NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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せつ菜ちゃんの彼氏になりてぇ(ステージ20の超絶末期)


第148話

意を決して洞窟に入ったが…すぐ愛の足が止まった。

 

 

愛「…ストップ、みんな隠れて」

その言葉にことりがドキッとしながら小声で呟いた。

ことり「…ど、どうしたの?」

 

愛「…あれ…っ!」

凛「…な、なになに…?」

穂乃果「焚き火を囲んで…ゾンビが踊ってる…!?」

 

かすみ「…や、やだあぁあああっ!

別荘に戻って鍵掛けてリモート爆弾設置しましょうよ~~~!」

海未「…ま、まさか本当にいるなんて…!

にわかに信じ難いですが…あれは、確かに…!」

 

にこ「信じ難いも何も、目の前にいるじゃない!」

ことり「気付かれないように、気をつけなきゃ…」

 

真姫「そうね、でも幸い…踊りに夢中のようよ?」

彼方「…なんか、楽しそう~」

かすみ「ゾ、ゾンビのくせに…ダンスのキレがいいですね…っ」

 

穂乃果「いいなぁ~」

そう言うと穂乃果はふらふらと踊りの方へ歩いていった。

 

果林「ほ、穂乃果ちゃんっ!?」

璃奈「見つかっちゃうよぉ~っ!」

 

せつ菜「ほぅ、最近のゾンビはレベルが高いですねぇ…」

絵里「…ど、どこからメガネを…」

歩夢「…あれっ、あのゾンビ達…制服着てない?」

 

穂乃果「制服で踊るゾンビ…昨日言ってた怪談話に出てきた子達かな?」

エマ「事故で亡くなった音楽学校の子?」

にこ「あ、あれは架空の話よ…」

 

栞子「ですが、1…2…ちょうど9人いますよ?

偶然にしては出来すぎな気が…」

絵里「…でも、穂乃果の気持ち、分かる気がするわ

だんだん…怖さが薄れてきたわ」

 

にこ「…ま、まぁ…確かに目を惹くわね…にこの方が上だけど…」

かすみ「かすみんはまだ怖いです~…ぅ」

 

希「ふふっ、みんなで見入ってるね」

愛「それだけ伝わってくるものがあるって事だよ」

 

穂乃果「きっと、歌や踊りが好きだったんだろうなぁ」

歩夢「パフォーマンスするのが好きって伝わってくるね」

穂乃果「あははっ、まるで私たちみた~い!♪」

 

花陽「言われてみると…スクールアイドル…っぽい?」

真姫「…確かに」

凛「きっと、スクールアイドルの始祖だにゃ!」

せつ菜「な、なんですって…!?」

 

穂乃果「だったら…穂乃果も一緒に踊る~!!♪」

そう言うと穂乃果は一目散に走っていった。

 

にこ「ちょ、ちょっと~!!」

真姫「ダメね、手遅れみたい」

にこ「お、襲われるわよ~っ!!??」

 

せつ菜「穂乃果さんには仲間に見えて仕方ないんでしょう!♪」

にこ「なんでアンタも嬉しそうなのよ!?」

絵里「ほ、ほほほ、穂乃果がゾンビの仲間になったら…どうしましょう…っ!?」

穂乃果「大丈夫大丈夫~っ!!」

 

果林「…ホントに大丈夫…そう?」

穂乃果「そりゃ、同じスクールアイド…あぁ~っ!!」

 

璃奈「ほ、穂乃果さ~んっ!?」

栞子「やっぱりゾンビだったのでしょうか…っ!?」

 

彼方「い、急いで向かおうよ~っ!」

愛「穂乃果~っ、待っててね~!!」

かすみ「あぁっ、待ってくださいよ~っ!!」

 

 

 

???「な~に~や~つ~ぅ!!??」

せつ菜「へ、へぇぇえっ!!?!?」

愛「あっ…あのアホ毛は…!!」

 

千歌「だーれがアホ毛だぁ~っ!

あ、そこっ!露骨に嫌そうな顔した!」

真姫「ゔぇえぇっ!?…し、してないわよ!(みかん娘…!)」

 

穂乃果「千歌ちゃん!どうしてここに~っ!?」

千歌「私だけじゃないよ、Aqoursのみんなも!」

善子「くっくっく…サクリファイスの儀式により…導かれたリトルデーモン…そう、私こそ闇の王…またの名を、堕天使ヨハ───」

 

愛「ヨッシーじゃーん!♪」

善子「よ、ヨッシーぃ!?」

絵里「はぁ…一体、なんの騒……え、ええっ…!?」

ダイヤ「皆さん、ご無沙汰しておりますわ」

 

歩夢「…ゾンビ…じゃ、ない…よね?」

ダイヤ「…は?」

梨子「わ、私たちは…私たち…だよ?」

曜「…あ~、なるほど合点がいったよ」

 

ポンっと手を叩く曜。

せつ菜「どういう事…ですか?」

曜「峻くんとビデオ電話してた時にね、μ'sと虹ヶ咲学園のみんなが合同合宿してるって話したの

それで、Aqoursのみんなも─────」

 

歩夢「しゅ、峻くんと!!??」

曜「…あ、う、うん?」

 

鞠莉「ま~、とにかくっ♪

マリー達はベリーベリーグッドな体調よ~♪」

かすみ「じゃ、じゃあ!ここにある散乱した服とかはなんですか~っ!」

 

梨子「あ、昨日着てた服かも…もう、果南ちゃんったら…」

しずく「…ど、どうやら…大丈夫そう、ですね」

「「「「…はぁあああぁ~……」」」」

 

ヘナヘナと地面にへばり込むメンバーたち。

花丸「だから、驚かすのはダメって言ったずら~」

千歌「あははっ、ついつい~」

希「いや、まぁ…ウチらの勘違いもあるし」

真姫「と言うか、ここ…私有地なんだけど」

 

ルビィ「ルビィ達もそう思ってたんだけど~…」

鞠莉「oh!PVの撮影よ?♪」

花陽「えっ、ええぇっ!?」

 

鞠莉「ズバリ、テーマはホラーっぽいPVよ!♪

あっ、マッキーのオーナーさんにも許可は貰ってるわ~♪」

真姫「…あの人は…本当にぃ~…っ!」

 

にこ「って、どうやったらここにたどり着くのよ!?」

ダイヤ「えっと…海の声が聞こえると、ある方が言ってここに…」

曜「後は、有名なPVを見たりして決めたんだよね~」

 

かすみ「も~っ!紛らわしいですよ~っ!!」

エマ「でも、謎が解けたんだし、もう怖がらなくていいんだよ、かすみちゃん♪」

しずく「かすみさん、疲れたでしょ?手、握ろうか?♪」

璃奈「私も、支えてあげる」

栞子「飲み物、飲みますか?」

 

かすみ「…っ…えっ~~~~ん!しず子、りな子、しお子~!」

鞠莉「オーナーが別荘に近寄るな~って言ってたのはこういうことだったのね~♪」

ダイヤ「まさかμ'sと虹ヶ咲学園の皆さんがそこにいらしたとは…」

 

曜「昨日窓からみんなの姿見えた時はビックリしちゃったよ~」

栞子「やはり、あれは皆さんが…」

ルビィ「声をかけて呼んだんだけど…」

花丸「いきなりカーテン閉められてびっくりしたずら~」

梨子「…で、千歌ちゃんが」

 

千歌【にっしっし…これで驚かしてあげよう~♪】

曜【って、血糊!?ダメだよぅ!】

梨子【いや、もう遅いみたい…】

千歌【あっははははははは!】

曜【うわぁ…楽しそ~…】

千歌【あっ、他のところにもかかっちゃった!】

梨子【も~っ、ちゃんと拭いておいてよ~?】

 

 

梨子「…って事に」

善子「戯れが過ぎたようね…」

 

花陽「…ってことは…Aqoursのみんなは…サバイバル?」

千歌「いやいやいや…!」

鞠莉「近くの島にホテルがあるのよ

そこからここまでボートでビューンっとね♪」

曜「ちなみにそっちの島なら電波通るけど…(ちらっ)」

歩夢「わ、私…今日の夜だけそっち行っていいかな!?」

 

 

(((((言うと思った…)))))

かすみ「かすみんも行きま~~~ぁ、あぁ…!!!!!!!」

言葉を言いかけてかすみの口が止まった。

 

しずく「…かすみさん?どうしたんですか?」

璃奈「…バッテリー切れ?」

かすみ「ぁ、ぁあ、ああ、がっ…あがっ…!!」

震えながら指を指すかすみ。

一同が後ろを振り向くと…。

 

 

???「…ふっふっふ~っ…」

ワカメで顔が見えないが…大量にワカメを持った…。

 

「「「「「で、出た~………!!!!!

ワカメゾンビぃいいいいぃ~!!!!!!」」」」」

 

果南「…えっ、ゾンビぃ~?

…どこ、どこにいるの?」

「「「「「「…だああぁあああ」」」」」」

 

盛大にズッコケる一同を見て首を傾げる果南だった。

歩夢(…峻くんと…話せる…えへへ♪)

パーカーを愛おしそうに抱きしめる女の子だけ、除いて…。




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