NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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「俺のギャラクシーがっ!!!!!!」

恋「もしもし警察ですか?」
かのん「…あ、あはは…」


第177話

ランジュ「栞子、もう監視委員は解散させていいわよ」

「…えっ?」

 

ランジュ「解散、させていいわよ」

栞子「…わかりました、そう致します」

 

愛(なんか…最近のランジュ…おかしいよ)

果林(言ってはいけないわ、愛…もう少し…もう少しだけ見守ってあげましょう)

愛(…うん)

 

 

 

 

────────────────────────

 

【屋上】

 

「はい、とりあえず一旦休憩ね」

 

璃奈「…新しい…トレーニングメニュー…物凄く…ハード…

璃奈ちゃんボード…''へにゃり''」

ミア「…はぁ…はぁ…これ、僕に対する当てつけのような気がするんだけど…」

 

かすみ「…そ…そうですよっ!峻先輩の横暴です!

鬼!悪魔!ドS!俺様系!人でなし!ほうれん草!!」

「かすみ、あと5セットね」

かすみ「ひぃーーーっ!」

 

「…とはいえ、今の同好会のメンバーなら乗り越えられると思ってあえてハードにした

…案の定、みんなやり遂げてくれた…流石だね、みんな」

彼方「レベルアップした証拠だぜ~♪」

しずく「はいっ、格段に体が動くようになりました!」

 

エマ「大変だけど、自分が成長できると分かると頑張れるよね♪」

かすみ「…な、ならば…かすみんだって…

もっと成長して…ますます可愛いかすみんになりますよ~…っ!!」

せつ菜「全員で最高を目指しましょう!」

歩夢「わ、私も頑張ってついていかなきゃ…!」

 

栞子「…皆さん、今…よろしいでしょうか?」

かすみ「げっ、しお子!…それに、監視委員まで!

…ま、まさか、練習まで監視するとか言い出すんじゃ…!」

 

栞子「あぁ、いえ!違います!

今日は、皆さんにご報告がありまして…この度、監視委員を解散することになりました」

彼方「…これは思わぬ展開~…」

 

「…栞子、どうして急に?」

栞子「ランジュがもう監視委員が必要ないと…

なので、これからはどうぞご自由にライブを…」

かすみ「…つまり、かすみん達の…勝ち?」

 

栞子「…すいません、要件はそれだけです…では」

「…」

ミア「…Babyちゃん、どう思う?」

「Babyちゃんって俺の事かよ……まぁ、いいや

裏があるな…完全に…どうするつもりなんだろうな…相手方は」

 

栞子「…同好会のライブは…私も楽しみです…どうかこれからも…精力的にライブを行ってください」

右月「…あ、あのっ…!」

左月「今まで本当に…すいませんでした…!」

 

「……この口ぶりからすると…やりたくもないのにやらされてたって感じがするんだけど…」

右月「…あの、私達…本当に同好会のファンで…」

左月「でも…ランジュさんの任命で断れなくて…」

 

「…横暴だな、生徒会長でもないのに」

栞子「…すいません、私が止められなかったばっかりに…」

ミア「嫌気がさすのも無理は無いよ…ボクがそうだったからね」

 

栞子「…では、私たちはこれで…同好会の事、応援してますから」

歩夢「栞子ちゃん、同好会に戻ってくる気は…無いの?」

栞子「…すいません…」

歩夢「…そっか」

 

エマ「理由だけでも…聞いちゃダメかな?」

栞子「…ランジュとは古くからの付き合いですが…

ご覧の通り、かなりのわがままでやりたい放題する所があるので…

放っておけないんです…」

歩夢「…何となくわかるな…私」

 

彼方「見られてるぜ、Babyちゃん♪」

「お、俺かよっ?」

 

ミア「…峻…そういうとこだよ」

「……え、えぇっ……」

 

 

 

────────────────────────

 

 

愛「…ふぅ」

果林「お疲れ様、愛」

 

愛「あ、果林…うん、お疲れ様…」

果林「それにしても、ランジュはやっぱり凄いわね

自分の成長を感じれば感じるほど、ランジュの凄さが分かるわ」

 

愛「…でも…なんだろう…どこかで…せっつーを追いかけてるのと…似てる気がするんだよね」

果林「愛も?…私もなのよね…あの底知れない感じ…

自分も同じことしてるはずなのに…追いつけそうにない…

2人は似てるのかしらね?」

 

愛「ランジュは完璧なパフォーマンス…せっつーは…情熱溢れる野生的なスクールアイドル…正反対なのにね」

果林「そうね、せつ菜はスクールアイドルをやるとなると…自分がスクールアイドルそのものなんだって所があるから…わかる気がするわ」

 

ランジュ「あら、内緒話?」

愛「そそ、ランジュは凄いねって話!」

ランジュ「当然よ、なんならもっと質問に答えてあげてもいいわよ?」

果林「…質問?」

 

ランジュ「…なんかあるでしょー?」

愛「…うーん」

果林「……あると言えば…ある?」

 

ランジュ「ま、いいわ、決まったら聞いてちょうだい」

愛(なんで同好会を敵視するのとは…)

果林(さすがに聞けないわね…)

 

────────────────────────

 

 

 

愛「…………あっ」

「…どうした、身構えて?」

 

愛「…あー、いや…その…」

ばったり峻と出会った愛。

先日の美里との話が蘇る。

 

愛(…ダメダメ、変に意識しないで…)

愛「…同好会の調子は…どうかい?…なんつって」

「…それより、部の方は大丈夫なのか?

ミアが抜けて…監視委員も解散させて…いよいよ路頭に迷ってるようにしか見えなくなってきたが」

 

愛「…あはは……ちょっと…ね」

「…少し、話そうか?」

 

 

「…ほら、何飲む?」

愛「…あっ…えっと…じゃあ、これ…」

「ん、分かった」

 

 

愛「…あの、さ…」

「ん?」

愛「この前…峻から楽しいかって聞かれたじゃん?」

「あぁ、言ったな」

 

愛「…なんか…分からなくなっちゃってさ…」

「…分からなく?」

 

愛「他の部の助っ人とかさ…楽しくて…頼まれたら断れなくて…

でも…今の部はさ…何がしたいのかなって分からなくなっちゃって…」

「…愛…」

愛「こんな事言っちゃ…ホントはダメなの分かってるんだけど…」

「…ううん、言ってくれてありがとう」

愛「…それだけ、飲み物…ありがとうね!」

 

 

そう言うと、愛は飲み物を持ったまま…その場を去ってしまった。

「…何がしたいのか…分からない…か」

このままにしといておいて…いいはずが……無いよな。

「…………さて、どうするべきかな……」

 

 

 

────────────────────────

 

 

愛「…ただいまー…」

美里「あら、おかえりなさい」

 

愛「………………」

美里「愛ちゃん?」

 

愛「ね、お姉ちゃん…ちょっとダンス見てくれない?」

美里「え?」

愛「…イマイチ自分のダンスっていうのが分からなくってさ…

練習…見てもらっていいかな?」

美里「もちろんよ、元気に踊る愛ちゃんを見れるならお姉ちゃんも付き合うわよ♪」

 

愛「えっへへ、じゃあ何時間でも付き合ってもらっちゃおうかな~♪」

美里「愛ちゃん…本気でやってね?」

愛「…えっ?」

美里「…目、なんか迷ってるよ?」

愛「…そ、そんなこと…」

美里「…あるよね?」

 

愛「…ねぇ…お姉ちゃん…」

美里「ん?」

愛「愛さんが…同好会に戻りたい…かもって言ったら…どうする?」

美里「どうするもこうするも…答えは決まってるでしょ?」

愛「………」

美里「愛ちゃんの選んだ道なんだのも、私はその選択を応援するわ」

愛「…そっか…ありがと、お姉ちゃん!」




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