NEXT Rainbow!!   作:A×K

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ニジガクを盛り上げるぞい!(R版も含めて!!←)

今回のガチャから水着の曜ちゃんやしずくちゃんが追加とりました。
双方から挟まれたいですね(危険思考)


第29話

【璃奈 視点】

 

「珍しいわね、璃奈がお昼一緒に食べよって言うなんて」

「それも部室で~…何かあったの~?」

 

「…その…教えて、欲しい…大人の…女性になるには…どうすればいいのかなって…」

 

「「…大人の女性?」」

「うん、2人とも…すごく大人っぽいから…何か秘訣があるのかなって…璃奈ちゃんボード…''じーっ''」

 

「秘訣…ねぇ…スタイル維持くらいしか思い浮かばないわ」

「彼方ちゃんも…沢山寝る事くらいしか思いつかないなぁ~…」

 

「しっかりとした食生活と睡眠が…この結果…なの?」

「ちょ、り、璃奈っ…どこ触って…!///」

「璃奈ちゃんがそんなに積極的になるなんて…珍しいね~♪」

 

「…やっぱり…峻さんも…胸が大きい人の方が…いいのかな…」

「…?…峻くん?」

 

「…な、なるほどね…///

璃奈が悩んでいるのは…峻絡みの事、ね…っ…///」

「…別、に…悩んでなんか…璃奈ちゃんボード…''むすー''」

 

「別に大丈夫よ…彼ならどんな見た目だろうが関係ないわ」

「彼方ちゃんもそう思うなぁ~♪

…それが峻くんのいい所でもあり…みんなが好きになる要素だと思うよ~♪」

 

「…そう、なのかな…?」

「璃奈は峻の事…好き?」

「…わかんない…けど……峻さんと居ると…心がポカポカする…///」

 

「それは好きってことなんだよ~♪」

「…好き……私は…峻さんの事が……///」

 

「あらあら、顔赤くしちゃって♪

…ゆっくりと話しながらお互いを知るのも大事よ?

急げば急ぐほど…周りが見えなくなるものよ?♪」

 

「…うん、分かった…」

「ふぁあ~…お昼ご飯食べたら眠くなっちゃったよ~♪」

「はいはい、起こしてあげるから少し寝てなさい?」

「ありがとう~♪」

 

 

「…さっ、璃奈は思ってることはなんでもぶつけなさい?」

「…うん、それでね…」

 

お昼休みが終わるまでの間…ずっと果林さんが話を聞いてくれた。

…ボード越しからでも…この体温…伝わる…のかな…?

 

 

 

 

─────────────────

 

 

「…さて、今日は練習は無しだ」

「ええええ~!?」

 

放課後、いつもの様に部室に集まった俺たちニジガクメンバー。

俺の発表にかすみが驚きの声を上げる。

 

…とは言え、事情を知ってる歩夢や愛は笑っているけど。

 

「ん、と言うのも…」

理由を話そうと思った時…部室のドアがノックされた。

 

「…あっ、はーい!」

1番近くにいたせつ菜がドアを開ける。

 

 

 

「──────なっ……!!!!」

その直後…フリーズ。

体も口も全く動かなかった。

それもそうだろう…ドアの先に居たのは…。

 

 

「はぁーい♪来ちゃったわ♪」

「おぉー!広いにゃー!♪」

 

「おっ、お邪魔します…っ!!!」

「いきなり連れてこられたと思ったら…ここはどこなの?意味わかんない…っ」

 

「わーい!歩夢ちゃんに峻くんー!」

「穂乃果っ…あまり大きな声を出すものでは…!」

 

「えりちが来てみたいっていう理由…何となくわかった気がする♪」

「とはいえ、ここは敵の陣地よ!気をつけなさい!」

 

「えへへっ、来ちゃった♪」

「まさか全メンバー来るとは…」

 

「な、ななな…っ…!!!」

「み、みゅ、みゅー…μ'sのみなさん…!?!?!?」

 

 

この後、かすみとせつ菜の見事なハモりの絶叫が部室内に響いた。

 

 

 

──────────────────

 

 

「…と、言うことで…視察も兼ねて、μ'sの皆さんが見学をしに来た。」

 

「そ、そんな経緯があったとは…」

「まさかトップスクールアイドルの人たちと顔を合わせるなんてね…驚いたわ…」

 

「あらっ、私達も貴方達のことはちゃんと知ってるわよ?

この間のライブの映像も見たし♪」

 

「ほ、ほんとですか!!??」

嬉しそうに食いつくかすみ。

それはまるで餌を貰う前の犬のようだった。

 

「(あ、あのっ!私中須かすみって言います!μ'sの皆さんに見てもらえてすっごく光栄です!!)ふっふっふ、このままμ'sの人達とお近付きになってスクールアイドルの秘伝を聞き出して…」

 

「おいおい、本音と心の言葉が逆になっとるよ」

「だーーめーーよ!!」

 

その言葉に食いかかってきたのが…にこさんだった。

 

「あなた達は一応敵!そんな簡単にスクールアイドルの極意なんか教えるわけないじゃない!」

「ええっ、なんでですかー!可愛い後輩スクールアイドルの為に一肌脱いでくれたっていいじゃないですかー!」

 

「可愛いのはにこにーよ!」

「かすみんですぅー!!」

 

「…なぁ、あの二人って似てると思わない?」

「あ、あはは…」

「はぁ…子供みたい…」

 

身長も…うん、慎ましさも瓜二つだな。

 

 

「「むっ!!!」」

…前言撤回。需要のある可愛らしい子達です。

 

「じゃあ、いいわ!こうなったらμ'sとニジガクで勝負よ!!」

 

「また、勝手なことを…」

「いいんやない?楽しそうやし♪」

 

「見届け人はアンタ!」

「…え、俺?」

 

「そうよ!そうすれば9人対9人になるから先に5回勝った方が勝利よ!」

「むむっ、燃えてきました…!!!やりましょう、峻先輩、みんな!!」

 

「…えっと…かすみがこう言ってるけど…みんなはどう?」

「いいんじゃないかしら?…見てるだけで得るものもありそうだし♪」

 

「わ、私も…っ…μ'sの皆さんと戦えるなんて…光栄です!絶唱しちゃいそうです!!」

 

「決まりね、じゃあ一回戦は今度の土曜日!

音ノ木坂学院で待ってるわ!」

 

「行っていいのか?」

「ええ、どの道虹ヶ咲学園の視察終わりにお誘いするつもりだったのよ♪…想定外は起きたけど…」

 

「まー、にこたちの全勝は目に見えてるけどね~♪」

「負けませんよ~!!」

 

「………………」

「……………あ、穂乃果…ちゃん?」

「うん、多分…同じ事…考えてると思うよ…ことりちゃん」

 

((μ'sに極意なんか…あったっけ?))




次回 μ's vs 虹ヶ咲!!!

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好きなキャラアンケート③

  • せつ菜
  • しずく
  • かすみ
  • 果林

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