分岐ルート 中須かすみ その1
※かすみ分岐ルートは、かすみ視点のみです。
その点をご了承の上、お読みください。
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峻先輩は──────
「先輩~、肩凝りました~」
峻「はいはい、マッサージね」
「あ、先輩!新作の飲み物出たんですよー!♪」
峻「はいはい、ご馳走してくれーだろ?」
────────優しすぎます。
(いつか、騙されそうです…)
わがままを言っても…困った顔しても、良いよと言ってくれる…、
何でそこまでしてくれるんだろうって思っても…未だに聞けずにいる…。
「はぁ……」
峻「でけぇ溜め息なんか似合わねぇぞ」
「せ、先輩っ!」
峻「なん、なんかあった?」
「…いえ、別に…」
峻「らしくねぇなぁ…」
そう言って峻先輩は皆さんのところに行ってしまいました…。
「はぁ…」
しずく「どうしたの、ずっとため息ばっかり…」
「あ、しず子……ねぇ、峻先輩ってさぁ…なんであんなに優しいんだろう」
しずく「…えっ、真剣な悩み…っ?」
「いや、かすみんだって真剣な悩みくらいするよぉ!」
しずく「うーん……でも、それが峻先輩の良いどころなんじゃないかな?」
「…か、なぁ…」
しずく「でも、なんで急にそんなことを?」
「いや、何か…かすみんがワガママ言っても…嫌な顔せずにOKしてくれるからさ…」
しずく「あはは、かすみさんのわがままはいつもの事だからね」
「むーっ、そんな事ないもん!」
峻(何話してんだ、あの2人…)
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【帰り道】
「んーーー、美味しいっ♪」
峻「そりゃ何よりで」
「もー、峻先輩ってば太っ腹ですねぇー♪」
峻「あんまりあれこれ頼むと後でお返し求めるかもよ」
「えっ、ええええっ!!?!?!?」
峻「冗談だよ」
「……………//////」
正直、峻先輩の冗談はどこからどこまでが本気なのか分かりません…。
でも、そう言われても…拒絶しないのは…何故なんでしょうか…。
「…あ、あのっ!!!」
峻「?」
「き、聞きたいことがっ!///」
峻「…聞いた事?何だ???」
「…あの、なんで…かすみんのワガママを聞いてくれるんですか?」
峻「何で?何でって………うーーーーん…何で、なぁ…」
腕組みをして考え込む峻先輩。
しかし、口から出た言葉は…。
峻「分からん」
「…あ、はい…何かそんなふうに言われる気がしてました…」
かすみんが聞きたいのは、そういう事じゃないんだけどなぁ…。
そう思いつつ、峻先輩の後を追いながら残り少ない飲み物をズルズルと吸い込んだ。
次回:徹底追求!
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