NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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優木せつ菜になる方法 フジテレビからの転落からの転生 【検索】


第193話

「ふぁ…………ぁ……」

 

朝の学校…まだ生徒の数も疎らな中…俺は登校していた。

(忘れてたわけじゃないけど…書類、進めなきゃなぁ…)

 

ライブバトルイベントで講堂を使った際の報告書と

後、何故か校内放送で俺の歌が流れてしまったことによる始末書…。

 

(いや、最後のは俺のせいじゃないだろ!?)

と、ツッコミを入れても仕方ない……やれやれと部室に向かうと…。

 

(……あれ、開いてる?)

ドアを開けると、机にはカバンが置かれていた。

 

(……せつ菜かな?…あ、果林が朝練してるって可能性もあるか?)

いずれにせよ練習場に行けば分かる事なので行くことにした。

 

 

 

────────────────────────

 

【練習場】

 

???「ハッ、フッ、ハッ────────」

「おはよう、朝から精が出─────」

 

???「ん???」

「……えっ……ランジュ!?」

 

ランジュ「あら、早上好(おはよう)、峻♪」

意外な人物が練習場には居た。

ランジュが汗を拭きながらこちらに近づいてきた。

 

「……お前、いつも朝練とかしてるのか?」

ランジュ「えぇ、スクールアイドル部の時も、いつもランジュが一番乗りだったわ」

「……何時からここにいたんだ?」

 

ランジュ「……7時、だったかしら?」

「7時……!?」

 

俺が来たのが7時半だから30分も朝練を……?

確かランジュもミアも寮だから来れないことはないけど……。

 

ランジュ「ジロジロ見て……どうしたの?」

「あ、いや……!……あ、そうだこれ……俺が飲もうとしたんだけど……いるか?」

まだ口の空いてない飲み物を渡す。

 

ランジュ「あら、気が利くのね♪

そういう所、ランジュは好きよ♪」

「はいはい……隣、いいか?」

 

練習場の壁にもたれかかったランジュの横に座る。

ランジュ「意外だった?」

「えっ?」

 

ランジュ「ランジュが練習してるの」

「……うん、まぁ」

 

ランジュ「今までは練習も少し……いや、それなりにやってれば大丈夫だと思ってた」

「……うん」

 

ランジュ「でも……もっと努力をしないと、いけないって気づいたの

天才や完璧なんかじゃない想いや熱意が篭ったライブをするためには……このままじゃいけないって」

「……ランジュ」

 

ランジュ「同好会を知れば知るほど……峻を知れば知るほど、自分が未熟だったと痛感してるわ」

「……いや、その発見がランジュにとっては大きな存在になるんじゃないかな?」

 

ランジュ「……えっ?」

「天才な人は確かにいる……が、努力しないで自分の才能だけ信じてやってる人の伸び代なんかたかが知れてる

それに比べて努力して叩き上げた人の伸び代は無限大だと俺は思っている

ランジュもその一歩を踏み出せたんじゃないかな?」

 

ランジュ「……へぇ、峻からそんな風に言ってもらえるなんてね」

「偉そうだった?」

ランジュ「いいえ、説得力の塊のようだったわ

ランジュも……高みを目指したい

そのためにしっかり練習を見なさいっ?♪」

 

ニコッと胸に手を当てて笑うランジュ……いや、そこまではいいんだけど……さ……。

(……よくよく見たらこいつ……練習着の格好……結構際どいような…)

 

スポーツブラのような……下着のようにも見えなくもない格好。

愛や果林も同じような格好をすることがあるが……それとは違った変な色気がある。

 

(……よくよく思えば、同い年にしては……大人っぽすぎるというか……)

すると、視線に気づいたのか……ランジュが笑った。

 

ランジュ「あら、ランジュの姿に見蕩れたのかしら?♪」

少し練習着をずらして舌を出すランジュ。

完全にからかわれてるのは分かっていたのだが、上手く言葉が出なかった。

 

「な、何言ってんだよ!そういうのいいから!!」

ランジュ「もっと見てもいいのよ?♪」

 

た、確かに見たくないと言えば嘘になるが……っ!

ってか、こいつ……下に何も……っ!!

 

「だ、ダメだって!」

距離を取ろうと手を伸ばすと……。

 

ランジュ「ひゃんっ!///」

「……あっ……!!」

 

ペットボトルが落ちる音ともに手に柔らかい感触がした。

思い切り掴んでいたのだ、ランジュ山を。

……何故か練習着の中から。

 

(!!!?!?!?!?!?!?!?!?!)

ATK25000くらいのダイレクトアタックをした俺が何故か思考回路が停止した。

そしてダイレクトアタックを受けたランジュも抵抗出来なかった。

 

ランジュ「……ちょっ、と……っ///」

「うわぁあぁあぁあああああ、すいません!!!!!!」

Bダッシュの如く、後退りをする俺。

ランジュは自分の体を抱きしめてこちらを見つめた。

 

ランジュ「……っ……峻のくせに…生意気だわ…///」

その表情は今まで見た事ないような顔を赤くした子供のようなランジュの顔だった。

 

ミア「………………なにやってんの」

「あ、ミ、ミア!」

 

ミア「飲んでるウィ〇ーインゼリー…プレーンなのに凄く甘く感じるんだけど……」

「……す、すいません」

 

ミア「ランジュも黙ってないで何か言ってよ」

ランジュ「………………〜〜//////」

ミア「……ダメだこりゃ」




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