NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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せつ菜が出ない悲しみでせつ菜のわくわくアニマル衣装の胸元をびゃっと下げてやってぽろりさせたい(危険思考)


第25話

「おはよ、峻くん♪今日もいい天気だね♪」

「ああ、そうだな」

 

昨日の夜、俺は歩夢から''好き''と伝えられた。

…けど、特に答えも出せないままいつも通り歩夢と接している。

歩夢の方もいつもと変わらない感じだった。

 

(……好き、か)

よもや峻の姿でも異性から好意を寄せられるなんて…な。

…いや、考えるのはこれくらいにしておこう。

自意識過剰なのはよくないからな。

 

(…でも、歩夢の好きは…今の俺…なのか…それともずっとずっと前から…好き、なのか…)

聞きたいけど…聞けないのが本音だった。

傷つくのが怖いから…打ち明けるのが…怖いから。

 

 

 

─────────────────

 

 

 

【放課後】

授業中も変わった事はなく、そのまま放課後を迎えた。

部室に行くとすぐにかすみが反応した。

 

「あーーー!!!峻先輩心配したんですよ!!」

「ごめんごめん…その…なんだ…思い詰めててな」

 

「歩夢から沼津に行ってAqoursに会いに行ったって聞いた時は流石に言葉を失ったわ…」

「ごめんなさい、果林さん…」

 

「それで…なにか収穫は…?」

「うん、Aqoursの皆にも会えて話も聞けたし…今度虹ヶ咲学園にも来てってお誘いしておいたよ…みんなとも顔を合わして欲しいからね」

 

「えっ…!?Aqoursの皆さんがここに来るんですか…!?

なんという峻先輩の人脈…っ!!」

「まぁまぁー♪どちらかと言えば人脈って言うよりしゅんしゅんの人徳って感じだよね~♪」

 

「…ははっ…人徳…か」

 

 

 

 

──────────────────

 

 

【しずく 視点】

 

峻先輩…優しそうに笑ってるけど…何故か顔が曇ってる…。

 

「…何か…あったのかな…」

「?…しずくさん…どうしたんですか?」

 

「えっ!?…あっ、せ、せつ菜さん…大丈夫ですっ、なんでもありませんよっ♪」

「…そう、ですか?」

 

 

…後で…峻先輩に話を聞きに行こう…。

 

 

 

──────────────────

 

 

「峻さんっ!お約束…忘れてません…よね?」

練習の小休憩中…せつ菜がこちらに顔を覗かせる。

 

「あはは、デート…でしょ?」

「は、はいっ…!///

恥ずかしいし…皆さんには内緒で…峻さんを独り占めしたい、ので…内緒、でお願いしますね…♪」

 

「…っ…う、うんっ…!」

「行き先はもう決まってますのでっ♪」

「…せつ菜の事だから…なんとなく予測はつきそうだなぁ…」

「あっ、せ、詮索はダメですよっ…!」

 

「はいはい、当日のお楽しみにね?」

「はいっ♪」

 

 

 

「…………………むー…………」

「あれ…?かすみちゃん、どうしたの?」

「むっ、りな子…なんでもないっ

練習始めよーっと♪」

 

「…あっ……かすみ…ちゃん?」

(…どうして…峻先輩の事を…目で追っちゃうの…っ

どうして…こんなにも…心が苦しくなるの…)

 

 

 

 

─────────────────

 

 

部活終わり…俺はしずくにお茶に誘われた。

 

「珍しいね、しずくが帰りに寄り道しようって言うなんて」

「今日は両親の帰りが遅くなるので…家に帰った1人でも寂しいので」

「あはは、俺でよければ家帰ってからでも話し相手になるのに」

 

「だからこそ、峻先輩をこうしてお茶に誘ったんですよ♪」

「それはそれは大変光栄です」

「……さて…峻先輩…何か、ありましたか?」

 

「…突然だね、どうしてそう思ったの?」

「部室に入った時から…顔が曇りがち…でしたので」

 

「…しずくにはお見通しか…」

「私でよければ…話してください…っ!」

 

 

「………ああ、実はな…」

 

 

 

─────────────────

 

 

昨日の夜のことを打ち明けた。

歩夢から好きと言われた事。

そして、俺自身の気持ちについて。

 

「………………」

 

少し黙り込んで俯くしずく。

……初めてのキスをしたのはしずく…。

確かに聞いたらショックは大きいだろう。

…しかし。

 

 

「歩夢さんの気持ちは…私も、分かります」

「…それって…」

「私も…峻先輩の事が大好き…ですから…///」

「…しずく…」

 

「だからこそ、譲れない部分もありますし…

共感できるところも…沢山あります…っ」

 

「…そんなに好かれるような要素…俺にあるのかなぁ…」

「ふふっ、自分では分からないものですよ♪

例えば峻先輩の場合ですと…優しくて、かっこよくて…頼りになって…時にする真剣な眼差しがとても印象的で────」

 

「…ま、待った…流石に聞いてて恥ずかしい」

「ふふっ…そういう照れた顔も…魅力的ですよ♪

…だから…私も…峻先輩の色んな一面…これからもずっと…見て、いたいです…///」

 

「…しずく……」

「他の皆さんが聞いたら…嫉妬しちゃいますね…///」

「…2人だけの…秘密…だな」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうな、なんだか話したら気が楽になったよ」

「いえ、お役に立てて良かったです」

「しずくはやっぱり頼りになるな」

 

「…あ、頭ポンポンは…恥ずかしい…です…///」

「…ごっ…ごめん…」

 

 

「…あのっ…!///」

「…ん、どうした?」

 

「…最後に…キス…しても…良いですか?///」

「…こっちの方がよっぽど恥ずかしいのにな…」

「そ、それは言わないでくださ…っ!!///」

 

言い切る前にしずくの口を塞ぐ。

 

「…満足?」

「…き、気持ちがふわふわして…覚えてるセリフ…全部忘れちゃいそうです…///」

「あはは、それは困ったな」

 

 

 

 

 

と、2人で笑いあったが…やっぱり心細くなってもう一度キスをする俺としずくだった…。




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