秒でゲットしました。
2人とも可愛すぎて、仕事帰りの電車の中で変な声が出そうになりました、やばいですね!☆
投票がかなり接戦になってます…!
みなさん、ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします!
今回からカッコの前に名前を入れて分かりやすくします!
タグに台本形式とか入れた方がええでって方はコメントください!
「おーい、そこの男子!廊下は走るなー」
【あ、す、すいませんっ!】
「…ったく、注意してもキリがないな…」
菜々(せつ菜)「………………………」
俺と菜々は校内の見回りを行っていた。
…と言っても俺は菜々の付き添いでやってる、けど。
(…どうも、せつ菜がこんな姿のままじゃな…)
それは、遡ること…数日前。
────────────────
栞子「スクールアイドル同好会を…廃部します」
「「「ええぇ~ー!?!!?!」」」
「…待て、納得がいかねぇ」
栞子「そもそも、こんな同好会をやってるよりも、各々伸ばせる個性があると思います」
「……つまりは何だ?適性で全て物事を決めようって言うのか?」
栞子「それが皆さんのためです、合わない部活動をするよりもよっぽど良いかと…それに、宮之原 峻さん
あなたも、あんなに運動神経がいいのに…なぜ運動部に入らないのですか?」
「…はっ、愚問だな…聞いてて欠伸が出そうだ」
ズカズカと三船 栞子という1年生の女の子に近づく俺。
怯えた表情でしずくの影に自分の姿を潜めるかすみ。
「…俺がやりたいからやってるんだ、アンタにどれがいいこれがいいなんて言われる筋合いは…ない
…分かったなら部室から出ろ」
至近距離でそう言葉を吐くと、三船栞子はため息をついて部室を後にした。
栞子「いつか分かりますよ、生徒会長の再選挙を含めて…ね…」
【次の日】
愛「ねぇねぇ!生徒会長の再選挙の告示見た!?」
かすみ「かすみん達も今見てます~!」
果林「あの子…仕事相当早いわね…」
彼方「手加減なしって感じだね~…」
せつ菜「…すいません、皆さん…私の騒ぎに巻き込んでしまって…」
「…いや、せつ菜は悪くねぇよ…悪い、少し席を外す」
そう言うと、峻は部室を出てしまった。
しずく「…峻さん…怒ってましたね」
歩夢「あんな峻くん…初めて見た…」
エマ「あんなことがあったから、無理はないよね…」
璃奈「それも、ある……けど……」
歩夢「けど…?」
かすみ「聞くところによると、三船栞子の賛成派も結構いるみたいで…」
しずく「実際に、助言されて部活動を変えて頭角を表す生徒もいるみたいで…」
果林「…峻のことだから…焦ってなければいいのだけど…」
せつ菜「……………………」
愛「…あれっ?…せっつー?」
せつ菜「…あっ…ご、ごめんなさいっ!…とりあえず…生徒会の皆さんにも説明しに行かなきゃいけないので…」
そう言うとせつ菜も着替えを持って部室を後にした。
エマ「…大丈夫…かな…」
果林「見てるのも辛いけど…私たちにはどうしようも…」
しずく「…峻さん…せつ菜先輩…」
────────────────
【屋上】
【スクールアイドル同好会を廃部します】
「……くそっ!!!」
殴ったところで何も始まらないが、むしゃくしゃする気持ちを抑えられず、金網を殴る。
「……どうすりゃ、いいんだ…」
せつ菜「…峻さん…」
「せつ菜っ…!!」
せつ菜「…ごめんなさい、私のせいで…」
「…お前は…何も悪くない、大丈夫だ…俺が何とか…」
せつ菜を何も言わずに抱きしめる。
気がつくと利き手の甲からは血が流れていた。
せつ菜「…ありがとう、ございます…」
どうしたらいいのか分からないのはせつ菜も同じだ。
…せめて、こうやって励ましてあげるくらいしか、今は…。
せつ菜「…でも、ごめんなさい…もうダメかもしれません…」
「…どういう事だ?」
せつ菜「生徒会長の再選挙もそうですが……スクールアイドル活動をやってるのが……親にバレちゃいました…」
「……えっ…………………………」
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推薦も欲しい!!(ヨクバリス)
【次回予告!】
エマ「せつ菜ちゃんがスクールアイドル同好会と生徒会長をやめちゃう!?」
かすみ「そんな、悲しいですよ…せつ菜先輩!」
歩夢「峻くん、どうしたら……?!」
「…どうにかする、必ず…」
【次回 負のスパイラル】
好きなキャラアンケート⑥
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栞子
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月