被告 作者 貴方はまたしても更新を滞らせてしまいましたね?」
【勤務先が人が居なくて…休日返上をば…】
「ですが…UMAのイベントは…やりこんでましたよね?」
【あ、それは…あの…】
「異議ありです!!作者もプライベートの時間が欲しいはずです!!」
【せつ菜ちゃん……!】
「…なるほど、情状酌量の余地もある、とのことですね
…では、判決………主文 死刑」
【なんでだよ!!】
こんな感じで始まります…。
5回戦の前…俺は絵里さんにお出かけに誘われた。
その道中。
(…これって、明らかに…デート…だよなぁ…?)
男と女が2人で出掛けるのをデートというのは俺の考えすぎだろうか?
…でも、誘ってきたのは…絵里さんの方だし…。
本人はそう思って……いやいや!考え過ぎだよな…。
「あっ、峻~こっちよ♪」
「お待たせしました、絵里……さ、ん…?」
────待ち人は…1人ではなかった。
「…あ、あの…何故希さんと…にこさんも?」
「お出かけの話をしたら2人も一緒に行きたいって…ダメかしら?」
「い、いえ!むしろ光栄です!」
「ふふっ、ウチも峻の事…知りたくって♪」
「…の、希さん…」
面と向かって言われると…さすがに照れる。
「μ'sのことを引き出すんじゃないかって…私は偵察に来たのよ!別に一緒に出掛けたい訳じゃないわ!」
「ふふっ、分かった分かった…さっ、行きましょ?♪」
ムキーーっと怒るにこさんを宥めつつ…絵里さんを先頭に東京の町を練り歩く事となった。
「…この後…5回戦ですよね、大丈夫なんですか?」
「…まぁ、むしろ本人は好都合って言ってたわ」
「好都合?」
「次の対決…スタミナ対決らしいんよ?」
「スタミナ…」
「μ'sからは凛が出るわ、勝負の前に少し体を動かしたいそうよ?♪」
…となると、虹ヶ咲からは…
残ってるのが…歩夢とせつ菜とかすみと璃奈と愛…。
無難に行けば…愛になるのかな。
「…ふふっ」
「…?…あっ、すいません…変な顔してましたか?」
「いいえ、そうじゃないわ♪
貴方…本当にスクールアイドルのことが好きなのね♪」
その言葉に俺は呆けてしまう。
言われてみれば…いや、言われてみると…確かに俺はスクールアイドル中心の生活を送ってるような気がする。
…それも、元はと言えば…Aqoursに携わることになったから、だよな。
「…ええ、そうかもしれませんね…ですが、俺にとっては充実してます」
「…ま、その言葉に嘘は無いみたいね」
「にこっちも、素直に認めてあげればいいのに♪」
「勝負が終わるまでは認めるわけにはいかないわ!」
「にこったら…でも、男の子の部長さんなんて斬新よね」
「あ、それウチも思った!♪」
「(Aqoursの時も居ましたけどね…)…ま、まぁ…確かに他には…なかな──────────」
このとき、俺は…3人にはぐれてしまってる事に気が付かないで…そのまま歩いていた。
その時。
ドンっと誰かに肩がぶつかった。
「きゃっ…!!」
「あっ、ご、ごめんなさ──────────」
顔を見ると………その人は…。
「…曜ちゃん!?」
「あっ…峻くん!!」
…曜と千歌と梨子…だった。
「すっごーーい!偶然だね!」
「び、びっくりした~…!」
「今日は、お買い物?」
「うん!他の3人と…あれ?!」
後ろを見ると、その3人が居ない。
「(…は、はぐれた…!?)…え、えっと…」
この歳になって迷子なんて笑えない(場所は知っているけど)
「…???」
「あ、あはは…はぐれたみたい…」
「ええっ…!?」
「連絡、してみたら?」
「…連絡先聞いておいてよかった~…」
電話をすると、すぐに繋がった。
【Aqoursの3人にばったり遭遇した?】
「うん、というか3人とはぐれた事に気が付かなくて…」
【私たち…もう学校に戻る途中なのだけど…】
「えっ!?俺置いてけぼり!?」
【ぬぅわぁにやってんのよー!…はぁ、こっちはスクールアイドル対決してるから…Aqoursの3人、エスコートしてあげなさい?】
【にこっち優し~♪】
【うっさい~!!!】
「…あ、あはは…」
静かに電話終了のボタンを押す。
「…俺もご一緒して…いいかな?」
「もちろんであります!」
「峻くんは何をしてる途中だったの?」
「…実は……」
─────────────────
「だったら、私たちも用事済んだし!」
「スクールアイドル対決見に行くであります!」
「…急に押しかけて迷惑じゃないかな?」
「ううん、むしろ虹ヶ咲学園メンバーも喜ぶと思うよ」
こうして俺と曜と千歌と梨子の3人は音ノ木坂学院に向かうこととなった。
そして、その時の会話が……。
「…そう言えば、梨子ちゃんって…元々音ノ木坂学院だったんだよね?」
「あれっ…私…話したっけ?」
「(あっ、いけね…)…絵里さんから聞いたんだよ~…」
「あ、そうなのね♪」
「…ねぇねぇ、峻くん…」
袖をくいくいと引っ張る千歌。
…やばい、可愛い…抱きしめたい…。
「…な、なにかな?」
「峻くんが…Aqoursの部長になったら…どうなるのかなぁ…って♪」
顔を赤くしながら…微笑んだ千歌。
「あっ、曜もそれは同感であります!♪」
(2人とも…)
「…じゃあ…いつか…いつかだよ?
Aqoursとμ'sと…虹ヶ咲学園…3グループが一緒にライブする時があったら…それに全力で協力したいな」
「ほんと!?約束だよ!」
笑顔で指切りげんまんをした俺と千歌だった。
─────────────────
音ノ木坂学院に着くと、既に凛ちゃんと愛が走っていた。
「おー、ここが音ノ木坂学院でありますね~!♪」
「μ'sの人達を見ても驚かないんだね」
「ほら、スクールアイドルフェスティバルで一緒だったからね~♪」
「ああ、それもそうか」
「あっ、峻くん!……って…えええっ!?」
「な、なんですか歩夢先輩…突然大声を……ってえええー!?!?」
「か、かすみさん…っ!μ'sさんの前でなんて大声を……あ、ああああ!!」
「3人とも、はしたないわよ………え、えええっ…???」
「峻…っ…さん…!??!」
各々が…困った顔をして…固まった。
「…固まったけど…どう思う?」
「いやぁ~…人気者は辛いですな~♪」
「千歌ちゃん…」
「ふふっ、相変わらずだね♪」
「な、なんで峻先輩がAqoursの方々と一緒なんですか!?」
「そ、そこまで人脈が…!?」
(いや、俺の記憶上は一緒に活動してたんだけどな)
「…実は……」
「待った!」
事情を説明しようとしたところ…にこさんに止められた。
「決着が…つくわ」
あ、忘れてた…愛と凛ちゃんが対決してるとこだった。
「……っ…はっ…!!」
ゴール寸前で凛ちゃんを交わした…愛。
「はぁ…はぁ…あー、危なかった…!!」
「負けたけど…楽しかったにゃ~♪」
「…おお…ガチだねぇ…」
「曜も参加したかったでありますっ」
「勝者…宮下愛!」
「やりぃー!♪…って、あれれ?…峻、この人達…だれ?」
「あ、説明まだだったね…実は」
───────────────
「へぇ~…すご~い!」
「あ、あああああ、あのっ!私千歌さんの大ファンなんです!!」
「せつ菜先輩…圧がすごい…」
「あ、あはは…」
手をぶんぶん振って握手をするせつ菜に思わず苦笑いする千歌。
「…む、むむ…」
「あら、にこ…なんか不服そうね?」
「絵里…あの男を中心に…仲良しこよしになってる気がしない?」
「…まぁ、確かに…言われてみれば」
「…どこかで面影が…ううーん、思い出せないわ…!!」
一人悶々と頭を抱えるにこを心配そうに見つめる絵里だった。
更新頑張らないと…頑張らないと…
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