NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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Twitterでは予告したんですが

リエラの新作小説
【We are The Super STAR!**】

頑張ります。


第166話

そして、ゲリラライブ当日がやってきた。

(…しずくはまだ来ていないな)

 

もしかしたら……いや、アイツはきっと来てくれるはず。

かすみ「先輩、キョロキョロしてどうしたんですか?

…あっ、もしかして監視委員が来るか見張ってるんですか?」

 

「それもあるけど……ライブ終わり…おっもしれぇ事になるぞ」

かすみ「…???」

 

首を傾げるかすみを他所に…俺はニヤリと笑った。

 

 

 

────────────────────────

 

 

【屋上】

 

 

???「前回よりは…見に来てくれる人いるみたい…良かったぁ…」

「そうだな、しずくも来てくれてるしな」

 

???「ひゃんっ!!!…せ、先輩っ?」

「…約束、守ってくれたんだな」

 

しずく「…先輩との、約束ですから…

ですが、部の環境やその中で経験を積んだライブより…ゲリラライブは…」

「疑ってる?」

しずく「…よく、わかりません…」

 

「ん、まぁ見てあげなよ…親友のライブをさ」

しずく「…えっ…?」

 

 

かすみ「はーいっ、みんなお待たせしました~っ♪

みんなのお姫様!

そして、かすみんワンダーランドお姫様、かすみんだよ~っ♪

今日は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のゲリラライブに来てくれてありがとう~!」

 

しずく「…かすみさん…」

かすみ「あっ、そこの貴方!前回も来てくれましたね!♪

他にも見たことある人がたっくさん!本当にありがとうございます!♪」

 

しずく「………………」

かすみ「はじめましての人も!顔覚えたので、次来てくれなきゃ

かすみん泣いちゃいますよ~♪

かすみんは今日も、みんなのために精一杯歌います…!

声を出して、一緒に盛り上がりましょうね~!」

 

しずく「…かすみさん…前よりMCが上手くなっている…」

かすみ「それじゃあ、最初の曲は~!」

 

 

かすみがライブを始めようとした時…俺の背後に人の気配を感じた。

「…まっ、来るよな…そりゃ」

 

右月「…こちらの言いたいことは…分かりますね?」

左月「…桜坂しずくさん、貴方まで…」

 

しずく「……………」

「…はい、そうですか…と、こちらも素直に応じる訳にはいかないんだ…分かるよな?」

 

右月「…そうですか、なら…実力行使をさせていただきます」

監視委員の片方が首にかけたホイッスルに、口を付けようとした瞬間だった。

 

しずく「…待ってください!」

右月「…っ…!?」

 

しずく「…私の顔に免じて…ここは…引いてください、お願いします」

右月「…その発言…どういう意味か、お分かりですか?」

しずく「…はい」

 

右月「…行きましょう、左月」

左月「えっ、あ……わ、分かりました…」

 

最後に睨まられたが…監視委員の2人はその場を後にした。

 

「…お前…」

しずく「…えへへ、ちょっと…忙しくなっちゃいますね…」

「お前、監視委員の2人がランジュの耳にでも入れたら…」

しずく「…その時は…先輩…」

 

ギュッと抱きつくしずく。

しずく「…先輩が…守ってくれます、か?」

「…当たり前だろ…」

 

しずく「…ありがとう、ございます…♪

…では…私は…ゲリラライブの続きを見ますね」

 

じっとステージを見るしずく…。

しずく(…今、音外れた…ダンスも…私の方が上なのに…)

 

「…部のやり方が間違ってるとは思わない…けど…だろ?」

しずく「……」

静かに頷くしずく。

 

しずく「私だって…上手くなったんです…

できるようになった事だって…沢山あるんです…」

「…でも、その目は…」

 

しずく「…どうして…それなのに、どうしてこんな気持ちになるんですか…」

かすみ「ありがとー!

かすみん、みんなからのカワイイ、いーーーっぱいもらったので

ますます可愛くなりますよー!」

 

しずく「…うん、今のかすみさん…凄く可愛いよ

かすみさんにはわかってて、私には分からないこと…あるんだ…」

 

「…しずく…」

しずく「…かすみさんって、すごいな…」

 

「しずく、お前は…」

しずく「…ライブ中…かすみさん以外見えなくなっちゃった…」

 

「…そばに居るのに愛おしいって…こんな感じなんだな」

しずく「…私、かすみさんの心の声が聞こえたんです

もっと、もっと可愛いって言っていいんだよーーーって…

見て見て、構って~って…」

 

「…なんか分かった顔してるな?」

しずく「ふふっ…かすみさんはワガママってことが分かりました♪」

 

しずく「…先輩…どうして、同好会のライブは凄いんですか…?」

「''想いの力''…かな?」

 

しずく「…想いの…力……っ…!!!」

何かを言いたげだったしずくは、グッと堪えて…走ってその場を後にした。

 

 

「…さ、あとは本人の気持ち次第…だな」

 

 

────────────────────────

 

 

【部室】

 

 

ランジュ「……それ、本当なの?」

 

右月「は、はいっ…確かに!」

左月「しずくさんが…そう言ってました…」

 

ランジュ「…そう…いいわ、下がりなさい」

右月「…し、失礼します…」

 

栞子(しずくさん…やっぱり…)




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