LLL衣装が!!!!!!!!
イベ報酬ですわ!!!!パクパクですわ!!!!!!
ウッヒョオオオォオオオオイェエァアアアアァ!!!!!
「……うーん…」
歩夢「峻くん?唸りながらノート書いて……どうしたの?」
「……いや、なんかさ……胸騒ぎが朝からして……
嫌な予感がするんだよ……上手く言葉に出来なんだけどさ……」
…………ぴとっ。
歩夢「……うーん、心臓の音は普通だよ?」
「……歩夢ねぇ……」
まぁ、俺の杞憂なだけかもしれないしな……考えす──────
かすみ「大変、大変!大変です~~~!!!」
息を切らしながらかすみが部室のドアを開けた。
その様子を見た峻が勢いよく立ち上がった。
倒れた椅子には目もくれず……かすみの方を見ていた。
かすみ「か、彼方先輩が……彼方先輩が倒れて、保健室に……!」
(…………彼方……っ……!!)
震えた手はノートをくしゃくしゃにし、俺はかすみの横をものすごいスピードで走り過ぎた。
かすみ「────────えっ……」
そして、部室を出て2階から……飛んだ。
かすみ「ちょっ、ここ2階────────」
着地と同時に前転、そして人目をかき分けて走り去った。
かすみ「あ、ありえない……」
果林「人間じゃない事するわね……峻……」
歩夢「って、私たちも行こう!」
果林「いいえ、峻だけ行かせましょ……何か訳ありって感じみたいだし」
しずく「そのよう、ですね……」
くしゃくしゃになったノートには、時給の計算と彼方の名前が書いてあった……。
────────────────────────
【保健室前、廊下】
「……彼方っ……!!!」
栞子「あっ、峻さん…………しっ」
栞子が静かにと指でジェスチャーしてくれなかったら
多分、保健室ということを忘れて思い切りドアを開けて彼方の名前を呼んでいただろう……。
「……悪い、取り乱した」
栞子「それより……どうしたんですか、そんなボロボロな姿で……」
「……我先にって思ったら……こう、な
それより……彼方の様子は?」
栞子「まだ、分かりません……私も生徒会室に戻る時に
目の前に彼方さんが居て……いつもの眠そうな様子とは違い
顔色も悪く……フラフラしてるなと思った次の瞬間には……」
「……分かった、ありがとうな……栞子」
そう言って、ふぅ……と息を吐いてから俺は保健室に入った。
「……失礼、します……」
養護教諭「……あら、貴方は?」
「普通科2年の、宮之原 峻です……」
養護教諭「あぁ……貴方が……」
「……えっ?」
知り合い……か?と頭を悩ませたが、答えはすぐに出た。
養護教諭「さっき倒れて運ばれた子がね……峻くん、峻くんって……呟いてて……」
「……彼方……それで、彼方の様子は……っ!?」
養護教諭「ただの過労ね……目の下にクマはあるし……
顔色も相当悪いわね……一体、どんな激務をしてたのかしら?」
「……彼方……」
養護教諭「……ただ、貴方が来て、目が覚めたようね……」
「えっ?」
そう言った養護教諭はカーテンを開けた。
彼方「んぅ……峻……くん…?」
「か、彼方っ……!」
俺は彼方に近づき、抱きしめた。
彼方「わ、わわっ……峻くん……っ」
「ごめん、気づいてあげられなくて……お前の大変さ……分かってあげられなくて……」
彼方「……峻くん……泣いてるの……?」
「……泣いて、ないよ……」
彼方「……よしよし……」
彼方は泣いてる俺を優しく撫でてくれた。
彼方「……あはは、彼方ちゃんも……すこーし無理しちゃったよ~……♪」
「……彼方……」
力なく笑う彼方を見て……俺は改めて決意した。
「────────────────俺……」
────────────────────────
【数週間後】
(……はぁ、とは言ったものの……)
「……なんで、みんな見に来てるんだ」
歩夢「だ、だって心配だし!」
せつ菜「似合ってますよ、峻さん!」
しずく「これから毎日通いますね!」
「……ホストじゃないんだから……」
俺は、虹ヶ咲学園の隣の駅にある……アニメショップとアニメカフェの店員のバイトを始めた。
せつ菜は、前に来たことあるからか俺がバイトを始めると言ったら喜んでいた。
歩夢は心配していたが……俺の頼みを聞いてくれて納得してくれた。
彼方「……峻くん……」
ただ1人、納得してない人がいたが……。
【遡ること、保健室での会話】
「彼方、お前はバイトをするな」
彼方「……ごめんね、峻くんの頼みでも……それは受け入れられないよ」
「俺はもっと彼方に自由な時間があってもいいと思うんだ
遥ちゃんと過ごすのだって、勉強するのだって……それが俺の願いだし……幸せなんだ」
彼方「……できないよ」
「できる……その為に、俺にも協力させてくれ」
彼方「……協力?」
「あぁ…………俺、バイト始める!」
彼方「え、ええぇっ……っ?!」
「んで、バイト代を全部彼方にやる!」
彼方「だ、ダメだよ~!ほんとに、そういうのはダメだから~!」
「やらせてくれ、頼む!!」
彼方「……な、なんでそこまでしてくれるの……っ!」
「……なんでって………………」
────────────────────────
(……そういや、あの時に答えは出せなかったな……)
俺はカフェのテーブルに座る彼方の元に行き……。
彼方「……………………」
「彼方」
彼方「……ぁ……」
「彼方が言ってた……なんでそこまでするのって答え……分かったよ」
彼方「……えっ?」
「好きだ、彼方……俺はお前に尽くしたい」
彼方「………………えっ……///」
かすみ「~~~~~!//////」
しずく「ご、ごほんごほん……っ///」
「お前の幸せは……俺の幸せでもある
……けど、ちょっと彼方も抜けてるとこあるし、無茶しちゃうとこもあるから……これからは俺にもその大変な部分を負担させてくれ……ダメか?」
彼方「………………ぁ……///」
果林「彼方、峻が答え待ってるわよ?」
エマ「自分の気持ち、言ってあげよ?♪」
彼方「……か、彼方ちゃんも……そんな風に……気にかけてくれる……峻くんが…………その…………///」
せつ菜「……ごくり……っ///」
彼方「だ、大好き……だよっ……!///」
ギュッと袖を掴み、か細い声で想いを伝えた彼方。
その言葉を聞いて……俺も決意をした甲斐があると実感できた。
歩夢「……あの~…お取り込み中、ごめんね……?
峻くん、バイト中だよ~……?///」
「……あっ、い、いらっしゃいませ~!」
ランジュ「…………///」
バタンっ。
「ち、違うの、ランジュ~!」
ミア「何も違わないでしょ、Babyちゃん」
かすみ「って、あぁ~!かすみんのケーキ食べてる~!」
ミア「隙だらけだよ、かすみ」
しずく「ふふっ、一件落着のようですね」
せつ菜「はいっ、ほんわかしてしまいました!」
彼方「……その……ありがとう、峻くん……///」
賑やかな声の中……俺は彼方が言ってくれたお礼をしっかりと聞こえていた。
次回:その後というもの
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よろしくお願いしMargaret
かすみ「えっ」
「えっ」