NEXT Rainbow!!   作:A×K

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後半ガチャスタート!!

せつ菜の新衣装欲しいな…。
残る虹ヶ咲学園のURは…愛と彼方と璃奈の3人ですね!
UR確定チケット付きセットとかやっぱり出るのかなぁ…


第32話

「先輩!特訓しませんか!?」

 

「…うぇ?」

昼飯…学食に来てた俺と歩夢とかすみとしずく…。

そんな中、かすみがパンを食べながらグイグイ詰め寄ってきた。

 

 

「…特訓って…また急な…」

「かすみさん…どうしてまた…」

「このままじゃμ'sの皆さんに負ける気がしちゃうんです~!

今週末の3回戦以降もどうなるかわからないので…」

 

「うぅーん…確かに一理あるけど…」

確かに…今は一勝一敗だけど…たしかにスクールアイドルらしい対決なら…勝てる確率は高いわけではないからな…。

 

「…でも、どこで?…部室じゃ難しいよ?」

「確かに…生徒会長さんはそういうところ厳しいと思いますし…」

 

「(いや、菜々ならむしろ…''アニメの世界みたいですね!是非!!''って思いそうだけどな…)…果林さんやエマさんに頼んで寮に…と、言いたいが寮にもルールがあるしな…」

 

「ふっふっふ~…」

秘策があるのか…かすみがパンを食べる。

 

「な、なんか嫌な予感がするよ…峻くん…」

「(まさか俺に家とか言わないよな…)…かすみ?言ってみ?」

 

「しず子の家で特訓しよ!!」

「えっ、わ、私の家…でっ!?」

 

「おいおい…それはさすがにしずくに迷惑じゃないか?

…しかも一方的に決めて…」

「いえいえっ、これにはちゃんも理由があるんです!

しず子、さっき言ってたよね?両親が出張で家に居ないんだって」

 

「…い、言ってたけどぉ…」

チラチラとこちらを見るしずく。

…これは助けを求めてる、のか…?

 

「…まぁ、かすみの言うことは置いとい───」

「わ、分かりました!4人くらい大丈夫です!!」

 

「えっ…しずくちゃん…っ!?」

「…本気か?」

 

「えぇ、大丈夫です!任せてください!!」

…何故か変なスイッチが入ったしずく。

その目は炎が燃えてるようにも見えた。

 

(せ、せっかく峻先輩が泊まってくれるなんて…あぁ、どうしよう…パ、パジャマ…可愛いのにしようかな…っ?///)

 

「…おーい、しずく~?」

「あ、あはは…(峻くん…どんな服装が好きかなぁ~…?)」

「(ふっふっふ~…ひとつ屋根の下…何も起きないはずもありません…楽しみです…♪)では明日の放課後、しず子の家の前で集合ですよ~!♪」

 

(大丈夫かな…)

 

どこか不安を覚えながら泊まり特訓の話を聞き続けた俺だった。

 

 

 

──────────────

 

 

そして、金曜の放課後。

 

「……で、なんでせつ菜もいるんだ?」

「水臭いですよ~!特訓の為にお泊まりなんて素敵じゃないですか~!」

 

「…まぁ、せつ菜ならそう言うと思ってたよ…」

「それにしても…大きいね…しずくちゃんの家…」

「しず子の家はお金持ちですからね~…あ、当の本人は今準備してるみたいですよ~」

 

「…というか、俺一人男って…大丈夫なのか、君たちは…」

「何言ってるんですか!!」

「そうですよ!峻先輩がいないと、ですよ!!」

「しゅ、峻くんが居なきゃ…せっかくのパジャマが…っ!///」

 

「…え、えーっと…とりあえずOKってことなのね…?」

 

各々が照れて顔を赤くするが…俺にはその真意が分からなかったが…。

 

 

───────────────

 

 

「お待たせしました~♪」

「ホントに大人数で押しかけて大丈夫だったのか?」

 

「はいっ、それに賑やかな方が寂しくないので…っ」

「そっか、それで…この後どうしようか?」

 

「あ、私お夕飯の食材買ってきたから作るよ!♪」

「かすみんもお手伝いしま~す!♪」

「じゃあ、キッチンにご案内致しますね♪」

 

「わ、私も手伝いますよ!」

「…いや…せつ菜…やめておけ…」

「あ、あはは……お料理苦手なの…バレました?」

「何となく…俺の第六感がそう告げた…」

 

 

「あ、おふたりはお部屋にご案内致しますよ♪」

 

そう言うと、しずくを先頭に部屋に案内された。

…明らかに大きな部屋だった…多分これはみんなで泊まる部屋だろう…ホテルみたいだった。

 

 

─────────────

 

 

 

「ふぁあああああっ!!???」

 

部屋に着くなりせつ菜が悲鳴に近い声を上げた。

 

「な、なんだぁっ!?」

「あ、ご、ごめんなさい!!

前から欲しいキャラが復刻ガチャで登場したので…!」

 

「…あ、あぁ…なるほど…」

「くぅ…貯めておいた石を…使うわけには…っ…

ですが…このチャンスを逃すと次はいつかになるか…っ!」

 

「えいっ」

「あ、ああああああっ!!!峻さんっ…!?!?」

 

悩んでるせつ菜を後目に俺は1回ガチャのボタンを押した。

ダメでも1回くらいなら許されるやろ。

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴ………………パカーーーーン!!!

 

超激レア!! ★★★★★★★★

 

「き、きっ、来たあああぁー?!」

「おわっ、せ、せつ菜っ??」

 

嬉しさのあまり、せつ菜が飛びついてきた。

なんとかキャッチしたが、手が胸の辺りに触れてしまって。

 

 

「あっ……あり、がとうございます…っ///」

「…えっと、俺の方こそ…ありがとう…?」

 

「あ、あはは…すいません…我を忘れてしまって…///」

「…いや、まさか俺も出るとは思ってなかったけど…」

 

「…んっ…峻さん…///」

「…なぁ、せつ菜…そろそろさん付けなんかしなくても…」

 

「えっ…?…で、ですが…」

「…1回試しで言ってみ?」

 

「…うぅ…分かり、ました…///

………峻……///」

「…うっ……………」

 

「い、言わせたんですから…何か言ってくださいよ…っ///」

「…めちゃくちゃ可愛い」

「…うぅ………///」

 

 

「お待たせしました~!♪

ご飯できましたよ~………あれ?」

 

「「あっ………………」」

「───峻くん…?」

 

「そ、そのこれは…事故で…」

「あ~!ずるいです~!かすみんだって峻先輩ともっとそういうのしたいです~!」

「わ、私だって…もっとぎゅーってしたいもん…!///」

 

「ま、待て!落ち着け…な!?」

「皆さん、どうしたんですか?…あらら…」

 

しずくが様子を見に来たら…すでにもみくちゃにされてる俺が映った。

 

 

「あ、あはは…」

「ふふっ、皆さん峻先輩のこと大好きなんですね♪」

 

「「「はい!!(うん!!)」」」

「か、隠さないんだね…君たち…」

 

 

「私も大好きですけど♪」

「…むっ!」

「うぅー…!」

「ライバル…ですからね!」

 

 

「あ、あはは…………」

この後、夜はどうなることやら…




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  • エマ
  • 彼方
  • 璃奈

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