スクスタとは一味違った物語をどうぞ!
しずく「…いきなり、生徒会長になった途端…廃部宣告なんて…横暴がすぎます…!」
歩夢「私も…嫌…っ…同好会が…無くなるなんて…!」
かすみ「そうですよっ!…先輩と…私達が築き上げてきた同好会そんな簡単には…っ!!……って、あれ?…峻先輩は…?」
果林「そういえば…居ないわね…」
せつ菜「…あの…まさか、とは思うんですが…」
愛「…?」
かすみ「…あっ……そういえば…っ!!」
昔の出来事を思い出す。
彼が…迷いなく、生徒会室に…直談判をしに行った時の事を。
「「「…生徒会室!!」」」
────────────────
【生徒会室】
栞子「…ご要件は?」
「要件も何も…俺が言いたいことは一つだけだ
スクールアイドル同好会を…潰すな」
栞子「何度も言いますが、スクールアイドル同好会など需要も無ければ…将来に何に役立つと言うのですか?」
「…そうか、お前の言い分は、わかった…………が」
バンと机を叩き、顔を詰寄る。
顔色一つ変えずにじっとこちらを見る三船栞子。
「…あんたはそう言う…が…果たして本当にそうだろうか?」
栞子「…何が言いたいんですか?」
「じゃあ…言い方を変えよう…誰、が…スクールアイドル同好会が要らない…と、言った?」
栞子「…誰がなんと言おうと、私…三船栞子がそう断言したんです」
「…それは、何の説得力にも効果も無いと思うが?
それとも、生徒会長の権限で廃部にするのか?強制的に」
栞子「…………………………」
「…少なくとも、早計だと思うが」
栞子「…少し時間を下さい」
「…ふん」
所詮は成り上がりの生徒会長…と言ったところか。
完璧な人なんかいやしない。
…どこかに付け入る隙はあるはずだ。
「…最後に言っておく」
思い切り三船栞子を睨みつける。
「…お高くとまってるようだが…俺はアンタのやり方には真っ平反対だ」
栞子「……やはり、あなたは会長補佐としての素質があります」
「言っただろ、俺はアンタのやり方には反対だ
…それに、俺は…せつ菜…いや、中川会長の補佐だ」
そう言って俺は生徒会室を立ち去る。
栞子「…………やはり、あの人は…必要な人材…」
────────────────
【部室】
「お待たせ~」
かすみ「あー!先輩どこいってたんですか〜!探しに行こうと思ってたところですよー?!」
「…いやぁ、人生の道に迷ってさ~…」
せつ菜「あっ、分かります!イチャイチャコミックですね!」
果林「…えーーっと…せつ菜の言うことは分からないけど……生徒会室に行ってた、わね?」
「…さすが、みんなにはお見通しか……ん、まぁ少し…相手の牙城を攻め立ててきた、って所かな?」
「「「………………?」」」
「…まぁ、直に分かるさ」
かすみ「…先輩、やっぱり頼もしいですね…」
歩夢「うん…やっぱりスクールアイドル同好会に、峻くんは欠かせないね…」
しずく「……ですが、勝負となれば…別ですよ…っ!」
エマ「あ~、すっかり忘れてたね~」
「…………来たな」
せつ菜「…峻さんって、ニュータイプな所ありますよね…」
璃奈「そのうち、背中からファンネルとか出てきそう」
栞子「失礼します」
かすみ「み、三船栞子っ!」
栞子「廃部の件でお話があります」
果林「今すぐに、ということかしら?」
栞子「廃部は……見送りましょう」
「「「………えっ!?!?」」」
栞子「ですが、条件があります
学生の本分は…勉強である…そこは貴方達も異論は無いですね」
「ああ、勉強が疎かじゃ部活なんかしてられないからな」
栞子「………っ………」
悔しいのか少し俺を睨む三船栞子。
所詮は後輩、人生経験が違うんだよ…色々と。
栞子「話を戻しましょう…率直に申し上げて…中須さん、朝香さん…お2人は全ての教科で足りてません」
かすみ「うぐっ…!!」
果林「えっと………」
「お前ら………」
栞子「ヴェルデさん、天王寺さんは出来ない教科の点数が酷く、中川さんも同好会を始めてから大きく点数を下げています」
せつ菜「お恥ずかしい話ですが…その通りです」
栞子「……この中で…申し分無いのは、宮之原さんだけです」
かすみ「えっっっ…先輩…頭良かったんですか…っ!」
栞子「この前の学年テスト…2位でしたし」
かすみ「ええええ!?」
「順位なんかこだわってねぇよ(…と言っても2学年の勉強は復習してるだけ、だしな…)
…つまり、次のテストで…良い成績を取れば廃部を見送るって事だろ」
栞子「端的に言えばそうです
…次のテストで全員、全教科で60点以上取ってください
もし、1人でも…1教科でも取れてなかったら部活動は禁止、学業に専念してもらいます…良いですね?」
「言ったな?…約束だからな」
栞子「約束しましょう…では、失礼します」
そう言うと三船栞子は部室を後にした。
…すると、泣く様な素振りを見せるかすみ。
かすみ「無理無理無理かたつむり……全教科60点以上とか…一生分の学力使っても無理ですよ…うぇええん…」
「…一体どれだけ酷いんだ、かすみ…」
果林「…ねぇ…テストでいい点取るって…人生に必要なこと、かしら?」
「核心を突くな、核心を」
皆の顔色が明らかに曇ってる。
…ここは…あれ、だな…………………。
次回:助けて、μ's・Aqours!
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