NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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かのん「…あ、の…」
「んー?」

かのん「…なんで私は抱きしめられてるの?///」
「はぁ~…スバラシキダキゴゴチノヒト…」
かのん「…いや、あの…///」

可可「それは、可可のネタで~す!喰らえ~!」
「あっづいっ!!!!!!!」
千砂都「…た、たこ焼きを口にねじ込んだ…」


すみれ「私の出番はっ!!??」
恋「まだです、座ってなさい」
すみれ「えっ!!!???」


第174話

「ほら、まず言うことは」

ミア「…心配かけて、ごめんなさい…」

首根っこ捕まえて俺はミアを部室に戻した。

愛「こっちこそ、ミアの悩みに気づけなくてごめんっ!!

アタシたち、ミアに甘えてたホントのホントにごめんっ!!」

ミア「いや、歩み寄ろうとしてくれた方を…僕が突っぱねただけだから…」

 

果林「ミアがこうして戻ってきてくれただけでいいのよ…それに」

「?」

果林「…ありがとうね、峻」

栞子「そうですね、やっぱり峻さんは…頼りになります」

「…ったく、我ながら甘ちゃんだと思うぜ…やれやれ」

 

愛「………ごめんね、峻…同好会は関係ないのに…」

「貸しって事でいいよ…いつか必ず返してもらうからね…色々、と」

果林「…………………っ……………」

 

 

 

────────────────────────

 

 

【ファミレス】

 

「…って事があってな」

かすみ「先輩は甘々ですー!!!その甘々は、かすみんにだけしてればいいんです〜!!」

しずく「まぁまぁ、かすみさん、飲み物でも飲んで…」

かすみ「…もうっ!………………って、にっがーい!!!」

しずく「独り占めしようとした罰だよ♪」

かすみ「…お、おのれ…しず子ぉ~」

 

歩夢「ミアちゃん、無事で良かったね♪」

「…全く、家出ごっこなんかするなよ…って、14歳じゃそんなもんか」

歩夢「峻くんも昔やってたよね、家出ごっこ♪」

「…え?」

歩夢「あれ、覚えてない?幼稚園の頃、鍵を持って家を出たとか…

峻くんのお母さんが洗濯中にベランダの鍵を閉めたとか…」

「…あ、あぁ…っていうか…みんなの前でそんな話するな、恥ずかしいだろっ」

歩夢「ひゃんっ!!!///」

 

そう言って俺は突っついた、どことは言わんが。

 

 

「はいはい、次のライブについて考えるよ」

彼方「あ、なかったことにしようとしてる」

「…か、考える…ぞっ!」

 

璃奈「璃奈ちゃんボード''提案っ!''」

「お、なんかアイデアある?」

璃奈「オンラインライブとかどうかな?」

歩夢「オンライン…いいんじゃないかなっ!」

しずく「なるほど…そういう手もありますね…」

 

せつ菜「つまり、ハプニングも込みでって事ですね!!

配信切り忘れとか!!!」

「エマー、ちょっとせつ菜の口を塞いどいて」

エマ「はーい♪」

せつ菜「んぐぐーーーっ!!!」

 

彼方「オンラインライブってライブとは違った一体感があるよね~

終わったら彼方ちゃんのおやすみ配信にする~?」

かすみ「いや、どこに需要があるんですかっ!」

「…需要しかないと思うが…」

かすみ「えっ…じゃあ、かすみんもするぅ~っ!!!」

切り替え早いな、こいつ。

 

 

 

 

(…さてと、それならそこにむけて俺も色々作らないとな…

とはいえ…部では一悶着あるのかな…やれやれ)

 

 

────────────────────────

 

 

【部室】

 

ランジュ「ミア、やっと戻ってきたのね」

栞子「はい…声をかけないんですか?」

ランジュ「リフレッシュしたならそれでいいわ、新曲への活力になるんだし……ただ…」

栞子「……ただ…?」

 

ランジュ「………いえ、何でもないわ、ただの杞憂よ…ランジュらしくないわね」

栞子「…あの…ランジュ、ひとつ忠告しておきますが…」

ランジュ「なに?」

 

栞子「…今のままだと…後悔、しますよ」

ランジュ「愚考ね、そんなことありえないわ」

栞子「…………私は、言いましたからね…………」

ランジュ「何か言ったかしら?」

栞子「…いえ、何も」

 

 

 

────────────────────────

 

 

【そしてしばらくして…】

 

 

「…部にアイツが居ないタイミングを見計らって来るのも一苦労だな…

邪魔するぜー」

愛「あっ、峻!どうし────────

って、いきなり作曲ルーム行くの!?」

果林「今のミア、ちょっと気が立ってるわよ…っ!」

 

「Hey、中坊」

ヘッドホンをしてるミアの首をくすぐった。

ミア「わ、What's up?!//////」

「お、意外と弱い?」

様子を伺って笑っていたらミアが、ものっすごい怪訝そうな顔した。

 

ミア「…ハンバーガーの具材にされたい?」

「じゃあ、ピクルス抜きで…って違うわ、何怖い顔してるんだよ」

ミア「…今、息詰まってるだけ」

「…んー…ここのフレーズに詰め込みすぎな気がするけどな…こうして…っと」

ミア「あ、ちょっ…!!!」

「…こんなもんかな…あと、これ」

 

何枚か印刷した紙を作業スペースに置く。

ミア「…これは?」

「出来たぞ、お前の曲……後、振り付け

5日で物にできるか?」

ミア「僕を誰だと思ってるんだ…っ!!」

「おけおけ、愚問だったな…………あぁ、それと…」

ミア「今度はなに…」

 

「その曲、今度の同好会のオンラインライブで披露するから、じゃ」

ミア「はぁっ!?…ちょっと…Wait!!!」

 

しかし、ミアの言葉を聞かずに峻は作曲ルームから出てしまった。

 

 

 

愛「…な、何を話してたの?」

「…井戸端…バタバタ会議?」

果林「答えになってないわよ…」

「まぁまぁ、週末になれば分かるよ」

 

 

そう言って俺が部室に出ようとした時…ふと、足が止まった。

 

「ねぇ、2人とも?」

愛&果林「…?」

 

「部の練習やライブ…楽しい?」

愛「…えっ?」

果林「………っ!」

 

「楽しい?」

愛「…う、うん…」

果林「…………………………」

 

「自信があるから上からな質問するようで申し訳ないけど…俺や同好会がいる練習やライブ…よりも?」

愛「…そ、それは…」

果林「…………………………」

 

「あはは、意地悪な質問したね、こりゃまたそっちのリーダーに喧嘩売られちゃうよな」

そう言って笑いながら2人の頭を撫でて俺は今度こそ部室を後にした。

 

 

 

愛「…果林…」

果林「…………同じ言葉を…エマからも言われたわ」

愛「………………」

果林「……らしくないわね…」

愛「……果林…正直になったら?」

果林「…えっ?」

愛「知ってるよ、同好会の自分のライブ映像、見てるの」

果林「………………まだ…私の心の中で考えさせて」

愛「……分かった、2人だけの秘密にしておこう」




ちなみに峻くん幼少期エピソードは作者の小さい頃にやらかした実体験です(どこ需要?)

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