【ファストフード店】
事前に打ち合わせした場所でAqoursとμ'sのみんなを待っていた。
かすみ「先輩、今日はなんの集まりなんですか?」
「まあ、定期報告会って事で」
せつ菜「そう言えば…合宿以来ですね」
「あ、そうだったな、その件も聞きたかっ─────」
その瞬間、俺の背中になにか衝撃が加わった。
穂乃果「峻ーくーん!!会いたかったよ~!♪」
かすみ「あぁー!穂乃果先輩何してるんですか~!」
海未「こらっ、穂乃果…!…すいません、峻さん…」
あはは…まぁ、穂乃果はこういう子だからな…。
と思いつつ、背中に広がる柔らかい感触を堪能していた…が…。
果南「やっほー♪ご機嫌いかがかなん?♪」
…更に柔らかい感触が腕を襲ってきた。
歩夢「…むぅ」
しずく「…むーーーっ…」
彼方「…よよよ…」
…いや、視線が…痛いよ…。
千歌「あいっかわらず、モテモテだね~♪
…って、あれ?ニジガクはこれで全員???栞子ちゃん達は?」
「…あ、あぁ…それがな…」
千歌からの助け船でやっと話が進められる…。
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穂乃果「…えぇー!!??」
海未「穂乃果っ、周りの人に迷惑ですよ!」
穂乃果「あああ、ごめんなさい…っ…で、でもでも!
そんなことになっちゃってるの!?」
歩夢「…うん、そうなの」
かすみ「この間も大変だったんですよ!」
「…あぁ、早速監視されたってやつか…悪いな、俺が部室で話つけてる間にそんなことになってたなんて…」
どうやら、屋上にいると嗅ぎつけて俺が席を外したしばらく後に監視委員の2人が来たようだ。
かすみ「先輩は悪くないですよ~っ!!」
海未「監視委員…そんな人たちまで…」
穂乃果「…だから、峻くんの顔も険しくなってるんだね」
ことり「ほ、穂乃果ちゃんっ…!」
「…あはは、大丈夫大丈夫
本来は生徒会の書記の2人なんだがな、部長様の頼みで兼任してるみたいだ」
海未「…悩ましいですね…」
かすみ「それだけじゃないんです、スクールアイドルフェスティバルの成功も手柄もぜーんぶ部のものになっちゃってるんですよー…」
「…ま、それは今の状況を知ってるヤツらはそう思ってるってだけだがな」
曜「…でも…ゆ……しゅ、峻くんは…どう、するの?」
「諦めたりなんかはしないさ…ただ、野放しにさせすぎるのも癪に合わないから…早急になんとかするさ」
曜「…悔しい、もんね…」
「俺の頑張りなんかは認められなくていいのさ
…ただ、みんなが築き上げてきた頑張りがなかったことにされるのは…悔しいな、凄く」
かすみ「先輩は良い人過ぎますよー!
オマケにランジュ相手に策無しだって、弱気になってたくせに…」
「…なんだと~?」
かすみ「いひゃいでひゅ、いひゃいでひゅ~っ!」
果南「うーん…パワープレイってダメなのかな…?」
「あはは、今はコンプライアンスがあるからなぁ」
果南「…でも、今の峻…覇気が全く無いよ?」
千歌「…そう、だよ?」
手を添えてくれる千歌。
かすみ「はぁ…はぁ…先輩ったら…珍しく弱気で落ち込んでたんですよ~…」
「…らしくはなかったな…まぁ、アイツらが抜けたことに対するショック…だろうな」
曜「…その上…活動を制限って…大丈夫なの?」
「…その件でお願いがあるんだ…穂乃果達に」
穂乃果「えっ?」
海未「私たちに…ですか?」
「しばらく…音ノ木坂で練習させてくれないか?…頼む」
立ち上がり深々と頭を下げる。
穂乃果「えっ、ええええ…っ!?
ちょ、ちょっとちょっと…峻くん、顔を上げてよ~…っ!」
海未「そうですっ、そんな事しなくても…っ!」
歩夢「峻くん…」
「悪い、監視委員のヤツらが来なくて静かに練習出来る方法って…考えたらこれしか無かったんだ
…それに、みんなが練習してる間に…俺の方で蹴りをつけておきたい」
海未「…私達と峻さんの仲じゃないですか」
ことり「…うん、うんっ…分かった、ありがとうねっ♪
絵里ちゃん達もOKだって!」
「…手が早いな…ことりは」
かすみ「じゃあ、かすみんたちもみんなに報告してきまーす!♪」
ホッとした顔を浮かべた歩夢を見て俺も少し心の重りが取れたような気がした。
曜「…ねぇ、悠くん?」
曜が耳打ちしてきた。
「ん、なんだ?」
曜「ホントに大丈夫…?
…目の下に少しクマ…出来てるよ?」
「…さすが曜だな…大丈夫、無理はしてないさ」
曜「ならいいけど…話くらいなら、聞くからね?」
「あぁ、ありがとうな…曜」
実際、寝不足なのは否めない…が…寝付けないのも事実。
…正直、あの10人でしたいライブがたくさんあった。
そして、あの10人のための作曲を俺は続けていた。
…また、ライブができるって信じ続けて…。
────────────────────────
【次の日】
絵里「はいっ、終了!」
璃奈「璃奈ちゃんボード…''へ、ヘロヘロ~…''」
花陽「絵里ちゃん…なんだか…いつもより…ハードだった…?」
絵里「あら?そうだったかしら?
…ニジガクのレベルが上がってきてるから、それに合わせただけよ?」
しずく「天下のμ'sの…絵里さんからそんな風に言ってもらえるなんて感激です!!」
絵里「…て、天下のって…」
「はは、将軍エリーチカってか?」
絵里「…峻~…?」
「おっと、いけね」
真姫「騒がしさはいつもの2倍ね…」
にこ「これくらい騒がしいくらいの方が楽しいわよ~
それに、リーダーもいるし大丈夫よ、ね?」
希「なんなら、次からのプランは峻くんが考える?♪」
「えっ、俺?」
絵里「こーら、希…峻の負担を増やさないの」
希「あ、そっか!ごめんごめん♪」
かすみ「はいはーい!かすみんが考えたいでーす!」
にこ「どーせ、周りのライバルを蹴散らすプランとかでしょーよ?」
かすみ「なにぉー?!」
にこ「なによぉー!?」
せつ菜「ふふっ、こんな賑やかで楽しい練習は久々ですねっ♪」
歩夢「そうだねっ、μ'sのみんなと…峻くんには感謝しかないよ♪」
凛「凛たちも楽しいから大丈夫にゃ~!♪」
花陽「うん、そうだね!♪」
絵里「貴方たちさえ良ければ、いつでもいいわよ」
「ありがとうな、絵里…1番の悩みが解決できて俺もホッとしてる」
真姫「…でも、スクールアイドルの本質はライブよ?
…その点はどうするのかしら?」
しずく「…そうですね、そこは…」
「…考えてはいる…が…ちょっとこれはな…」
絵里「許可無しにするって顔をしてるわね…峻」
「あぁ…それ───」
にこ「ゲリラライブ…ね!!」
「…ん、んん…そうだ」
かすみ「ゲリラライブ…?」
「いきなりライブをするんだよ、街とかで」
歩夢「あっ、よく駅前とかで見たことある!」
彼方「それ、かっこいい~」
かすみ「やりましょうよ~!」
せつ菜「みんなの支持があれば、学園側も無視はできないでしょう!」
(……その点はこっちで話をつけといてやるよ…安心しろ)
彼方「でも、ランジュちゃんに真っ向から太刀打ちするってことだよね~…?
火に油にならない~…?」
「なったとしても、その時は全力で守ってやるよ」
希「そうやね、それを上手く使えば立場が逆転すると思うよ」
穂乃果「やる価値はあるよ!」
エマ「みんなの前で歌える…楽しみ~っ!」
かすみ「あのわがまま女に…見せつけてやりましょう~!!」
せつ菜「そうと決まれば、作戦会議です!」
にこ「参謀はにこに任せるにこ!♪」
…さて、俺も動き出すかな…。
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よろしくお願いしまSUPER NOVA。
果林「えっ?」
「えっ?」
愛「え???」
「…え????」
よろしくお願いします