NEXT Rainbow!!   作:A×K

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…ここすきボタン?(困惑)
読者様、ぜひ使ってみてくださいね(どこ目線)
裏作についてて驚きましたw


かすみ「お待たせした件については何かないんですかー!!」
面目ねぇ…

スクスタストーリーより!分岐その1!


第64話

「さてさて、部室で勉強してるのは…っと」

 

愛「あれっ、しゅんしゅんどうしたの?」

しずく「もしかして…勉強を見に来てくれたんですか!?」

璃奈「だとしたら、嬉しい」

彼方「彼方ちゃん達、今理数系を勉強中だよ~」

 

「うん、見に来たというか…お手伝い?しに来たよ」

 

とは言え、教えられると言っても璃奈ちゃんやしずく、愛の分からない部分だけど…。

 

(今頃、俺が悠のままなら彼方がやってる部分を勉強してたのかなぁ…)

「…って、違う違う…」

彼方「理数系って眠くなるんだよね~…」

しずく「私も、理数系はどうしても…」

 

「まぁ、難しいよな…数字の勉強とはいえ…って、あれ?

ルビィちゃん達はビデオ通話で勉強会をするんじゃなかったっけ?」

愛「あー…それが、ね…」

 

ちらっと愛がスマホに目をやると…ビデオ通話の先でルビィは確かに勉強していた………が。

 

ルビィ「うぅ…後ろが気になって集中できない…」

千歌「怖い…ダイヤさん、今までで1番怖い…!」

果南「な、なんで私まで…」

 

ダイヤ「御三方~……?♪

手、を動かしましょうね?♪」

ニコリと笑い…座禅の時に叩く棒を手に三人を見るダイヤ。

 

「…なんであんなの持ってるんだ、ダイヤさん…」

花丸「まるのうちにあったから、持ってきたずら~」

 

勉強を見つつ花丸は、のっぽパンを食べていた。

「…とりあえず、そっちは…大丈夫そうだね」

ダイヤ「ええ、そちらも精進してくださいまし」

 

そういうと、ビデオ通話は切れた。

頑張れ…ルビィ、千歌、果南…。

 

 

「…さて、こちらの面々には…まぁ、俺からアドバイスってことで…とりあえず難しく考えすぎるのも良くないぜ?

パズルやゲームとかと思えば簡単だよ」

 

璃奈「んぅ…そうは言っても…」

しずく「要点が分からないと言いますか…」

 

「…じゃあ、1問…例題ね?」

そう言ってホワイトボードにペンを走らせる。

 

 

「例えば…この式を使ってこの問題の答えを導きたいってなったら…まず、どこを見る?」

彼方「え~~~~っと…問題文…?」

「ん、まぁそれも正解だけど……まぁ、公式が必ず載ってるからそれを問題文と、照らし合わせて紐解いていけば自ずと答えは出てくるよ…ほら、例えばしずく、ここはどうなると思う?」

 

しずく「は、はいっ!…えっと、この問題は…ここの公式を使って…それを…この分に当てはめれば…こ、答えはこれですかっ!?」

「そう!正解だよ。

難しく考えないで要点さえ分かれば案外数学とかもいい点取れるよ」

愛「さっすがしゅんしゅん!なんか家庭教師みたいだったね♪」

 

「セクシー家庭教師?」

璃奈「…セク、シー…?」

「…ん、ごめん忘れて…」

しずく「(……しゅ、峻先輩が…家庭、教師…っ…///

全問正解したら、いい子いい子してもらえるかも…っ!?///)…よ、よーし!やる気出てきました!」

彼方「しずくちゃん燃えてるね~♪

彼方ちゃんも張り切っちゃうぞ~♪」

 

璃奈「…多分、別のこと、考えてると思う…」

「…あはは…」

しずく「とりあえず、峻先輩!今日は付きっきりで見てくださいね!」

「いいよ、遠慮なく聞いてね」

 

 

愛「じゃあ、愛さんも聞いちゃおうかな~♪」

「上手く教えられるか分からないけど、いいよ!」

 

 

こうして、下校時間ギリギリまで勉強会を開く5人だった。

皆、最初は苦戦していたが…段々理解してきたようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【その日の夜】

 

「…ん、ビデオ通話?…しずくからだ」

しずく「あっ、先輩!夜分遅くにすいません!」

 

「大丈夫だよ、どうかしたの?」

しずく「実は…自宅でも勉強してるのですが…分からないところがありまして…」

「ん、感心感心…それで、どこが分からない?」

 

しずく「ここなんですけど…」

ビデオ通話で分からない問題文を映すしずく。

…しかし、それは数学ではなく…。

 

 

「…って!なんで保健体育なの!」

しずく「先輩、好きな人って…いるん、ですか…?///」

「…っ……!」

 

その質問に俺は言葉を飲んでしまった。

正直なことを言えば…分からない、からだ。

ただ、分からないなんて言えるだろうか?

…いや、無理だな…それに俺は…峻ではなくて…悠、だし…。

 

しずく「…すいませんっ、数学の勉強に戻りますね♪」

「……ごめんな、しずく」

しずく「いえっ、私の方こそすいませんでした!おやすみなさい、峻先輩♪」

 

そう言って、しずくからのビデオ通話は切れた。

 

 

 

「…好きな…人……」

………俺は、悠として戻れるのだろうか?

…それとも、このまま…峻として生き続けるのだろうか?

 

 

「…ドラえもんが居たら…解決するのにな」

なんて、自虐ネタを1人呟いて天井を見続けるしか無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しずく「……勉強も恋も…頑張らないと…っ」

私にとっての…初恋、なんだから…っ。

 

しずく「見ててくださいね…先輩

桜坂しずく…先輩に相応しい後輩になって見せますから!」

そう言って再び勉強に勤しむ私だった。




さて(さて?)プロ野球が開幕したと言うのでまたこれをやりたいと思います。

【デン!!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会で打線を組んでみた】分かる人にはわかるやつっ!!(大蛇丸風)


1番 (中)宮下愛
2番 (二)中須かすみ
3番 (三)朝香果林
4番 (投)優木せつ菜
5番 (一) エマ・ヴェルデ
6番 (捕)近江彼方
7番 (遊)上原歩夢
8番 (左)天王寺璃奈
9番 (右)桜坂しずく


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