機を伺うせつ菜ちゃん!最後方待機する彼方ちゃん!!
…って訳で投票お待ちしております。
璃奈「璃奈ちゃんボード…''コポコポ''」
「お疲れ様~って、璃奈ちゃん…それは…?」
璃奈「あっ、峻さん♪お疲れ様っ
これは璃奈ちゃん特製栄養ドリンク♪」
「…えっと…」
色合いからして紫色をしている…。
ところで、みんなドクターペッパーって飲める?
あれって試される清涼飲料水だよな、俺飲めないけど。
璃奈「峻さんの分もあるよ♪」
じゃーんと取り出す璃奈ちゃん。
…今度は…オレンジ色だった。
「…えっと…」
璃奈「峻さん、最近忙しそうだから、これ飲んだらすぐ元気になるよ♪」
「…あ、ありがとう」
ここまで言われたら飲まない訳にはいかない。
……と、決めたところまでは良かったけど…。
「…これ、何が入ってるの…」
璃奈「変なもの入れてないよ?全部自然の物、オールオーガニック♪」
「そ、そうなんだ…」
…凄く、匂いがキツいんだけど…。
「…ええい、ギュネイを呼べ!!」
璃奈「?」
その言葉の直後、一気に栄養ドリンクを飲み干す…が…。
「うっ……………」
強烈な味で目の前が真っ暗になった。
最後に聞こえたのは…。
璃奈「やっぱり、試作品じゃダメみたい…璃奈ちゃんボード…''よよよ…''」
なんて危険な子なんだ、璃奈ちゃんよ。
────────────────
彼方「お疲れ様~♪
今日の彼方ちゃん、おめめパッチリだよ~♪」
エマ「もう、彼方ちゃんっ
それはさっきまでぐっすり寝てたからでしょ~♪」
彼方「えへへ~、そうだった~♪…って、あれあれ~?
峻くん…寝てる~…?」
璃奈「あっ、彼方さんにエマさん…お疲れ様
…寝てる、というか…気を失ったというか…」
彼方「…んん~?…どういうこと~?」
エマ「ぐっすり寝てるような感じだけど…」
「……………………はっ………………!」
璃奈「あっ、起きた」
彼方「峻くん、おはよ~♪
二度寝するなら彼方ちゃんオススメのお昼寝スポット紹介するよ~♪」
エマ「に、二度寝はダメだよ~っ!…な、なにか飲む?」
「……………あん?」
彼方&エマ「……………えっ?」
璃奈「特製ドリンクの…副作用…璃奈ちゃんボード…''ふむふむ''」
彼方「栄養……」
エマ「ドリンク…???」
かすみ「お疲れ様でーすっ♪さぁさぁ、今日もかすみんの自分磨きが始まりますよ~!♪」
しずく「どうせ失敗するんだから…」
かすみ「あっ、なんか言った?!しず子ー!」
彼方「お、おたすけ~…………っ!///」
エマ「しゅ、峻くんっ…落ち着こ、ねっ!?///」
かすみとしずくが見た先は…2人を抱きしめてこれでもかと匂いを嗅いでる峻の姿だった。
しずく「…ぎ、ぎゃああああああ!峻先輩が遂にスケコマシに………っ!!!」
かすみ「えっ、ス、スケコマシ…っ???
というか、りな子!これどういう状況??!!」
璃奈「栄養ドリンクの、副作用
多分、しばらくすれば…元に戻ると思うけど…
今は眠ってた欲求が解放されてるような状態」
「2人の抱き心地…いいな」
エマ「く、くすぐったいよ~ぉ…///」
彼方「ちょっ、と…そこは触っちゃ…っ…///」
しずく「…って!これじゃただの色魔ですよ!?」
かすみ「…し、色魔……????」
果林「騒がしいわね~、一体なんの騒ぎ?」
愛「スクープの予感っ!」
果林&愛「……え、えええっ…?///」
今度は2人にキスをする光景が飛び込んできた。
彼方「ん、んんっ…!!??///」
エマ「峻くんっ…激しい、よ…っ…///」
「ごめん、キス魔だから」
そういえば、Aqoursのみんなと居た時からそんな風になっていたか、と分かるのは峻本人だけだった。
璃奈「峻さんは本能のままに動くと獣のようになる、と」
かすみ「なんで冷静にメモしてるの!!」
果林「こ、こらっ、峻…っ!離れなさ…いっ…!///」
「じゃあ、果林が相手してくれる?」
果林「そ、そういう事じゃ…っ…き、きゃっ…!!///」
抵抗虚しく、彼の体に収まる果林。
その代わりにエマと彼方が開放された。
彼方「た、助かった…///」
エマ「びっくりしちゃったよ~…///」
「んー…果林…また細くなった…」
果林「そ、そういうことは言わなくていいの!!///」
しずく「…り、璃奈さん…これは一体…」
璃奈「栄養ドリンクで元気にしてあげようと思ったんだけど…薬…じゃなかった、体に合わなくてご覧の通り…」
かすみ「あっ、かすみんも後で飲みたい!…って、そうじゃなくて…!」
果林「ちょ、ちょっと…!見てないで助けなさいよ…っ!///」
と、言うが解放されてもうこりごりといったような感じで捕まった果林を見るエマと彼方。
そして冷静にメモを取る璃奈。
恥ずかしそうに見て見ぬふりをするかすみとしずく。
…………………愛はと言うと…。
愛「あ、あーーー!今は見ない方がいいよー!!」
歩夢「愛ちゃん、どうしたの?…部室で何かあったの?」
せつ菜「なんだか、果林さんの声が聞こえますが…」
愛「…えーっと、あ、む、虫が入ってて!しゅんしゅんが今取ってるとこ!」
歩夢「そ、そう…なんだ…?」
せつ菜「では、峻さんのお手伝いをしましょう!」
愛「あっ、ちょっ、せっつー…!!!」
と、止めようとした時だった。
「……………………………」
歩夢「あれっ、峻くん…?」
せつ菜「どうしましたか?…侵入者Xは…」
「…………歩夢…」
歩夢「えっ、あ、は、はいっ…?//////」
その直後…歩夢をお姫様抱っこする峻。
歩夢「…え、ええええっ!!!???///」
「このまま…地平の果てまで2人で行くぞーーーー!!!」
歩夢「しゅ、峻くんっ!?…な、なにか様子が…っ!///」
「…あ、忘れてた」
そう言って唇を近づける峻。
突然の出来事に目を閉じる歩夢……だったが。
歩夢「……は……………恥ずかしいよー!!!!//////」
そのまま飛んできたのは右の拳だった。
「ふぐぅ…!!!!」
クリーンヒットしたまま、彼は倒れた。
そして、そのまま馬乗りになるように歩夢が跨っていた。
歩夢「そ、そういうのは…っ…2人きりの時に…っ!!///」
愛「あーーー……と、とりあえず…歩夢?…保健室連れていこ?」
歩夢「えっ、あ、う、うんっ!…そ、そうだねっ…!///」
、
この後目が覚めた彼は何も覚えてないと言うのであった。
…ただ、部室に戻ると……果林が。
果林「…………スケベ…///」
と言ったり、彼方やエマが目を合わせたりしない理由に頭を抱える峻だった。
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