出来心でせつ菜ちゃんとのイチャイチャ妄想を書き込んだ
ハッシュタグが界隈で浸透してどんどんやる人が増えちまった!
次回:語れ、推しを、心から…ッッッッッッツ!
ぜってぇ見てくれよなっ
「璃奈、そろそろ出番だ……が?」
控え室に入ると、璃奈が俺に背を向けていた。
「…どうした?…やっぱり、緊張してるのか?」
璃奈「ううん、そうじゃない」
振り向いた璃奈は…ボードをつけてなかった。
「あれ、ボードは?…あぁ、本番前につけるってこ────」
璃奈「…峻さん、預かってて」
そう言うと、璃奈はボードをコツンと俺の胸の辺りに当てた。
「…えっ?」
璃奈「…今日のライブバトルは…素顔で…私の今の力を全部ぶつけてる…だから…ボードには、頼らない」
「…璃奈」
璃奈「…ダメ、かな?」
「ううん、璃奈の気持ち…ちゃんと受け取ったよ」
璃奈「峻さん…ありがとう」
愛「あーあ…見せつけてくれるね…りなりー」
璃奈「愛さん…」
愛「調子はどう?りなりー」
璃奈「悪くない…愛さんは?」
愛「今までに無いくらい…絶好調かも♪」
そう言って愛はピースサインを浮かべた。
璃奈「でも、私も、負けない」
愛「目に闘志が宿ってるりなりーなんて初めて見るかも…そう来なくっちゃね!♪」
璃奈「今までのありがとうを込めて…愛さんに全力でぶつかる」
愛「…まっじかぁ~…愛さん、泣きそう…」
(…なんだかんだ言ってもこの2人はこうでなくちゃな)
そこに同好会と部の遺恨は無く、全力でぶつかり、ライブを楽しむ親友の姿があった。
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エマ「私たち、司会の方に行っちゃうけど…大丈夫?」
「あぁ、監視委員だった2人も手伝ってくれるし、バッチグーだ」
彼方「あの2人、働き者だよね~」
歩夢「うん、かなり助けられちゃってるね」
「と、言うことだ…すまないけど、司会の方よろしく頼むね」
彼方「はーいっ♪」
歩夢「任せてっ」
エマ「いってきまーす♪」
ミア「…しかし、Babyちゃんは人の扱い方が上手いというか…」
「褒めてるのか?」
ミア「…一応?」
「なんで疑問形なんだ…」
エマ「大変長らくお待たせしました!
ライブバトル1回戦 宮下愛ちゃんVS天王寺璃奈ちゃん!」
彼方「これから2人にはライブをしてもらって、いいなと思う方に投票してねー」
歩夢「まずは先攻!スクールアイドル部、宮下愛ちゃんのライブです!」
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【ライブ終了後 控え室】
璃奈「…悔しい」
「…僅差、だったな」
璃奈「でも…やっぱり愛さんはすごい
大好きな愛さんに全力で勝負を挑めて、私、嬉しい」
愛「…りなりー…」
璃奈「…愛さん」
愛「ううん、りなりーの方こそ…凄かったよ!
愛さん、めちゃくちゃ刺さったもん!
りなりーのいい所がすっごーく詰まった最高のライブだったよ!
素顔でライブできるまで成長して…愛さんホントに泣きそう…!」
璃奈「…愛さん…ありがとう」
愛「…それに…やっぱり同好会って……」
何かを言いかけて…愛がこちらを向いた。
愛「…峻、ライブバトルが終わったら…言いたいことがあるの」
「あぁ、分かった…しっかり愛の口から…聞かせてくれ?」
愛「…うんっ!」
璃奈の手を握ってしっかりと答えた愛。
何となく言いたいことは分かったが…俺は敢えて聞くのを辞めた。
今は2人の時間にさせてあげたかったから…。
俺は静かにその場を後にして…観客席に戻った。
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ミア「どうだった?」
「ん、問題なさそうだよ」
ミア「そっか、フィルダースチョイスにならなくて良かったね」
「なるわけないだろ?…あの二人だしさ」
ミア「それにしても…1ステージ目から凄かったね」
「ミアが心からそう言うなんて珍しいね」
ミア「僕だって思ったことくらいは口にするよ…それくらい凄かった」
「…あぁ、このまま行ってくれればいいんだけどな」
第1ステージ
【スクールアイドル部】宮下愛VS天王寺璃奈【スクールアイドル同好会】
勝者 宮下愛 準決勝進出
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