【コンサートホール】
かすみ「おぉ~、大きいですねえ~!」
果林「こらこら、かすみちゃん大きな声を出さないの」
かすみ「でもでも、すごいじゃないですか~!
あーぁ、かすみん達もこんな所でライブしたいですーっ」
しずく「もう、ドームライブもしたでしょ?」
彼方「それに、コンサートホールでライブは私達らしくないよ~」
かすみ「そんなことないですよー!ね、歩夢先輩っ?」
歩夢「うーーん、私もそう思うな……だって…」
かすみ「……?」
歩夢「ここは、峻くんの晴れ舞台だし……峻くんの為のステージだから」
かすみ「……あぁ、な、なるほど…」
せつ菜「しかし、私達場違いじゃないですかね……?」
周りにはスーツ姿やドレス姿の観客だらけだった。
ランジュ「あら、そうかしら?」
エマ「ランジュちゃんは慣れてるからだよ~……」
愛「……なんか、愛さんまで緊張してきた~…!」
璃奈「本人たちは、もっと緊張してそう」
栞子「どうでしょうかね……?」
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【控え室】
ミア「驚いたね、スーツなんて持ってるなんて」
「まぁな……って、俺が短期留学でコンサートに出てたの知ってるだろ?」
ミア「その時から驚いてたよ、高価なスーツ持ってるなんて」
「……貰ったんだよ、あん時の音楽家の人に」
ミア「へぇ……Babyちゃんが遠くに行っちゃう日が来るのかもね」
「お前なぁ……」
ミア「冗談だよ……って、ちょっとこっちに来て」
俺の事を屈ませたミアは襟元に手を伸ばした。
ミア「……シャキッとしなよ、これからコンサートだよ」
「……なんかお母さんみたいだな」
ミア「……あのねぇ、僕はまだ14歳だよ?///」
ミアの父「I'm ready...oops, did I bother you?
(用意は出来……おっと、お邪魔だったかな?)」
ミア「パ、パパ……っ!///」
ミアの父「I invited a special guest today.
(今日は特別なゲストを招かせてもらったよ)」
そう言ってミアの父親は控え室にとある人物を招き入れた。
その人物は……。
「Oh, you are...!!(あ、あなたは……!)」
短期留学でコンサートに招待してくれた音楽家だった。
音楽家【I missed you again, young genius Japanese
(また会いたかったよ、若き天才の日本人)】
その言葉にミアがクスッと笑った。
ミア「……若き天才……か」
「ちゃ、茶化すなよ…」
音楽家【I'll watch today's concert from the special seat, I'm looking forward to it.
(今日のコンサートは特等席から見させてもらうよ、楽しみにしているよ)】
そう言うと、音楽家の人は控え室を後にした。
ミア「……さぁ、僕達も行こうか…楽しませるよ、見てるものを全て……僕たちの世界に誘うんだ」
「……あぁ、やってやろうぜ」
グータッチをして、俺とミアはステージへと向かった。
ミアの父(Mia... with such a happy face... I wonder if meeting him has changed my mind about music... I'm glad.
(ミア…あんなに楽しそうな顔をして…彼との出会いが音楽への考えが変わったのだろうか……喜ばしい事だ))
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【コンサート中】
ニジガクメンバーがピアノを弾く峻とステージの真ん中で歌うミアを見てひそひそ話をしていた。
歩夢(な、なんか……いつもの雰囲気とは違う音みたい)
せつ菜(えぇ、ミアさん……気持ちよさそうに歌ってます)
ランジュ(あの尖ってた頃のミアとは…大違いね……峻と出会ったから……かしらね)
ミア(……楽しい、歌うことが……こんなにも楽しいなんて……
もっと……早く峻と出会いたかった……そうすれば、あの時も……)
(昔の事は気にしなくていい…今から始まるんだよ、ミアの音楽への道が……)
万雷の拍手のもと……俺とミアによるコンサートは大成功を収めた。
その光景を見たミアの父親も…惜しみない拍手を送っていた。
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【コンサート後……】
控え室にミアの父親が来た。
ミアの父「It was a wonderful concert, I was impressed
(素晴らしいコンサートだった、感動したよ)」
がっちりと握手した後……ミアの父親は驚く提案をした。
ミアの父「It revived Mia's feelings for music... I don't know, can you take care of Mia?
(ミアの音楽に対する気持ちを蘇らしてくれた……どうだろう、ミアの事を貰ってくれないだろうか?)」
「……それって……」
ミア「……峻は嫌なのかい?///」
「そんなことない!」
ミア「でも、僕はまだ14歳だよ……?///」
「関係ないよ……俺はミアと共に歩みたい…音楽の道を…」
ミア「……うん///」
ミアの手を取り……笑った。
これからの未来…2人で紡ぐ音色を響かせながら。
次回:鐘嵐珠編
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