かのん「…お、落ち着いて…っ」
ね…年内には…投稿できるようにするから…。
可可「ホントーでーすかー?」
千砂都「…ま、まぁ…作者さんもこう言ってるんだし、ね?」
恋「…あのー…」
「…なした?」
恋「…いえっ」
恋「…あのーーーー…」
「…?」
恋「…いえっ」
千砂都(…恋ちゃん、あのやり取り癖になってない?)
果林「ねぇ、峻?ちょっといいかしら?」
「…果林?どうした?」
果林「ちょっと相談事があって…この後、いいかしら?」
「…いいけど…」
果林「…じゃあ、ちょっと場所変えない?…ここだと少し…ね?」
「…あぁ」
────────────────────────
【ファミレス】
「…んで、どうしたよ?」
果林「…その…同好会の事について…なんだけど…」
「嘘だね」
果林「…え?」
「…同好会も同好会だけど…エマのことだろ?」
果林「…っ」
「バレバレだよ、顔に書いてあるもん」
果林「…エマ…怒ってるかしら?」
「怒ってないとでも?」
果林「…そうよね…」
果林「…やっぱり…部に行ったことが…原因かしら…
私としては…どこに所属してても…前みたいに仲良くしたいのだけど…」
そう言ってクルクルとストローを回す果林。
「…エマがな」
果林「…えっ?」
「部に行った果林は同好会に居た頃の魅力を感じないって…俺に言ってきてさ」
果林「…エマが…?」
「あんなのは果林ちゃんのライブじゃないし、果林ちゃんらしくないって…口をこーんなにとんがらせて言ってたよ」
果林「……………………」
ショックの大きさからか…果林は言葉が出なかった。
果林「…自分では…上達してるつもり…だったのだけど…」
「…そりゃ、プロみたいな部に行ったからな…歌やダンスが上手くなるのは当然だろ?
…でも、エマが言いたい事は…そういうことじゃないんじゃないか?」
果林「…そういう事じゃない…か…
なんだかずーっと…勘違いしてる…気がするの」
「…なら、果林はさ…エマがすごいって言うようなパフォーマンスをすればいいんじゃないかな?
そうすれば…エマも部で果林がどんな事をしたのか…分かるんじゃないか?」
果林「…そうね、今度のライブで今の私を見せつけてエマを納得させるしか…ないわよね…」
「…それはいいけど、そうなったら…ちゃんと2人で話をするんだぞ?
…俺がエマに少し掛け合ってもいいが…」
果林「…いいわ、これは…私が解決しなきゃいけない問題だから…」
「…そうか、なら…俺ができることはこれくらいだな」
そう言って俺はテーブルに紙幣を置いてその場を後にしようとした。
果林「待って!」
「…まだ、何か?」
果林「…私…峻が信じてくれる気持ち…分かったわ
…私も…峻の事を…信じたいわ…今はそう思えてきて…」
「それ以上先は…ライブ終わりに、な?
…まぁ、俺は果林の味方さ…いつでも相談に乗るよ…あ、ランジュには内緒で、な?」
果林「……峻…」
────────────────────────
【スクールアイドル部 部室】
ランジュ「…やり直しよ!こんなんじゃ満足なライブに相応しくないわ!
前回のライブ演出を担当したチームから話を聞いて作り直してちょうだい
…あ、照明はいっそパリにいる知り合いにオンラインで聞くのもありよ」
栞子「それは舞台袖に設置しましょう
使用する回数を考えるとそこに置くのが一番効率的でしょう」
電話が鳴ると、栞子が直ぐに電話を取った。
栞子「スケジュールに遅延が…?
こことここを一緒に片付ければ問題ありませんから
焦らず、落ち着いていきましょう」
愛「うんうん、いい感じだねっ!♪」
せつ菜「…進んでるようですね…やはり、栞子さんがいると…こうも違うんですね…」
「指示する適性があるんだろうな…俺がやったら…あー、前みたいにピリピリするんだろうなぁ…」
せつ菜「大丈夫ですよ、もう峻さんが悩まないように私たちが手を貸しますから!」
「…あぁ、ありがとうな、せつ菜」
ランジュ「……………………っ」
栞子「…ランジュ」
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【次の日】
愛「ねね、果林っ♪」
果林「どうしたの、愛…3年生の教室まで来て…」
愛「今週末さ、空いてる?♪」
果林「…空いてるけど…」
愛「ならさ、一緒に合宿しない?二人で追い込みプチ合宿!」
果林「…愛ってば、ホントに急ね~…」
愛「だってだって、思いついたんだもーんっ♪
ねぇねぇ、やるよねっ???♪」
果林「はいはい、やらせていただきます」
愛「やったー!夜は語ろうぜ~っ♪」
果林「嫌よっ、そんな青春映画みたいなこと!
恥ずかしいじゃない!」
愛「…なんか恥ずかしい事を言うつもりだったの?」
果林「…そ、それは…///」
────────────────────────
【なんだかんだで週末の夜】
愛「…ぐぅ……すやぁ…♪」
果林「…愛?…あーいー!」
愛「…はっ…寝てたっ…?」
果林「…もう、これから峻の事について話そうとしてたのに…」
愛「えぇーっ!聞きたいよー!」
果林「だ、ダメよっ///
…ほ、ほら寝るなら布団に入ってちょうだい?
そんな所で寝たら…風邪を引くわよ?」
愛「…むう…まぁ、プチ合宿頑張っちゃったからなぁ
流石の愛さんも疲れちゃったよ~…」
果林「目一杯詰め込んだものね
早朝ランニングに…午前中は基礎トレーニング…午後は歌唱とダンス…夕飯の後には…エクササイズ…」
愛「充実したね~…」
果林「…寝る前に…どうして急に合宿したいって言い出したの?」
愛「…うーん…闘志を燃え立たせる為!」
果林「…闘志…ね…それは、前に話してた事に通ずるのかしら?」
愛「前?」
果林「野生のスクールアイドルの話」
愛「果林ってこういう時鋭いよね~…」
果林「分かるのよ、今なら私も…いつか追いついて…追い抜きたいって
せつ菜は私の理想だし…峻は私にとって恩返しとして参ったと言わせたい」
愛「…あれ、前はランジュみたいになりたいって言ったような…?」
果林「お手本はランジュ…ってところ…かしらね?」
愛「…そっか、でもお手本も大事だからね…愛さんも分かる気がするよ」
果林「そうね、ランジュには追いつけると思うの
そのくらいの自信は持っているわ」
愛「…果林…」
果林「でも…せつ菜は違うのよね…
なんて言うか…歌もダンスも客席の煽り方もせつ菜は飛び抜けてるのよね…」
愛「…うん、でも…本当にすごいのは…そこじゃない
言葉で表現出来ない…せっつーにしか作れない…世界がある…」
果林「峻が太鼓判押すのも分かるわね」
愛「ねね!峻にも電話して一緒に語るのに混ぜよーよ!♪」
果林「って、愛が起きてたらね?♪」
と、言ってテレビ電話をしたが…数十分後に峻が見たのは可愛く寝息を立ててた愛の姿だった。
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