NEXT Rainbow!!   作:A×K

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ハロー!!ラブライブ……( ✪ω✪ )ピコーン
閃いた!…このネタを温めておかないと…!
(あとはどんな物語か分かったら新作として投稿したいです…!)

※どっかのタイミングでアンケート取ります。
皆さんの参加、よろしくお願いします。


第46話

【夢の中】

 

「う、うぅん……ここは…」

ぼんやりとした白い世界に俺1人立っていた。

 

「よっ、目が覚めたか?…と言っても、夢の中だけどな」

「…えっ…?……あっ、ゆ、悠!!」

 

見間違えるわけが無い、俺自身が目の前に立っていた。

「悠って、お前も悠だろ…」

「お、俺は峻で…!…悠、か……」

「はは、自問自答してるし」

「な、なぁ!!俺は…どうなるんだ!?」

「んー、まだ答えられない、な」

「なっ………」

 

こ、答えられないって…どういう事だよ…っ!!

「ん、少し語弊があるな…答えられないんだよ

正直、俺も意識がない…あっちの世界ではな」

「……………………………」

 

「かと言って、峻…だっけ?

峻に頼んでも…そっちの世界には俺という存在はいないってことだろ?…答えられない理由はそういうことだ。」

「じゃ、じゃあ…俺は…」

「…ん、1つ言えることは…お前は姿が違えど俺だ

自分の思う通りにやってれば…それは間違いじゃないってことだよ」

「…説明になってないぞ」

「ははっ、かもな……ん、そろそろ…か」

 

チラッと上を見る悠。

その瞬間、白い世界がさらに光を増した。

 

「うっ…………………!!!」

「大丈夫だ、お前なら…な」

 

その言葉を最後に…俺は目が覚めた。

 

 

 

────────────────────

 

 

 

「…今の夢は…」

すごく現実的で思い出したくもない。

「…俺に出来ること…」

…虹ヶ咲学園のみんなと…1つの目標に向かって…。

 

「…Aqoursのみんなとも、か…」

途方もない目標に少し不安になった。

 

【自分の思う通りにやってれば、それは間違いじゃないってことだよ】

(…俺のするべき…こと…)

「…考えても仕方ない、か」

 

ベットから出る…ふと、目覚まし時計に目がいった。

「ん…9時…25分…?」

…えっと、しずくとの約束は…。

「…10…時…」

 

確か待ち合わせ場所まで電車で25分くらいかかるから…。

「………………………遅刻だあぁぁぁぁ!!!」

 

 

────────────────────

 

 

「もー、しず子~…峻先輩と出かけるならそう言ってくれればいいのに~」

「…あ、あはは…ホントにたまたまだったんだって…(はぁ…まさか、かすみさんからお出かけのお誘いを貰うなんて…断ることも出来なかったし…峻さんと出かけるってバレたら…うん、何となく予想できちゃうし…)」

 

「まぁ、大人数でお出かけした方が楽しいよ」

「あっ、りな子分かってる~♪」

「そ、そうだね~…(まぁ…今度…2人きりでお出かけできるようにお願いしよ…って、私なんで顔赤くなってるんだろ…っ!///)」

 

「それより、峻先輩遅いね?」

「もしかして…遅刻?…璃奈ちゃんボード…きょとん」

「確かに…もう15分過ぎてるね…?」

 

「かすみん、連絡入れてみますね~♪」

「あ、あれかな?」

「むーっ!かすみんが連絡するって言ってるのに~!」

 

「はぁ…はぁ…ごめん!!遅くなった…!!」

「やっと来た」

 

ぷくーっと頬を膨らまして拗ねるしずく。

…ってあれ?…しずくの喋り方…それにかすみと璃奈も居る?

 

「ご、ごめん…寝坊しちゃって…」

「正直者でよろしい」

「…あ、あはは…ごめん…それで…なんで2人も居るの?」

 

「しず子にお出かけしようって言ったんです~♪」

「大人数で出かけるの楽しいと思って」

 

「…………………ぷーーーいっ」

…あ、それでしずくは拗ねてるのか…可愛いやつだな。

「…しずく、今度は…2人きりで、な?」

そう耳元で呟くと顔を真っ赤にさせるしずく。

 

「へっ!?…あ、も、もちろんですっ!!

峻さんったら、そんなこと言われたくても……っ!!//////」

 

「それでどこ行こうか~」

「って、き、聞いてない…!!///」

 

「それが決めてないの」

「かすみんも無計画です~♪」

 

「…行き当たりばったりも悪くは無いか…じゃあ…水族館とかいいかな?」

「あ、賛成ですー!♪」

「しずくちゃんも、水族館でいい?」

「へっ!?…あ、う、うんっ!///」

 

「峻先輩~、遅刻した罰でパフェご馳走してくださいよ~♪」

「はいはい…」

 

こうして、4人で水族館に向かうことになった。

 

 

────────────────────

 

 

その道中だった。

 

「あれ、何かやってますね?」

「これは…ライブ?」

「スクールアイドルのライブやってるみたい」

 

「へぇ…実はμ'sのメンバーとか居たりして」

「まっさかぁ、峻先輩そんなことあるわけ……」

 

 

「へっくしゅ…っ!!!」

「「「「…………えっ?」」」」

 

「…あっ……ぬぅうぁんで、あんた達が…!!!」

「いや、俺たちは…」

 

「あっ、こ、こんにちは…!」

「虹ヶ咲学園のみんなだにゃー!♪」

 

ライブを見ていた、にこと花陽ちゃんと凛ちゃんが居た。

 

 

 

 

「…ふぅん、水族館にねぇ…」

ジロジロと俺を見るにこ。

 

 

「…ぬぅぁんで、あんたの周りには常に女の子がいるのかしら?」

「…あ、あはは…」

 

ごもっともです…。

 

 

「凛達はもう少しライブ見てるにゃー♪」

「じゃあ、私たちは水族館に行きましょうか」

 

「ちょっと待ったー!」

突然去り際にかすみが呼び止めた。

 

「…どうした、かすみ」

「…にこ先輩、勝負しましょうよ」

「…はぁ?あんた何言ってるのよ?」

「スクールアイドル9番勝負…まだ私たちの勝負はまだ残ってますよね?」

 

…あー、なんか…かすみに変なスイッチ入ったな…。

「ふっふっふ…いいわ、受けて立つわ!!

スクールアイドル9番勝負…場外編よ!!」

 

「…どうする、しずく?」

「…正直、この勝負を見逃して2人で水族館に行きたいのですが…」

「…しずく、本音が漏れてる」

「…あっ、ご、ごめんなさい…///」

 

「えっと…にこちゃん?

最後の対決って…アイドル力だよね?…どうやって勝敗をつけるの?」

「いい質問ね、花陽……それは…この後、そこで観客に向けてアピールするの!」

 

「はぁ!?…そこのって…別のスクールアイドルのライブを見ていた観客にか!?」

「ええ、変かしら?」

「……はぁ、俺にも手が負えない…」

「じゃあ、クレープ食べて待ってますか?♪」

「そうだな…あの二人はもう居ないし…」

 

にことかすみは既にステージに上がっていた。

俺としずくと璃奈と花陽ちゃんと凛ちゃんでクレープを頬張っていた。

 

 

 

 

 

 

【……10数分後】

 

「はぁはぁ…………」

「はぁ……はぁ……やる、わね…」

「に、にこ先輩の方こそ……!」

 

「終わったかー?」

「勝負なんかつかないわよ!」

「そうです!峻先輩が優劣つけて下さいよ!」

 

「…え………」

おいおい……見てないとか今更言えないぞ…。

 

「…えっと…2人とも違って2人とも良い…と、思うよ…

そもそも…優劣なんかつけるものじゃ…

ほら、μ'sにも虹ヶ咲スクールアイドルにもいい所はあるはずだよ」

 

「…………………そ、それは………」

「むぅ…………………」

 

「…それに、2人の対決が同点なら…丸く収まるじゃん?」

 

「……わ、分かったわよ…」

「峻先輩がそう言うなら…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふっ、峻さんの一声で事態が収まりましたね♪」

「ねぇ…しずくちゃん…水族館は?」

「…………………あっ」




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