分岐ルート 宮下愛 その1
「愛のもんじゃが食いてぇ」
愛「…ほ?急にどうしたん?」
「いや、食いてぇなぁって」
愛「あはは、変なしゅんしゅんー♪
いいよいいよ、食べにおいでー♪」
こんなやり取りは、いつもと変わらないのだが…。
でも無性に愛がつくるもんじゃが食いたくなってしょうがなかった。
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【その日の夕方…】
「んまっ!!!」
愛「あはは、急いで食べないのー♪」
「これだよ、これ!」
愛「いやぁ、食べっぷりいいねぇ…愛さんも作ってて嬉しくなっちゃうよ~♪」
美里「あら、愛ちゃん?…それと、あなたは~…」
「あ、お邪魔してます」
愛「おねーちゃん!今帰り?」
美里「少し長引いちゃったけど今帰ってたところよ
…それより、お邪魔な雰囲気…だったかしら?」
愛「へっ!?///」
「あはは、普通にもんじゃを頂いてただけですよ」
美里「あら、そうなの?愛ちゃんがこの前あんな事を言ってたからてっきり────────」
愛「わー!わー!!!」
「…?愛、なんか言ってたのか?」
愛「い、言ってないから!おねーちゃん、ちょっとこっちに!///」
美里「あ~ら~♪」
愛に押されてクルクル回りながら厨房奥に入ってく美里さん。
「…え、えぇ~…?」
明らかに愛が焦っていたが…。
なにか聞かれたくないことなんてあっただろうか…?
愛(お、おねーちゃん!その話は本人の前ではやめてよぉ!///)
美里(あら、愛ちゃん…もう話してるのかと思ったわ?)
愛(そ、そんな簡単に言うわけないじゃん!///恥ずかしいし…///)
美里(初心ねぇ、愛ちゃん……じゃあ、私も手を貸そうかしら?)
愛(…えっ?///)
美里「ねぇ、峻くん?良かったら今日泊まっていかないかしら?」
「えっ…?俺は大丈夫ですけど…」
愛「ちょ、ちょっとおねーちゃん!///」
美里「ちょうど手伝って欲しいことあったのよね~♪
男手が必要だったのよ~」
「は、はぁ…俺は大丈夫っすけど…」
愛「……あう、あうぅ………///」
(愛、何があったんだろう…)
恥ずかしそうに俯いたままもんじゃを焼く愛と
その後ろで嬉しそうに手を合わせて微笑む美里さんだった。
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【その日の夜】
成り行きで愛の家に泊まることになったが…。
押し入れの整理などを手伝って…今は風呂上がり。
そして、そのまま愛に手を引かれて…部屋に連れてかれた。
「…あ、愛?」
愛「…今日、峻が寝るのは…ここ、だから///」
「…いや、ここって…愛の部屋じゃん」
愛「…///」
何故か?恥ずかしそうに頷く愛。
既に部屋着に着替えてたあたり…俺が来るのを待っていたのだろうか?
愛「…ね、寝てる時にこっち向くの、禁止だからっ!!///」
いつもとは様子が違い…若干ツンデレっぽく注意をして布団に入る愛だった。
(…へ、変な愛…)
特に気にかけることも無く…俺も一緒の布団に入り…背中合わせで眠りについた。
次回:愛、仕掛ける
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