閃いた!…このネタを温めておかないと…!
(あとはどんな物語か分かったら新作として投稿したいです…!)
※どっかのタイミングでアンケート取ります。
皆さんの参加、よろしくお願いします。
【夢の中】
「う、うぅん……ここは…」
ぼんやりとした白い世界に俺1人立っていた。
「よっ、目が覚めたか?…と言っても、夢の中だけどな」
「…えっ…?……あっ、ゆ、悠!!」
見間違えるわけが無い、俺自身が目の前に立っていた。
「悠って、お前も悠だろ…」
「お、俺は峻で…!…悠、か……」
「はは、自問自答してるし」
「な、なぁ!!俺は…どうなるんだ!?」
「んー、まだ答えられない、な」
「なっ………」
こ、答えられないって…どういう事だよ…っ!!
「ん、少し語弊があるな…答えられないんだよ
正直、俺も意識がない…あっちの世界ではな」
「……………………………」
「かと言って、峻…だっけ?
峻に頼んでも…そっちの世界には俺という存在はいないってことだろ?…答えられない理由はそういうことだ。」
「じゃ、じゃあ…俺は…」
「…ん、1つ言えることは…お前は姿が違えど俺だ
自分の思う通りにやってれば…それは間違いじゃないってことだよ」
「…説明になってないぞ」
「ははっ、かもな……ん、そろそろ…か」
チラッと上を見る悠。
その瞬間、白い世界がさらに光を増した。
「うっ…………………!!!」
「大丈夫だ、お前なら…な」
その言葉を最後に…俺は目が覚めた。
────────────────────
「…今の夢は…」
すごく現実的で思い出したくもない。
「…俺に出来ること…」
…虹ヶ咲学園のみんなと…1つの目標に向かって…。
「…Aqoursのみんなとも、か…」
途方もない目標に少し不安になった。
【自分の思う通りにやってれば、それは間違いじゃないってことだよ】
(…俺のするべき…こと…)
「…考えても仕方ない、か」
ベットから出る…ふと、目覚まし時計に目がいった。
「ん…9時…25分…?」
…えっと、しずくとの約束は…。
「…10…時…」
確か待ち合わせ場所まで電車で25分くらいかかるから…。
「………………………遅刻だあぁぁぁぁ!!!」
────────────────────
「もー、しず子~…峻先輩と出かけるならそう言ってくれればいいのに~」
「…あ、あはは…ホントにたまたまだったんだって…(はぁ…まさか、かすみさんからお出かけのお誘いを貰うなんて…断ることも出来なかったし…峻さんと出かけるってバレたら…うん、何となく予想できちゃうし…)」
「まぁ、大人数でお出かけした方が楽しいよ」
「あっ、りな子分かってる~♪」
「そ、そうだね~…(まぁ…今度…2人きりでお出かけできるようにお願いしよ…って、私なんで顔赤くなってるんだろ…っ!///)」
「それより、峻先輩遅いね?」
「もしかして…遅刻?…璃奈ちゃんボード…きょとん」
「確かに…もう15分過ぎてるね…?」
「かすみん、連絡入れてみますね~♪」
「あ、あれかな?」
「むーっ!かすみんが連絡するって言ってるのに~!」
「はぁ…はぁ…ごめん!!遅くなった…!!」
「やっと来た」
ぷくーっと頬を膨らまして拗ねるしずく。
…ってあれ?…しずくの喋り方…それにかすみと璃奈も居る?
「ご、ごめん…寝坊しちゃって…」
「正直者でよろしい」
「…あ、あはは…ごめん…それで…なんで2人も居るの?」
「しず子にお出かけしようって言ったんです~♪」
「大人数で出かけるの楽しいと思って」
「…………………ぷーーーいっ」
…あ、それでしずくは拗ねてるのか…可愛いやつだな。
「…しずく、今度は…2人きりで、な?」
そう耳元で呟くと顔を真っ赤にさせるしずく。
「へっ!?…あ、も、もちろんですっ!!
峻さんったら、そんなこと言われたくても……っ!!//////」
「それでどこ行こうか~」
「って、き、聞いてない…!!///」
「それが決めてないの」
「かすみんも無計画です~♪」
「…行き当たりばったりも悪くは無いか…じゃあ…水族館とかいいかな?」
「あ、賛成ですー!♪」
「しずくちゃんも、水族館でいい?」
「へっ!?…あ、う、うんっ!///」
「峻先輩~、遅刻した罰でパフェご馳走してくださいよ~♪」
「はいはい…」
こうして、4人で水族館に向かうことになった。
────────────────────
その道中だった。
「あれ、何かやってますね?」
「これは…ライブ?」
「スクールアイドルのライブやってるみたい」
「へぇ…実はμ'sのメンバーとか居たりして」
「まっさかぁ、峻先輩そんなことあるわけ……」
「へっくしゅ…っ!!!」
「「「「…………えっ?」」」」
「…あっ……ぬぅうぁんで、あんた達が…!!!」
「いや、俺たちは…」
「あっ、こ、こんにちは…!」
「虹ヶ咲学園のみんなだにゃー!♪」
ライブを見ていた、にこと花陽ちゃんと凛ちゃんが居た。
「…ふぅん、水族館にねぇ…」
ジロジロと俺を見るにこ。
「…ぬぅぁんで、あんたの周りには常に女の子がいるのかしら?」
「…あ、あはは…」
ごもっともです…。
「凛達はもう少しライブ見てるにゃー♪」
「じゃあ、私たちは水族館に行きましょうか」
「ちょっと待ったー!」
突然去り際にかすみが呼び止めた。
「…どうした、かすみ」
「…にこ先輩、勝負しましょうよ」
「…はぁ?あんた何言ってるのよ?」
「スクールアイドル9番勝負…まだ私たちの勝負はまだ残ってますよね?」
…あー、なんか…かすみに変なスイッチ入ったな…。
「ふっふっふ…いいわ、受けて立つわ!!
スクールアイドル9番勝負…場外編よ!!」
「…どうする、しずく?」
「…正直、この勝負を見逃して2人で水族館に行きたいのですが…」
「…しずく、本音が漏れてる」
「…あっ、ご、ごめんなさい…///」
「えっと…にこちゃん?
最後の対決って…アイドル力だよね?…どうやって勝敗をつけるの?」
「いい質問ね、花陽……それは…この後、そこで観客に向けてアピールするの!」
「はぁ!?…そこのって…別のスクールアイドルのライブを見ていた観客にか!?」
「ええ、変かしら?」
「……はぁ、俺にも手が負えない…」
「じゃあ、クレープ食べて待ってますか?♪」
「そうだな…あの二人はもう居ないし…」
にことかすみは既にステージに上がっていた。
俺としずくと璃奈と花陽ちゃんと凛ちゃんでクレープを頬張っていた。
【……10数分後】
「はぁはぁ…………」
「はぁ……はぁ……やる、わね…」
「に、にこ先輩の方こそ……!」
「終わったかー?」
「勝負なんかつかないわよ!」
「そうです!峻先輩が優劣つけて下さいよ!」
「…え………」
おいおい……見てないとか今更言えないぞ…。
「…えっと…2人とも違って2人とも良い…と、思うよ…
そもそも…優劣なんかつけるものじゃ…
ほら、μ'sにも虹ヶ咲スクールアイドルにもいい所はあるはずだよ」
「…………………そ、それは………」
「むぅ…………………」
「…それに、2人の対決が同点なら…丸く収まるじゃん?」
「……わ、分かったわよ…」
「峻先輩がそう言うなら…」
「ふふっ、峻さんの一声で事態が収まりましたね♪」
「ねぇ…しずくちゃん…水族館は?」
「…………………あっ」
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