ…なんかモヤモヤしてたのが…どこかに行っちゃいました♪///」
「…やっと笑ったな、かすみ」
かすみ「先輩のおかげですよ!…あっ、これが終わったら…パフェ良いですか?♪」
「はいはい、仕方ないなぁ」
俺が選んだ服を手に…かすみが試着室に行く直前…こちらを振り向いた。
かすみ「…先輩のそういう所、かすみんは大好きですよっ!///」
舌をぺろっと出して悪戯に笑うかすみであった…。
かすみん、誕生日おめでとう!!!
評価・感想・お気に入り登録よろしくお願いします!