「んー?」
かのん「…なんで私は抱きしめられてるの?///」
「はぁ~…スバラシキダキゴゴチノヒト…」
かのん「…いや、あの…///」
可可「それは、可可のネタで~す!喰らえ~!」
「あっづいっ!!!!!!!」
千砂都「…た、たこ焼きを口にねじ込んだ…」
すみれ「私の出番はっ!!??」
恋「まだです、座ってなさい」
すみれ「えっ!!!???」
「ほら、まず言うことは」
ミア「…心配かけて、ごめんなさい…」
首根っこ捕まえて俺はミアを部室に戻した。
愛「こっちこそ、ミアの悩みに気づけなくてごめんっ!!
アタシたち、ミアに甘えてたホントのホントにごめんっ!!」
ミア「いや、歩み寄ろうとしてくれた方を…僕が突っぱねただけだから…」
果林「ミアがこうして戻ってきてくれただけでいいのよ…それに」
「?」
果林「…ありがとうね、峻」
栞子「そうですね、やっぱり峻さんは…頼りになります」
「…ったく、我ながら甘ちゃんだと思うぜ…やれやれ」
愛「………ごめんね、峻…同好会は関係ないのに…」
「貸しって事でいいよ…いつか必ず返してもらうからね…色々、と」
果林「…………………っ……………」
────────────────────────
【ファミレス】
「…って事があってな」
かすみ「先輩は甘々ですー!!!その甘々は、かすみんにだけしてればいいんです〜!!」
しずく「まぁまぁ、かすみさん、飲み物でも飲んで…」
かすみ「…もうっ!………………って、にっがーい!!!」
しずく「独り占めしようとした罰だよ♪」
かすみ「…お、おのれ…しず子ぉ~」
歩夢「ミアちゃん、無事で良かったね♪」
「…全く、家出ごっこなんかするなよ…って、14歳じゃそんなもんか」
歩夢「峻くんも昔やってたよね、家出ごっこ♪」
「…え?」
歩夢「あれ、覚えてない?幼稚園の頃、鍵を持って家を出たとか…
峻くんのお母さんが洗濯中にベランダの鍵を閉めたとか…」
「…あ、あぁ…っていうか…みんなの前でそんな話するな、恥ずかしいだろっ」
歩夢「ひゃんっ!!!///」
そう言って俺は突っついた、どことは言わんが。
「はいはい、次のライブについて考えるよ」
彼方「あ、なかったことにしようとしてる」
「…か、考える…ぞっ!」
璃奈「璃奈ちゃんボード''提案っ!''」
「お、なんかアイデアある?」
璃奈「オンラインライブとかどうかな?」
歩夢「オンライン…いいんじゃないかなっ!」
しずく「なるほど…そういう手もありますね…」
せつ菜「つまり、ハプニングも込みでって事ですね!!
配信切り忘れとか!!!」
「エマー、ちょっとせつ菜の口を塞いどいて」
エマ「はーい♪」
せつ菜「んぐぐーーーっ!!!」
彼方「オンラインライブってライブとは違った一体感があるよね~
終わったら彼方ちゃんのおやすみ配信にする~?」
かすみ「いや、どこに需要があるんですかっ!」
「…需要しかないと思うが…」
かすみ「えっ…じゃあ、かすみんもするぅ~っ!!!」
切り替え早いな、こいつ。
(…さてと、それならそこにむけて俺も色々作らないとな…
とはいえ…部では一悶着あるのかな…やれやれ)
────────────────────────
【部室】
ランジュ「ミア、やっと戻ってきたのね」
栞子「はい…声をかけないんですか?」
ランジュ「リフレッシュしたならそれでいいわ、新曲への活力になるんだし……ただ…」
栞子「……ただ…?」
ランジュ「………いえ、何でもないわ、ただの杞憂よ…ランジュらしくないわね」
栞子「…あの…ランジュ、ひとつ忠告しておきますが…」
ランジュ「なに?」
栞子「…今のままだと…後悔、しますよ」
ランジュ「愚考ね、そんなことありえないわ」
栞子「…………私は、言いましたからね…………」
ランジュ「何か言ったかしら?」
栞子「…いえ、何も」
────────────────────────
【そしてしばらくして…】
「…部にアイツが居ないタイミングを見計らって来るのも一苦労だな…
邪魔するぜー」
愛「あっ、峻!どうし────────
って、いきなり作曲ルーム行くの!?」
果林「今のミア、ちょっと気が立ってるわよ…っ!」
「Hey、中坊」
ヘッドホンをしてるミアの首をくすぐった。
ミア「わ、What's up?!//////」
「お、意外と弱い?」
様子を伺って笑っていたらミアが、ものっすごい怪訝そうな顔した。
ミア「…ハンバーガーの具材にされたい?」
「じゃあ、ピクルス抜きで…って違うわ、何怖い顔してるんだよ」
ミア「…今、息詰まってるだけ」
「…んー…ここのフレーズに詰め込みすぎな気がするけどな…こうして…っと」
ミア「あ、ちょっ…!!!」
「…こんなもんかな…あと、これ」
何枚か印刷した紙を作業スペースに置く。
ミア「…これは?」
「出来たぞ、お前の曲……後、振り付け
5日で物にできるか?」
ミア「僕を誰だと思ってるんだ…っ!!」
「おけおけ、愚問だったな…………あぁ、それと…」
ミア「今度はなに…」
「その曲、今度の同好会のオンラインライブで披露するから、じゃ」
ミア「はぁっ!?…ちょっと…Wait!!!」
しかし、ミアの言葉を聞かずに峻は作曲ルームから出てしまった。
愛「…な、何を話してたの?」
「…井戸端…バタバタ会議?」
果林「答えになってないわよ…」
「まぁまぁ、週末になれば分かるよ」
そう言って俺が部室に出ようとした時…ふと、足が止まった。
「ねぇ、2人とも?」
愛&果林「…?」
「部の練習やライブ…楽しい?」
愛「…えっ?」
果林「………っ!」
「楽しい?」
愛「…う、うん…」
果林「…………………………」
「自信があるから上からな質問するようで申し訳ないけど…俺や同好会がいる練習やライブ…よりも?」
愛「…そ、それは…」
果林「…………………………」
「あはは、意地悪な質問したね、こりゃまたそっちのリーダーに喧嘩売られちゃうよな」
そう言って笑いながら2人の頭を撫でて俺は今度こそ部室を後にした。
愛「…果林…」
果林「…………同じ言葉を…エマからも言われたわ」
愛「………………」
果林「……らしくないわね…」
愛「……果林…正直になったら?」
果林「…えっ?」
愛「知ってるよ、同好会の自分のライブ映像、見てるの」
果林「………………まだ…私の心の中で考えさせて」
愛「……分かった、2人だけの秘密にしておこう」
ちなみに峻くん幼少期エピソードは作者の小さい頃にやらかした実体験です(どこ需要?)
評価・感想・推薦・お気に入り登録・読了報告
よろしくお願いします。