NEXT Rainbow!!   作:A×K(アツシくん)

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物語は、またまた佳境に!
スクスタとは一味違った物語をどうぞ!


第61話

しずく「…いきなり、生徒会長になった途端…廃部宣告なんて…横暴がすぎます…!」

歩夢「私も…嫌…っ…同好会が…無くなるなんて…!」

 

かすみ「そうですよっ!…先輩と…私達が築き上げてきた同好会そんな簡単には…っ!!……って、あれ?…峻先輩は…?」

果林「そういえば…居ないわね…」

 

せつ菜「…あの…まさか、とは思うんですが…」

愛「…?」

かすみ「…あっ……そういえば…っ!!」

 

昔の出来事を思い出す。

彼が…迷いなく、生徒会室に…直談判をしに行った時の事を。

 

「「「…生徒会室!!」」」

 

 

 

 

 

────────────────

 

 

【生徒会室】

 

 

栞子「…ご要件は?」

「要件も何も…俺が言いたいことは一つだけだ

スクールアイドル同好会を…潰すな」

 

栞子「何度も言いますが、スクールアイドル同好会など需要も無ければ…将来に何に役立つと言うのですか?」

「…そうか、お前の言い分は、わかった…………が」

 

バンと机を叩き、顔を詰寄る。

顔色一つ変えずにじっとこちらを見る三船栞子。

 

「…あんたはそう言う…が…果たして本当にそうだろうか?」

栞子「…何が言いたいんですか?」

「じゃあ…言い方を変えよう…誰、が…スクールアイドル同好会が要らない…と、言った?」

栞子「…誰がなんと言おうと、私…三船栞子がそう断言したんです」

 

「…それは、何の説得力にも効果も無いと思うが?

それとも、生徒会長の権限で廃部にするのか?強制的に」

栞子「…………………………」

 

「…少なくとも、早計だと思うが」

栞子「…少し時間を下さい」

「…ふん」

 

所詮は成り上がりの生徒会長…と言ったところか。

完璧な人なんかいやしない。

…どこかに付け入る隙はあるはずだ。

 

「…最後に言っておく」

思い切り三船栞子を睨みつける。

 

「…お高くとまってるようだが…俺はアンタのやり方には真っ平反対だ」

栞子「……やはり、あなたは会長補佐としての素質があります」

「言っただろ、俺はアンタのやり方には反対だ

…それに、俺は…せつ菜…いや、中川会長の補佐だ」

 

そう言って俺は生徒会室を立ち去る。

 

 

 

 

 

 

 

栞子「…………やはり、あの人は…必要な人材…」

 

 

 

 

 

 

────────────────

 

 

 

【部室】

 

 

「お待たせ~」

かすみ「あー!先輩どこいってたんですか〜!探しに行こうと思ってたところですよー?!」

 

「…いやぁ、人生の道に迷ってさ~…」

せつ菜「あっ、分かります!イチャイチャコミックですね!」

 

果林「…えーーっと…せつ菜の言うことは分からないけど……生徒会室に行ってた、わね?」

「…さすが、みんなにはお見通しか……ん、まぁ少し…相手の牙城を攻め立ててきた、って所かな?」

 

「「「………………?」」」

「…まぁ、直に分かるさ」

かすみ「…先輩、やっぱり頼もしいですね…」

歩夢「うん…やっぱりスクールアイドル同好会に、峻くんは欠かせないね…」

しずく「……ですが、勝負となれば…別ですよ…っ!」

エマ「あ~、すっかり忘れてたね~」

 

 

 

 

「…………来たな」

せつ菜「…峻さんって、ニュータイプな所ありますよね…」

璃奈「そのうち、背中からファンネルとか出てきそう」

 

 

栞子「失礼します」

かすみ「み、三船栞子っ!」

 

栞子「廃部の件でお話があります」

果林「今すぐに、ということかしら?」

栞子「廃部は……見送りましょう」

 

 

「「「………えっ!?!?」」」

栞子「ですが、条件があります

学生の本分は…勉強である…そこは貴方達も異論は無いですね」

「ああ、勉強が疎かじゃ部活なんかしてられないからな」

栞子「………っ………」

 

悔しいのか少し俺を睨む三船栞子。

所詮は後輩、人生経験が違うんだよ…色々と。

 

栞子「話を戻しましょう…率直に申し上げて…中須さん、朝香さん…お2人は全ての教科で足りてません」

 

かすみ「うぐっ…!!」

果林「えっと………」

「お前ら………」

 

栞子「ヴェルデさん、天王寺さんは出来ない教科の点数が酷く、中川さんも同好会を始めてから大きく点数を下げています」

せつ菜「お恥ずかしい話ですが…その通りです」

 

栞子「……この中で…申し分無いのは、宮之原さんだけです」

かすみ「えっっっ…先輩…頭良かったんですか…っ!」

栞子「この前の学年テスト…2位でしたし」

かすみ「ええええ!?」

「順位なんかこだわってねぇよ(…と言っても2学年の勉強は復習してるだけ、だしな…)

…つまり、次のテストで…良い成績を取れば廃部を見送るって事だろ」

 

栞子「端的に言えばそうです

…次のテストで全員、全教科で60点以上取ってください

もし、1人でも…1教科でも取れてなかったら部活動は禁止、学業に専念してもらいます…良いですね?」

「言ったな?…約束だからな」

 

栞子「約束しましょう…では、失礼します」

 

 

そう言うと三船栞子は部室を後にした。

…すると、泣く様な素振りを見せるかすみ。

 

かすみ「無理無理無理かたつむり……全教科60点以上とか…一生分の学力使っても無理ですよ…うぇええん…」

「…一体どれだけ酷いんだ、かすみ…」

 

果林「…ねぇ…テストでいい点取るって…人生に必要なこと、かしら?」

「核心を突くな、核心を」

 

 

 

 

 

 

 

皆の顔色が明らかに曇ってる。

…ここは…あれ、だな…………………。

 




次回:助けて、μ's・Aqours!

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