「はっ!!!!!…なんだ夢か」
ランジュ「曲が書けないって…どういうこと!?」
ミア「BE QUIET!!書けないものは書けないの!」
愛「お、落ち着いて~…っ!」
ここの所、部の様子がおかしい…どこかミアの機嫌が優れないのだ。
ランジュ「そうね、時間の無駄だし…走ってくるわ」
栞子「あ、待ってください、ランジュ!」
ミア「…部屋に籠ってる、作曲はしないけど…」
果林「ミア…」
愛「…最近、ミア…痩せた?」
果林「あの子はまだ…14歳よ…食べなかったり無理したりして倒れたりでもしたら…!」
愛「なんか…果林、お母さんみたいだね?エマっちに似てきたかも」
果林「ええっ!?…も、もう!茶化さないで!」
愛「…でも、様子を見守るしか…出来ないよね、愛さん達は…」
果林「…えぇ…」
──────────────────────
【校庭】
栞子「待ってください、ランジュ!」
ランジュ「なによ、ランニング付き合ってくれるの?」
栞子「…あの、焦ってませんか?」
その一言に、ランジュの顔が険しくなった。
ランジュ「アタシはランジュよ、そんな事あってたまるものかしら?」
栞子「…あ…いえ…」
ランジュ「…少し1人にさせてちょうだい」
栞子「…ランジュ」
ランジュ(演出家との打ち合わせも完璧…ミアもランジュが選んだ超天才…一点の曇りもない、はずなのに…どうして…!!)
────────────────────────
【一方その頃】
かすみ「しゅーんせーんぱいっ!♪
この前のゲリラライブのSNS、凄いことになってますよっ♪」
ここぞとばかりに膝の上に座るかすみ。
「…大多数はしずくのこと書かれてるよ?」
かすみ「そ、それはトリを取られたから~!!」
しずく「はいっ、という事で峻先輩の膝の上はかすみさんの座るところではありませんよ♪」
そう言ってかすみをどかすしずく。
かすみ「あーんっ!」
彼方「いいのかい、歩夢ちゃんや」
歩夢「な、なんで私の方を見るのっ!?」
せつ菜「相変わらずのモテモテっぷりですね!」
璃奈「周りの目が…すごい…」
忘れていたが、ここは普通の飲食店…いつからこんなアグレッシブになったのだろうか?
エマ「同好会の方がいいかも…か…
うんうん、そうだよねっ!♪」
かすみ「当たり前じゃないですか~!峻先輩がいるんですよっ!♪」
「俺はなにもしてないけどな」
しずく「もう、謙遜しすぎだよ?」
「え?」
しずく「へっ?」
彼方「まあまあ、この調子で活動するぜ~♪」
せつ菜「でも、スクールアイドル部とはまだまだ比較されますね…」
璃奈「スクールアイドル部の方がクオリティが高い…
同好会は素人同然…璃奈ちゃんボード…''ガーン''」
「物事の善し悪しが分からない奴の言い分なんか放っておけ?」
歩夢「でも…クオリティが高いのは本当だよ?
やっぱり、部はすごいもん…」
かすみ「歩夢先輩もしょんぼりしちゃダメですー!
こんなこと書かれて悔しくないんですか?かすみんは悔しいですよー!
かすみん達が部の方に負けてるなんて思えませんもん!!」
「不安になるのは分かるよ、人間だしな
でも、俺がいる限りそんな不安は吹き飛ばしてやるよ
大船に乗ったつもりで信用してみ?」
歩夢「…峻くん…///」
彼方「…おや、エマさんや…彼方ちゃんはストレートティーを頼んだはずなんだが?」
エマ「ストレートティーだよ、彼方ちゃん」
しずく「それに、伸びしろがあるっていう風にも取れますしね♪」
せつ菜「なるほど、アドバイスと捉えると批判的なコメントも見て見ぬふりしなくていいですね」
しずく「どんな内容であれ、コメントしてくれてるということは
ちゃんと私たち同好会を見てくれている証拠ですよ」
かすみ「…なんか…しず子…変わった?…熱ある?」
しずく「ないよぅ!…もうっ…かすみさんのせいだからね?」
かすみ「えっ、かすみんのせいなの???」
しずく「…ふふっ、分からないなら…いいや///」
彼方「…エマさんや、やっぱりこれは…」
エマ「ストレートティーだよ」
彼方「…ぐぬう…」
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【次の日】
「ん、んん~…ありがとな、歩夢…起こしてくれて…」
歩夢「もう、あんまりお寝坊さんはダメだからね?
…ペンで突っついても起きないんだから…♪」
「…そんなことしてたのか」
歩夢「…えへへ、可愛くって…つい…///」
菜々(…なんですかこのラノベ展開…周りの人達が頭抱えてますよ…///)
「あ、璃奈だ」
璃奈「峻さん達、一緒にご飯食べよ」
「もちろんだ、行くよな歩夢?」
歩夢「うんっ♪」
菜々(せつ菜)も誘い…俺たちは学食に来た。
入口に入ろうとした時…中から大きな音が聞こえた。
歩夢「な、なんの音…っ?」
璃奈「何かを落としたような音がしたけど…」
菜々「と、とりあえず入ってみましょう!」
中に入ると…そこには…。
ミア「いきなりグラス落として…どうしたのさ」
ランジュ「…あら、自覚、ないのかしら?」
栞子「心配する気持ちは分かりますが…やり方というものが…っ!」
ミア「別に誰も心配してくれなんて言ってないんだけど」
ランジュ「あら、あくまでも悪態をつくのね?
でも残念、アタシはアタシのやり方でやらせてもらうわ
それより、曲はいつになったら出来るのかしら?
…まさか…出来ないとか言わないわよね?」
ミア「…曲なら、出来てる…」
ランジュ「あら、そうなの?それなら後で聞かせてちょうだい?」
ミア「…っ!」
ふと、俺と目が合ったミアは…怯えるような顔をして逃げるように学食を後にした。
栞子「ミア!」
ミア「…部室で食べる…」
「…取り込み中みたいだし、アッチで食べるか?」
歩夢「え?…あ、う、うん…」
菜々(まるで気にも止めない峻さんはいつも通りで安心しましたが…
ミアさんのあの顔は…峻さんを見てなったもの…なのでしょうか?)
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